ワールドコンパス | SMI事業部 東南アジア便り【2024年8月号】

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旅行業界におけるB2Bのスペシャリスト・ワールドコンパスです。東南アジアを中心に地上手配を展開しているSMI事業部より、東南アジア各国の2024年8月の便りをお届けします。

マレーシア:教育旅行

マレーシアの首都クアラルンプールの街並み

ワールドコンパス・SMI事業部は東南アジア(マレーシア、シンガポール、ベトナム、カンボジア、インドネシア、タイ)の教育旅行に力を入れています。そのなかでも、ワールドコンパス・SMI事業部においてコロナ前から最も教育旅行の手配件数が多いのは、マレーシアのクアラルンプールです。

マレーシアの準公用語は、ご存じの通り、英語。アジアにおけるマレーシアの英語力はシンガポール、フィリピンに次いで3位です。マレーシアは「英語学習が出来る国」であり、修学旅行先 / 研修旅行先として人気の高いデスティネーションなんです。また、マレーシアが選ばれる理由としては、多民族国家ならではの多様性(ダイバーシティ)が体験できること、治安の良さ、豊富な学習素材もあげられます。

先日、高校生向けに、現地のカレッジを訪問する研修旅行を手配しました。
訪問したのは、マレーシア国内に6つのキャンパスをもつカレッジです。今回はクアラルンプール市内中心部からバスで約30〜40分の場所にあるキャンパスを訪れました。

マレーシア・クアラルンプールのカレッジでのセレモニー

オープニングセレモニーではカレッジ側から日本の生徒へマレーシアに関する3つ(首都、行政都市、キャンパス数)の質問が出題されました。正解者にプレゼントが渡されると、会場は大盛り上がり。そんな雰囲気の中、プレゼンがスタートします。カレッジの概要説明では様々な国の留学生が通っている話があり、多くの生徒が興味津々の様子で聞き入っていました。

マレーシア・クアラルンプールでの教育旅行
学科ごとの体験の様子

セレモニー終了後は各班に分かれて学科ごとの教室へ移動。6つの学科の中から事前に選んだひとつを体験受講するという研修プログラムです。

マレーシア・クアラルンプールの研修旅行プログラム
プログラム内容

終了後、「大学で実際にどのような勉強をしているか分かった」「現地の大学生とも話せて良かった」といった感想があり、好評の様子でした。

現地の大学を訪問すると、海外へ進学するイメージを持つきっかけになり、将来の選択肢を広げてくれます。また、普段勉強している英語を試す場にもなります。

大学訪問だけでなく、小学校〜大学生・専門学生向けのマレーシアの各種教育旅行も、ワールドコンパス・SMI事業部なら対応可能です。クアラルンプール、ペナン、コタキナバルに現地支店があり、各支店に日本人責任者が駐在しています。
現地の大学や高校などとの交流は、各学校によって要望が異なります。どのような目的で、どのような交流をしたいかをヒアリングし、より良い提案をいたします。

マレーシアでも為替や物価上昇の影響を受けてはいますが、シンガポールと比べると滞在費用、大学訪問などが安価です。フィリピンと比べると料金では敵いものの、語学研修ではなく、「英語での交流」「幅広い選択肢からの体験」を望む学校にはマレーシアをお勧めします。

タイ:査証なし滞在期間延長/大人気バター・ベア

査証なしでの滞在が最大60日に!

パスポートに押された出入国スタンプ
パスポートの上スタンプは2023年12月1日入国時、下スタンプは2024年7月24日入国時のもの

タイでは2024年7月15日以降、査証無しで滞在できる期間が最大30日から最大60日へと延長されました。日本を含む対象国の一般的なパスポート保持者であること、観光目的であることが条件に入ります。

実際にタイへ入国した方に確認したところ、
7月15日に入国した方の入国スタンプは30日以内の滞在許可、
7月27日に入国した方の入国スタンプは60日以内の滞在許可、
となっていました。

バンコクの8月は雨期ですが、毎日大雨で移動もままならない、というようなことはなく、日本の夏に比べればまだ涼しいと言えます。これを機にタイ長期滞在を検討してみるのはいかがでしょうか。

