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ピリッとした辛味と独特な香りのエスニック料理に欠かせないのが、香辛料。インドネシアの調味料「サンバル」は、唐辛子などの香辛料がたっぷり入った辛味調味料です。日本の食卓に醤油が置かれているようなイメージで、インドネシアのテーブルに常備されています。一口にサンバルといってもその種類はさまざま。甘めに作られたものから、汗が噴き出るような辛いサンバルまで多種多様にあります。今回の記事では、サンバルの概要とおすすめの食べ方をご紹介します。日本の料理にもマッチするので、ご自宅の料理に加えて、エスニックな雰囲気を楽しんでみましょう。
インドネシアの定番調味料「サンバル」とは?
インドネシアの食事に欠かせない「サンバル」。チリペーストの辛味調味料で、「サンバルソース」とも呼ばれています。唐辛子、赤玉ねぎ、ニンニク、トラシ(エビの発酵品)をペースト状にすり潰し、塩胡椒やトマトなどで味付けし、炒めたものです。甘めのものから激辛までいろいろな種類があるのも魅力の一つ。インドネシアではとても身近な調味料で、定番料理のナシゴレンやミーゴレンのほか、様々な料理に使われています。
歴史
サンバルの歴史は古く、起源は定かではありませんが、16世紀頃には既に存在していたと考えられています。サンバルは、ジャワ語のsambelから派生した借用語であると言われていることから、ジャワが発祥の地と考えられています。しかし、サンバルに使用するトウガラシやトマトは東南アジアではなく、中南米が原産。当時、航海をしていたポルトガル人によってインドネシア諸島に持ち込まれ、辛味調味料として発展したと言われています。
サンバルの種類
インドネシア全土では実に300種類以上のサンバルが存在すると言われています。地域や家庭によってレシピは様々ですが、基本的には唐辛子、エビの発酵ペースト(テラシ)、塩、砂糖などをベースに作られ、唐辛子の種類や量、その他の材料によって、味や辛さが大きく変わります。
日本の食卓にもマッチするサンバル
辛くて旨味たっぷりのサンバルは実は日本の料理にも合うんです。ちょっとサンバルを加えるだけでいつもとは違うエスニックな料理を楽しめますよ。ここからは日本の料理にも合う、インドネシアの代表的なサンバルをご紹介します。
サンバル・テラシ
インドネシアで最も一般的なサンバルで、エビの発酵ペースト(テラシ)、赤唐辛子、にんにく、エシャロット、トマトなどをベースに作られています。辛味と旨味がバランス良く、どんな料理でも合わせやすいのが特徴です。鶏肉との相性が抜群なので、唐揚げや焼き鳥など、鶏肉を使った料理に使うとより一層風味豊かに仕上がります。
サンバルテラシ SAMBAL TERASI 250g(小エビのチリソース) 価格:630円 |
サンバル・アスリ
唐辛子、テラシ、ニンニク、玉ねぎなどをベースに作られたサンバルで様々な料理に合わせることができ、その汎用性の高さから近年人気が高まっています。ミーゴレンのようなインドネシアの定番料理にはもちろん、パスタやうどん、ラーメンなどの麺類にもよく合います。旨味と辛味が凝縮されたサンバル・アスリは、ご飯、卵、野菜を炒めて、サンバル・アスリで味付けしたチャーハンがおすすめ。いつものチャーハンがワンランクアップしますよ。
価格:1758円 |
サンバル・タオチオ
一般的なサンバルよりもまろやかで、コク深い味わいが特徴です。材料は、唐辛子、ニンニク、玉ねぎ、テラシ、タオチオ(中国味噌)などをベースに作られています。鶏肉や豚肉などの照り焼きに加えると甘辛い味付けで旨みがアップ。マヨネーズとの相性もいいので、マヨネーズと混ぜ合わせてオリジナルソースを作るのもよいでしょう。ハンバーガーやサンドイッチにつけるとピリ辛で病みつきになること間違いなしです。
サンバルタオチオ (サンバルソース) インドネシア産 250g 価格:738円~ |
サンバル・バジャック
甘辛い味が特徴のサンバル・バジャックは、エビや魚介の旨味が凝縮されており、日本の料理にも意外なほどよく合います。特に脂の乗った魚との相性が良く、鮭や鯖などの焼き魚にサンバル・バジャックを添えると、甘辛いタレとして楽しめます。
インドネシア サンバル バジャック Sambal Bajak 価格:780円 |
サンバル・バラド
唐辛子、玉ねぎ、トマトなどをベースにした、インドネシアの定番のサンバルです。甘酸っぱい味わいと、程よい辛味が特徴で、色んな料理に合わせることができます。辛さはミディアムくらいで、目玉焼きやオムレツにサンバルバラドをかけて食べると、エスニック風の一品になります。ディップソースとして野菜スティックや揚げ物に使うと、ピリ辛味がアクセントになって食欲をそそります。
価格:980円~ |
サンバル・ギラ
辛い物好きにはこちらがおすすめ。サンバル・ギラの「ギラ」はインドネシア語で「激辛」を意味します。ヤシ糖、えびペースト、にんにくをベースにしており、辛さだけでなく旨味も凝縮され、一度食べたら病みつきになる人も多いほど。焼き鳥やフライドチキンなどに鶏肉料理にぴったりです。他のサンバルよりも辛いのでまずは少量から試してみてくださいね。
価格:980円~ |
サンバルを使って自宅でエスニック料理を楽しもう
できることなら本場の気候の中で、現地の人が作った料理を食べるのが一番美味しいエスニック料理。しかし、なかなか現地に行けなくても、サンバルがあれば気軽にエスニック料理が自宅で楽しめます。サンバルをお好みの料理にプラスして、東南アジアの風を感じてみませんか。いつもとは一味違った手料理で、おうち時間を楽しみましょう。
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