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スイスのフランス語圏の中心都市ローザンヌから電車でわずか10分ちょっと。レマン湖畔にモルジュという小さな町があります。ここはオードリー・ヘプバーンが晩年を過ごしたトロシュナ村のすぐ隣町で、よく普段の買い物や食事に訪れていました。春のレマン湖畔観光の目玉のひとつ、モルジュのチューリップ祭りをご紹介します。
モルジュのチューリップ祭り”Fête de la Tulipe”
開催期間が長く、イベントも盛りだくさん!
チューリップ祭りは、モルジュ城の南東側に広がる「アンデパンダンス公園」で毎年開催されています。今年で52回目を迎え、入場料は無料でいつでも入園できます。天気のいい晴れ日だけでなく、雨の日でも、お散歩を楽しむ人々の姿が見られます。
2022年は3月18日から5月8日まで開催します。チューリップは順次開花するように植えられているので、この長い開催中も花の風景を見ることができます。
お祭りの期間中は、出店もありチューリップの球根の予約販売も受け付けています。イベントも行なわれていますので、モルジュ観光局のウェブサイトでチェックしておくといいでしょう。日曜日はブランチをいただくこともできます(要予約)。
湖畔の散策も大きな魅力
最寄りのモルジュ(鉄道)駅から会場のアンデパンダンス公園へは、町を通り抜けるのが近道ですが、湖畔の眺めもすばらしいので湖沿いのプロムナードも歩いてみましょう。対岸にはアルプスの天然水で有名なエヴィアンがあり、空気が澄んでいればアルプス最高峰のモンブラン山の姿を見ることもできます。
訪問のベストタイミングは?
訪問時期の調整が可能でしたら、4月中~下旬がおすすめです。花も咲き揃っていますし、イベントもこの時期にまとまって開催されています。例え雨降りの日であっても、色鮮やかなチューリップの花々の風景は圧巻です。開花状況はウェブサイトで確認することができます。
モルジュってどんな場所?
小さいが魅力いっぱいの花の町
モルジュは人口1万5千人ほどの町です。4~5月はチューリップ、6~7月は「ヴュイユラン城」でジャーマンアイリス、夏から秋は湖畔でダリアの花の景色を見ることができるので、「レマン湖の花」とも称されています。
初夏はジャーマンアイリスが咲き誇る風景を
「ヴュイユラン城」は町の北部にあり、モルジュ駅から最寄りの停留所「ヴュイユラン Vullierens」までバスで約15分、バス停から徒歩数分でアクセスできます。2022年は4月17日から10月30日までオープンします。6月19日までが毎日営業を行なうハイシーズンで、ジャーマンアイリスの花畑と共に庭に置かれた数々の彫刻を見ることができます。
ヴュイユラン城 Château de Vullierens (フランス語)
https://chateauvullierens.ch/
※お買い求め・お出掛けの際には、必ず最新情報を各施設の公式ウェブサイトでご確認いただくか、各施設にお問い合わせください。
オードリーが晩年を過ごしたエリア
オードリー・ヘプバーンはモルジュの隣村、トロシュナで暮らしその自宅で亡くなりました。お墓もトロシュナ村の共同墓地にあります。モルジュの街には普段の買い物や食事でも訪れていました。今は閉店してしまったカフェ「マイヤー」は彼女がたびたび訪れていた場所で、遺族の許可を得てオードリーの名前を冠したチョコレートを販売していました。
モルジュ市内にある小さな美術館「ボル財団」では、オードリーの活動をテーマにした展示を毎年開催しています。展示内容は同館のウェブサイトで確認できます。メインストリートから1本湖側に位置しており、簡単に立ち寄ることができます。
ボル財団 L’EXPO FONDATION BOLLE (フランス語)
http://www.fondationbolle.ch/
寄り道旅にもおすすめのゆったり訪問できる町
モルジュはオードリーファンにはお馴染みの町ですが、観光客で込み合うことは少なく、ゆったりと現地の人のように散策を楽しむことができます。特急列車を使えばローザンヌから約10分、ジュネーヴから約30分でアクセスできます。レマン湖畔の景色を見ることができる町はたくさんありますが、年間を通して花の景色をのんびり楽しむにはモルジュがおすすめです。スイスへ旅行される際には、気軽に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
モルジュ観光局ウェブサイト Morges Région Tourisme (英語)
https://www.morges-tourisme.ch/en/
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