『心に寄り添う台湾のことばと絶景100』
日々、ページをめくりたくなる
あたたかく、優しいことばを収めた書籍が誕生。

当サイトではアフィリエイトプログラムを利用しています。

地球の歩き方から11月初旬にリリースされた新刊『心に寄り添う台湾のことばと絶景100』は、グルメやショッピングだけではない、台湾の魅力を再確認させてくれる書籍です。どのページをめくっても会える美しい景観とことばから、おすすめをご紹介します。

あなたの心を癒やしてくれる
台湾の景色とあたたかいことば

台湾のことわざや著名人のことばを5つのパートで紹介

心に寄り添う台湾のことばと絶景100

本書は、台湾の暮らしや人々に根ざした多くのことばから、日々を前向きに生きるヒントになる100のことばを厳選、5つの章立てで紹介しています。
第1章は、「愛」にあふれた優しいことば、第2章は、前に進む「勇気」が出ることば、第3章は、人生に「エール」を送ることば、第4章は共感を呼ぶ「信頼」のことば、そして第5章は、幸せをつなぐ「感謝」のことばです。100のことばは、台湾の絶景とともに掲載しています。有名な九份をはじめとした観光スポットから、まだ日本人にはあまり知られていない大自然まで、台湾の多彩な魅力を楽しんでもらえるよう、ことばとのマッチングを考えながらセレクトしました。

心に寄り添う台湾のことばと絶景100
澎湖諸島の七美嶼にある「双心石干見」。2つのハートが連なるような形をしている

さりげなく、自然に周囲を気遣う台湾の人々

台湾を訪れたことがある人なら、電車やバスの車内で高齢者や幼い子供連れの人、妊婦らに声をかけ、席を譲る――そんな光景を目にしたことがあることでしょう。皆さん、さりげなく譲り、譲られた側もとても自然にその好意を受け取ります。
2011年の東日本大震災の際に多額の義援金を寄せてくれたことは、台湾の優しさを象徴する出来事として記憶している人が多いと思います。台湾には、「人から受けた親切や助けを思い出したらお返ししましょう」ということわざがあります。1999年に発生した台湾中部地震の際にいち早く救助に駆けつけた日本を今度は助ける番だという気持ちが多額の義援金につながったともいわれています。困っている人には手をさしのべるあたたかさが台湾社会には存在しているのです。

台湾らしい食べ物にまつわることば

グルメ旅が楽しめる台湾には、食べ物にちなんだことわざが多く存在します。「失恋はバナナの皮を食べるようなもの」、「白玉団子をすくうとき、多くすくえることもあれば少しだけすくえることもある」など、台湾の名産品やスイーツを取り入れたことわざは、ユーモアを感じさせてくれます。ちなみにバナナの皮の渋さは、失恋のほろ苦さにたとえられています。

台湾を率いるリーダーたちのことばも

台湾史上最年少の35歳で行政院に入閣し、デジタル担当大臣に登用されたオードリー・タンや蔡英文総統のことばも取り上げています。台湾を率いるリーダーたちのことばは、未来を生きる次世代へのメッセージでもあります。
また、台湾文化を牽引する誠品書店の創業者・呉清友のことばも収めています。「お金を稼ぐのではなく、価値あることをしたい」と書店を設立した呉清友のことばは、「生きること」について深く考えさせられます。

心に寄り添う台湾のことばと絶景100
台中近郊の高美湿地は台湾のウユニ塩湖とも称される景勝地

日本と共通する価値観

日台のことわざには、同じ価値観を共有するものも存在します。「年をとって名をなすには、若いときの勤勉である。」という台湾のことわざは、日本の「若いときの苦労は買ってでもせよ」と同様の意味合いです。今は大変であっても、将来、必ず苦労が報われるときがきますよ、という人生の先輩からのエールです。
また、農業が盛んな台湾には「ひと粒の米には、百粒の汗がある」ということわざがあり、ご飯はひと粒も残さず食べるように、と教えられています。お米を主食とする日本にも同様のことばがあり、親近感を感じることわざです。

心に寄り添う台湾のことばと絶景100
台湾各地で毎夜開かれるナイトマーケットは台湾旅行の大きな楽しみ

多民族国家・台湾
心打たれる先住民のことば

多民族国家である台湾。本書では、先住民のことばも掲載しています。たとえば、帯にも記載している「生きていてくれて、ありがとう!」は、出産が命がけだった時代、先住民のパイワン族が出産を終えた女性と生まれてきた子にかけたことばです。新しい家族が生まれたことへの祝福、そして出産という大事業を終えた女性へのねぎらい――愛があふれるすばらしいことばです。
また、アミ族の「地に足をしっかりつけて生きよ」という意味が込められたことばにも心打たれます。大自然とともに生き、たくましく命をつないできた先住民のことばは、私たちに生きるパワーを与えてくれます。

心に寄り添う台湾のことばと絶景100
アミ族が毎夏に行う豊年祭。アミ族は先住民の中で最も人口が多い

毎日を笑顔で過ごすヒントに

台湾を愛し、旅を重ねているリピーターはもちろん、台湾に行ったことはないという人もぜひ本書を手にとってみてください。沈んだ気持ちになったとき、偶然、開いたページのことばがそっと寄り添ってくれ、前向きになれるかもしれません。本書には、毎日を笑顔で過ごすヒントがたくさんあります。あなたの心に響くことばが見つかったら、お友達にも本書をプレゼントしてみませんか。

また、絶景写真に触発され、「ここを訪れてみよう」と旅心がむくむくと動き出すこともあるでしょう。10月半ばから観光目的の渡航が可能になった台湾。この時を待ち焦がれていた人がたくさんいることでしょう。旅をすることで、100のことばの意味がより鮮明になることと思います。

旅の途中で出会う、台湾の
人々の優しさ、あたたかさ

コロナ禍以前は一年に数回、旅行ガイドブックや書籍の取材で台湾各地を訪れていました。
道ばたで地図を広げていたら店の奥から女性が走り出て来て、日本語で「どこに行きたいの?」と声をかけてくれたこともありました。
なぜ、台湾の人はこのように優しく、あたたかいのだろう。それは、長年台湾に通い続けてきた私が抱いていた疑問でもありました。今回、『台湾のことばと絶景100』を編集・執筆したことで、台湾の人の優しさ、社会のあたたかさの根底にあるものを再認識することができました。
台湾のすてきなところ、それは「人」のすばらしさです。台湾未体験の方もぜひ本書で愛にあふれた麗しの島を感じてください。

心に寄り添う台湾のことばと絶景100
日本人に大人気の観光スポット・九份が表紙
『心に寄り添う台湾のことばと絶景100』
発行:地球の歩き方/判型:A5/216ページ/定価:1,650円

当サイトではアフィリエイトプログラムを利用しています。

富永 直美
EXSENSES公式ライター

『地球の歩き方 aruco台湾』、『aruco台北』の編集者&ライター。共著に『台湾旅行最強ナビ』など。旅先で猫を撮影するのが趣味。

このライターの記事をもっと見る