今大流行・踊るマスコット「バター・ベア」

タイの若者の間では勿論、中国へもベトナムへもその熱が広まっている「バター・ベア」をご存知でしょうか?タイ語で「ミー・ヌーイ」と言い「熊・バター」を意味します。とってもキュートなダンスが若者達だけではなく、上の世代のマダム達をも大いに魅了しています。先日は、パリオリンピックにてタイのバドミントンチームを応援している「ミー・ヌーイ」の姿をテレビで見かけたほどです。

BTSプロンポン駅直ぐのショッピングモール「エムスフィア」1階に入るお菓子屋「Butter Bear」。クッキーやドーナツを販売するこのお店のキャラクターが「ミー・ヌーイ」です。少し前までは、一緒に写真を撮るためにエムスフィア前に泊まり込み、徹夜で並ぶ人達が続出していたのですが、今は整理券をネットで予約しないと「ミー・ヌーイ」と写真撮影をする権利を得ることはできません。勿論整理券がなくても遠目に見ることはできます。凄まじい人込みのため見れるかは運次第です。今後タイのマスコットキャラとしての地位を確立できるか楽しみですね!

マレーシア:ペットボトル廃止の動き/ガイド紹介

ホテルでの無料飲料水(ペットボトル)廃止の動き

環境保護の観点から、各国ではペットボトルの廃止が進み、ガラスボトルや浄水器、共有スペースにあるウォーターサーバーを利用するなどの取り組みが広がっています。今後ペットボトル廃止の動きはますます大きくなっていくと思われますが、ワールドコンパス・SMI事業部では視察・観光時の水はペットボトルで用意します。安心してご依頼ください。

マレーシアガイド紹介

現地で頼りになる存在といえば、ガイド。マレーシアの日本語ガイドを紹介しています。ぜひご覧ください。今後も徐々にアップしていく予定です。

シンガポール:マリーナベイ・サンズの最新情報

シンガポールの中心部、マリーナベイ地区に佇む高級リゾート、マリーナベイ・サンズの最新情報をご案内します。

マーライオンとマリーナベイサンズ

改装情報

マリーナベイ・サンズのタワー3のリノベーションは年内には終了する予定です。(2024年8月現在情報。予告なく変更となる場合があります。)リノベーションされた客室は別カテゴリーに変わり、「デラックス」は無くなります。
公式ホームページでは客室カテゴリー毎に360度ビューが確認できるので、ぜひご覧ください。

マリーナベイ・サンズでは、客室にある冷蔵庫内のドリンクを動かすと自動的にチャージされる仕組みなのですが、この点は現在のところ変わりありません。
その他、全てのリノベーションが終わった後に、部屋へのアクセス運用をはじめとした変更点が出てくることが予想されます。

車両停車位置

MRTの駅からホテルへ向かう途中にあったコーチベイは無くなりました。また、大型バスの停車場所に関する新たな計画も現時点では無いそうです。現状、車両毎の乗降場所は下記となります。

  • ワゴン車/マイクロバス : 車寄せでの乗降車が可能
  • 大型バス : コンベンションセンターの車寄せに停車し、その後荷物を持って移動

荷物を持たない状態で、タワー1のレセプションまで歩いて5分程度を要します。乗車人数の多い大型バスの場合は、少なくとも10分程度の移動時間は見ておくのがよいでしょう。

ベトナム:新契約レストラン/ホテル改装情報

ホーチミン フレンチレストラン「COCOTTE SILA」

ホーチミンのフレンチレストラン「COCOTTE SILA」

ホーチミン3区の中心部に位置し、ホーチミン市内に3店舗を展開するフレンチレストラン「COCOTTE SILA」。個人旅行にはもちろん、団体旅行でも使い勝手の良いレストランです。統一会堂や戦争博物館、ベンタン市場から約10分という立地のため、観光中のランチや、早めの昼食、夕食でも対応が可能です。また、110名の学生ツアーの受け入れ実績もあり、ホーチミンのフレンチレストランの中では大型団体や学生ツアーに組み込みやすいレストランです。

アパートメントビルの1階プールサイドにあり、明るく清潔感に溢れた、お洒落なカフェのような雰囲気です。入口付近のアウトサイド部分は2024年8月現在工事中で、バーができる予定です。

