【ベルギー】春の訪れを感じる野菜
ホワイトアスパラガスを楽しもう

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ヨーロッパらしい春野菜のひとつに “ホワイトアスパラガス” があります。フランスとイタリアが二大産地ですが、ドイツ、オランダ、そしてベルギーでも生産されています。ベルギーにもいよいよこのホワイトアスパラガスの季節がやってきます。そこで本記事では、ホワイトアスパラガスの旬や特徴、ベルギーで定番のレシピ、おすすめのレストランをご紹介します。

ホワイトアスパラガスの旬と特徴

ホワイトアスパラガスは3月からチラホラ店頭で見られますが、イースターが終わる4月中旬頃からが本番です。旬は4月中旬から6月になります。

日本では緑のアスパラガスが主流ですが、ベルギーでは白が主役。
ベルギーにももちろん緑のものもありますが、春を告げる野菜としては白いアスパラガスをイメージする人が多いと思います。

この白と緑のアスパラガス、実は同じ品種だということをご存じですか。色が違うのは栽培方法によるもの。ホワイトアスパラガスは太陽の光が当たらないように土を盛って、土の中で育てられます。これに対して、グリーンアスパラガスは太陽の光の中で育てられます。

食感は、ホワイトアスパラガスはやわらかく繊細な歯ざわり、グリーンアスパラガスはシャキシャキとしていて野菜らしい青さを感じます。
栄養面ではグリーンアスパラガスに大きく軍配が上がります。ビタミンC・E、アスパラギン酸を筆頭に栄養価が高いのが特徴です。一方、ホワイトアスパラガスにも免疫力を高めるサポニンが含まれます。

左:メッヘレン / 中央:ハッセルト / 右:ルーヴァン

ホワイトアスパラガスは、産地であっても高価で贅沢な野菜です。一部では「ホワイトゴールド」と呼ばれるほど。ベルギーのホワイトアスパラガス産地としては、メッヘレン、ハッセルト、ルーヴァンなどが有名です。

ベルギーの定番料理

旬ならではのみずみずしい味わいを楽しむならシンプルな料理がおすすめ。各国さまざまな調理法がありますが、茹でてソースと共に食べる形が一番好まれています。
ベルギーでは、ゆで卵と溶かしバターのソースをからめた、“Asperges à la flamande(ホワイトアスパラガスのフランダース風)”が定番中の定番です。
ご家庭でも作りやすいので、下記のレシピを試してみてくださいね。

<材料>(4人分)

  • ホワイトアスパラガス 12~14本
  • 固ゆで卵 2個
  • パセリのみじん切り 大さじ1
  • バター(室温に戻して柔らかくしておく) 100g
  • 塩・こしょう 適量

<作り方>

  1. ホワイトアスパラガスは洗ったら、穂先を残してピーラーで皮を厚めにむいて、根元を1〜2㎝切ります。
  2. フラマンドソース ・・・ ボウルに殻をむいた茹で卵を入れます。フォークなどでつぶし、バターを加えて混ぜます。まんべんなく混ざったらパセリを加え、塩・こしょうで味を調えます。
  3. 大きめのフライパンに 1. のホワイトアスパラガスと皮、塩 小さじ1、かぶるぐらいの水を入れて強火にかける。煮立ったら、弱めの中火にして、5〜8分ほど茹でる。太さによって違いが出るので5分経ったら、1本引き上げて根元をつまんでチェックし、調整する。
  4. 水けをきった 3. のアスパラガスを皿に盛り、2. のフラマンドソースをかけます。

Point!
ホワイトアスパラガスを茹でる時、むいた皮も一緒に入れることで香りと旨味の流失を防ぎます。
更に茹で上がりの白さを重要視する場合はレモンの薄切りや果汁、酢などを入れる方法もあります。

アントワープでおすすめのレストラン

旬の時期になると、どこのお店のメニューにも登場するホワイトアスパラガスですが、スタンダードメニューとは別の扱い。シェフのおすすめメニューとして別立てになっている場合が多く、お店に行ってみないとわからないこともあります。一般的に、前菜またはメインの付け合わせになることが主で、スープの用意のあるお店もあります。
ここではおいしいホワイトアスパラガスに出会えたレストランをご紹介します。

Bien Soigne

前菜のアスパラガスのフランダース風
この日の魚のメイン料理の付け合わせは白と緑のアスパラガスでした

アントワープには魅力的な小さな通りや路地があちこちにあり、古い建物とあいまって素敵な街並みを作り出しています。トラムの停留所“Oudaan”エリアの雰囲気が好きでよく散歩をするのですが、その途中で見つけたのがBien Soigne。小さくてひっそりとした佇まいながら、洗練された、オリジナリティのあふれる料理が人気を集めているランチレストランです。メニューはシェフおすすめのコースを軸にオーダーするシステムです。

Bien Soigne
+32 (0)3 293 63 18
月〜金曜日12:00-16:00
木・金曜日 19:00-24:00
土・日曜日
※お出掛けの際には、必ず最新情報を施設の公式ウェブサイトでご確認いただくか、施設にお問い合わせください。

brasserie De Lindekes

ザ・ベルギーの雰囲気を体験したい方におすすめするのがbrasserie De Lindekes。伝統的なベルギーレストランでありながら、スタイリッシュな雰囲気。フランス料理の要素を取り入れたベルギーの定番料理、特に肉料理の豊富さには定評のあるレストランです。私がこのお店を知ったのはアントワープ在住35年の日本人の紹介でした。常に人気があり賑わっていて、暖かくなると菩提樹の下のテラス席が争奪戦になるとか。閑静な住宅地の中にあり、アントワープ中心地からは少し離れますが、足を伸ばす価値はあります。

brasserie De Lindekes
+32 (0)3 830 25 53
10:00-23:00
なし
※お出掛けの際には、必ず最新情報を施設の公式ウェブサイトでご確認いただくか、施設にお問い合わせください。

ベルギーで絶対に食べたい!

旬のホワイトアスパラガスの味わいは格別です。この時期に来られたら、ぜひお試しいただきたいお野菜です。
また、食べ方として、フランス、ドイツ、オランダでは、ビネグレットソースやオランデーズソース(卵黄と溶かしパターの温かいソース)をかけたり、イタリアではパスタやリゾットに加える方法も人気があります。ベルギーから隣国を回って、ホワイトアスパラガスの食べ比べをするのも良いですね。春のベルギー、そしてヨーロッパを楽しむオプションに加えてみませんか。

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栗山真由美
EXSENSES公式ライター

ベルギー・アントワープ在住。
日本では料理家として活動し、著書はポルトガル料理関連の3冊、家庭料理の書籍多数。
仕事と並行して旅も続け、ライフワークは料理と旅となりました。ヨーロッパのヘソと言われるベルギーより、新鮮な現地ならではの情報をお届けします。
✐ Blog : https://ameblo.jp/castanha/
✐ Instagram : https://www.instagram.com/mamicastanha/

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