【エクセンス編集部レポート】韓国行ってきた
~入国準備とソウルの最新情報~

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明洞の街並み
2023年1月 明洞の街並み

韓国旅行に行きたいけど、新型コロナウイルス感染拡大前と比べると韓国入国に必要な手続きが変わっていてよく分からないという人も多いのではないでしょうか。旅行者にとって大きく変わったのは、K-ETAやQ-CODEの手続きです。本記事では、2023年の最新ソウル情報とともに、韓国入国に必要な手続きをご紹介します。

新たに導入された「K-ETA」

インチョン空港の出発フロア
インチョン空港の出発フロア

どんなシステム?

ほとんどの旅行者が取得する必要があるものが、電子渡航認証システム「K-ETA(Korea Electronic Travel Authorization)」です。K-ETAは、外国人がビザなしで韓国に入国するために、事前に個人情報や旅行関連情報を入力して旅行許可を受ける制度です。2022年11月から日本を含む対象国はビザなし(滞在が90日を超える場合はビザが必要)で韓国への入国が可能となりましたが、K-ETAの取得は義務付けられています。出発の72時間前までに忘れずに申請しましょう。

K-ETAは許可された日から2年間有効です。有効期間内であれば、次の韓国旅行の時に改めて申請する必要はありません。ただし、パスポートを更新した場合には新たに取り直すこととなります。韓国旅行をよくするという方は、パスポート更新時期も踏まえてから申請をしましょう!

申請に必要なものは?

K-ETAを申請する際に必要なものは以下の通りです。
– メールアドレス
– クレジットカード
– パスポート
– 携帯番号
– 韓国滞在先情報(例えば、ホテル名、ホテルの住所、ホテル電話番号など)

申請には手数料10,300ウォン(約 1,065円)がかかり、クレジットカードはこちらの支払いに利用します。

※2023年2月現在の為替レートで換算

申請するときのポイント

申請は、ウェブサイトとスマートフォンのアプリ、どちらからでもできます。おすすめはスマートフォンにアプリをダウンロードして申請する方法です。ウェブサイトから申請すると、添付できる画像のサイズや容量に制限があり、そのままでは添付することができないことがあります。アプリなら自動調整してくれるので、その場で撮影したものを加工する手間なく添付することができます。加工時間も手間も減るので、アプリからの申請が一番便利です。

K-ETAの申請サイトはこちら
https://www.k-eta.go.kr/portal/apply/index.do

時間短縮におすすめ「Q-code」

Q-CODEのサンプル
サイトからダウンロードしたQRコードの例

どんなシステム?

Q-CODEは事前に検疫情報を登録しておくシステムで、韓国入国時の検疫手続きが迅速に処理できます。K-ETAとは違い、こちらは登録が必須ではありません。登録した場合は、発行されたQRコードの画面を保存または印刷したものを予め用意しておきます。事前に登録していない場合は、韓国へ向かう航空機の中または韓国到着時に空港で「HEALTH DECLARATION」用紙(黄色い紙)を記入して提出します。

Q-CODEの登録自体は搭乗前まで可能ですが、入力項目が多く時間がかかるので早めの登録がおすすめ。健康状態の入力は韓国入国の3日前から入力できるようになります。その前からでも、途中まで入力して、一旦保存をしておくこともできます。一度に済ませたい方は、入国の3日以降に登録手続きをしましょう。

申請に必要なものは?

Q-CODEを申請する際に必要なものは以下の通りです。
– メールアドレス
– パスポート情報
– 携帯番号
– 韓国滞在先情報(例えば、ホテル名、ホテルの住所、ホテル電話番号など)

Q-CODEの申請サイトはこちら
https://cov19ent.kdca.go.kr/cpassportal/

注意したいポイント

Q-CODEの登録が完了したら必ずQRコードをダウンロードしておきましょう。登録したメールアドレスにもQRコードが送られてきます。韓国入国時に必要となるので、wi-fiが繋がらなくてもQRコードを提示できるようにスマートフォンに保存しておく、または印刷をして携帯するのがよいと思います。

QRコードの部分だけを拡大保存したスクリーンショットではQ-CODEのQRコードと認識されず、係員に「HEALTH DECLARATION」を記入するよう誘導されるケースも多発していました。二度手間にならないよう、Q-CODEのものだと分かるようメールをそのままPDFで保存するなど注意が必要です。

入国するときはどんな感じ?

インチョン空港の検疫の様子
インチョン空港の検疫の様子

2023年1月、編集部スタッフが実際に韓国を訪問した際は、K-ETAを提示する機会はありませんでした。いつでも提示できるよう携帯に保存しておきましたが、日本出発時の搭乗手続きの際、空港のチェックインカウンターでK-ETAを取得したか口頭で確認したのみです。ただ万が一に備えて、いつ提示を求められてもいいように携帯にダウンロードまたはスクリーンショットを保存しておくことをおすすめします。

韓国入国時検疫では、Q-CODEを登録している人、していない人でレーンが分かれます。まずはQRコードを係員に提示してQ-CODEを登録している人のレーンへ進みます。そして、検温のうえ、ダウンロードしたQRコードを機械にかざして通過します。空港のフリーwi-fiに接続しようとしましたが、残念ながらうまく接続できなかったのでダウンロードしておいた画像がとても役立ちました。用紙に記入する手間もかからないので、出発前に時間に余裕のある方はQ-CODEを登録しておくことを推奨します。
「HEALTH DECLARATION」用紙(黄色い紙)を記入する場所は何カ所も用意されているので、Q-CODEを登録していない人もQRコードがうまく表示できない時も慌てなくて大丈夫です。その場で記入して検疫を通過しましょう。

最後に、入国申告書(ARRIVAL CARD)と旅行者携帯品申告書は、以前と変わりなく今も韓国入国時に必要です。機内で配られるので、受け取ったらあらかじめ記入を済ませておきましょう。

今のソウル

広蔵市場の様子
2023年1月 屋台が並ぶ広蔵市場(東大門エリア)

2023年1月のソウルの様子ですが、明洞、東大門、南大門では、街中に屋台が並んでいたり、市場では人がひしめき合ったり、多くはないですが日本人観光客の姿もあり、少しずつ活気が戻ってきているのを肌で感じました。韓国では屋外でマスク着用義務は全面解除されていましたが、街中のほとんどの人がマスクを着用してます。駅には消毒液なども設置され、日本と同じように食事のとき以外はマスクを着けたまま観光しても浮くことなく、感染対策をしつつ楽しむことができます。

2022年11月発行のガイドブックで最新のお店を調べていきましたが、新型コロナウイルスの影響により閉店してしまったお店もありました。ほんの数か月で状況が変わっていることもあるので、行きたいお店などが決まっている場合はホームページやSNSで最新の情報を入手しておきましょう。

韓国旅行へ出かけよう

インチョン空港の到着ゲート
インチョン空港の到着ゲート

水際対策や感染対策の全面解除まではもうしばらく時間がかかりそうですが、しっかりと準備をしていけば韓国旅行もスムーズに楽しむことができます。グルメ、ファッション、コスメなど魅力あふれる韓国へ行ってみませんか。

※2023年1月に渡航した際の情報です。旅行前には必ず最新情報を確認してください。

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