<キャパシティ>

  • 1階:約70名(FIT)
  • 1階テラス:約20名
  • 2階:約50名(GIT:25名迄なら1階リクエストも可能)


個室はありませんが、2階は15‐50名で貸切にできます。※ミニマム条件あり
飲み放題も手配可能です。

リノベーション情報「NORTHEN SAIGONホテル」

ホーチミンのNORTHEN SAIGONホテルが、2024年7月25日からリノベーション工事のためクローズとなっています。工事終了予定は未定です。

インドネシア:バリ島のDFSが8月末で閉店

バリ島の免税店「Tギャラリア バリ by DFS」が2024年8月31日を以って閉店することになりました。
「Tギャラリア バリ by DFS」の営業は終了しますが、バリ島のングラライ国際空港とロンボク島のロンボク国際空港のDFS店舗は、今後もサービスを提供するということです。

最終日のディナーで利用されることの多い、DFS併設のレストラン「EMA Restaurant」は引き続き営業します。

カンボジア:ホテル情報 タラアンコールホテル

カンボジアのホテル「タラアンコールホテル」

シェムリアップで日本人がよく利用するホテルのひとつにタラアンコールホテルがあります。世界遺産であるアンコールワットからも近く、観光の拠点として最適です。

客室は、206室のうち175室が30平方メートルからなるスーペリアルームで、ツイン / トリプルベッドもあります。
150人が入る朝食会場は、ランチ、ディナーのイベントに利用することも可能。
ホテル内にはミーティングルームが備っていて、会議目的のツアーに使うこともできます。もちろん学生旅行や家族旅行にもおすすめです。あらゆるツアーで使い勝手のよいホテルと言えます。

リリーラウンジでのバータイムやプールのリラックス空間で贅沢な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

スタッフのつぶやき:ロイクラトン祭り【タイ・バンコク】

サワディーカー!今日はタイのロイクラトン祭りをご紹介したいと思います。
「ロイクラトン」とは、灯籠(クラトン)を川に流す(ロイ)という意味で、河川の水位がもっとも高く、陰暦12月(現在の10月または11月)の満月の夜に開催されます。今年は11月15日がロイクラトンです。人々に恩恵を与えてくれる水の女神へクラトンを流すことで感謝の気持ちを捧げ、罪や汚れを水に流し自らを浄めます。昔はバナナの幹や葉などで作ったクラトンにロウソクと線香を立てて川に流していましたが、近年では様々な素材で作られたクラトンが売られています。環境に配慮してパンや麩で作られたクラトンも多く、流した後は魚のえさになるように工夫されたものもあります。そのロイクラトン、どこでどのように楽しめるのか少しだけ紹介します。

バンコクではチャオプラヤー川や池のある公園で催され、クラトンを売る屋台やお祭りを楽しむ人たちの活気があふれます。チャオプラヤー周辺のホテルやショッピングモールでは独自のイベントを開催するところもあり、川沿いはロイクラトンに参加する人で賑わいます。

一方、北部チェンマイではロイクラトン祭りは「イーペン」と呼ばれ、街中は華やかなランタンで彩られます。山車(フロート)のパレードもあり、チェンマイ市街が絢爛な雰囲気に包まれます。合わせて熱気球(コムローイ)を空に放つイベントも開催され、その幻想的な風景は世界でも有名です。

そして、ロイクラトンの発祥の地スコータイ。遺跡が保存されている歴史公園を会場に大規模なスコータイ・ロイクラトン&キャンドル・フェスティバルが行われます。クラトンのパレードやスコータイ王朝の歴史にまつわる壮大な光と音のショーなど、遺跡を背景にした趣のある景色と華やかなお祭りを楽しむことができます。

11月はタイは乾季に入り比較的過ごしやすい季節となります。旅行の時期としてもハイシーズンとなりますが、ぜひロイクラトンをめがけてタイに来てください!

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ワールドコンパス SMI事業部
EXSENSES公式ライター

株式会社ワールドコンパス SMI事業部は、東南アジア(タイ・マレーシア・シンガポール・インドネシア・ベトナム・カンボジア)各地に現地スタッフ(日本人スタッフを含む)を配置し、 40年以上に渡って旅行やビジネスでの渡航の際の現地手配を行っています。

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