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アフリカ大陸の北東部に位置するエジプトは、ピラミッドやスフィンクスで名高い古代文明発祥の地。世界中から観光客が絶えない人気の国です。今回は、そのエジプトの魅力を3回に分けてご紹介するシリーズの第2弾、オアシス編です。エジプトにはファイユーム、カルガ、ダクラ、ファラフラ、シーワなど有名なオアシスがありますが、今回の記事では、最近注目の白砂漠で有名なバハレイヤをご紹介します。
オアシスって何?
エジプトのオアシスとは、広大な砂漠の中に突如現れる、水と緑に恵まれた場所のことです。泉や井戸から水が湧き出し、木々が生い茂り、そこで人々が生活を営んでいます。エジプトの国土の大部分は砂漠で占められており、オアシスは貴重な水源として、古くから人々の生活や文化、交易において重要な役割を果たしてきました。中でもバハレイヤオアシスは、黒砂漠や白砂漠といった独特の景観を持つことで知られており、危険度レベルがカイロ同様レベル1に下がったことから、今注目されつつある観光エリアです。
アクセス

カイロ市内から車で片道約5時間かかります。バハレイヤ滞在中は、護衛車が同行したりツーリストポリスをつけて行動します。
個人での旅行は難しく、現地旅行会社で手配するのが一般的。1泊2日以上のツアーなどに参加するのがよいでしょう。移動や観光の手配が不要なだけでなく、砂漠でのアクティビティやキャンプなど、個人では手配が難しい体験もできます。
オアシスに持っていくべき便利グッズ
マスク・スカーフ
砂漠地帯のオアシスでは、風が吹くと砂埃が舞いやすいため、マスクがあると快適に過ごせます。特に乾燥した空気が喉に負担をかけることもあるため、喉の保護にも役立ちます。また、スカーフやストールを持参すれば、砂埃よけとしてだけでなく、寒暖差の激しい砂漠地帯での防寒対策にもなります。日差しが強い日中には頭に巻いて直射日光を防ぐこともできるため、多目的に活用できます。
懐中電灯
オアシスのエリアは都市部とは異なり、日が沈むと街灯がほとんどなく、周囲が真っ暗になります。特にキャンプをする場合や夜に移動する際には、手元をしっかり照らせる懐中電灯やヘッドライトが必須アイテムです。ヘッドライトなら両手が自由になり、暗闇での移動や荷物の整理がしやすくなります。予備の電池や充電式のタイプを用意しておくと、長期の滞在でも安心です。
現金
オアシス周辺ではクレジットカードが使えないお店や市場も多く、特に地元のレストランや小さな商店では現金払いが基本です。そのため、ある程度の現金を用意しておくことが大切。両替はカイロや主要都市で済ませておくのがベストです。特にタクシー代やチップなど、小額の支払いが必要な場面もあるので、小さい額の紙幣やコインを多めに持っておくと便利です。
バハレイヤエリアで訪れたい!おすすめスポット
バハレイヤの神殿

バハレイヤエリアでは、新に発見された神殿が多数あります。古代エジプト第18王朝の第4代ファラオ、トトメス2世の神殿は2024年に発見されたばかりの神殿です。
運がよければ、発見されたばかりの神殿見学もできるかもしれません。
黒砂漠

バハレイヤオアシスに広がる黒砂漠は、その名の通り、黒い砂と岩に覆われた独特の景観を持つ砂漠です。黒砂漠の黒い色は、火山活動によって形成された玄武岩などの黒い岩石が、長い年月をかけて風化し、砂漠の表面に散らばったことによって生み出されています。この地域はかつて火山活動が活発だったため、その痕跡がこのような形で残っているのです。黒い小山や丘が点在する風景は、他の砂漠では見られない独特の景観を作り出しています。
クリスタルマウンテン

クリスタルマウンテンの最大の魅力は、その美しい景観です。太陽の光を浴びて輝くクリスタルの山は、まるで宝石のよう。周囲の砂漠や奇岩とのコントラストも美しく、訪れる人々を魅了します。

白砂漠

白砂漠は2002年にエジプトで初めて国立公園に指定されました。白砂漠の一帯は、長い年月をかけて風と砂によって削られた白い石灰岩の奇岩群が点在しています。白砂漠の特徴的な地形は、かつてこの地が海だった証拠でもあり、浸食と風化によってユニークな形をした岩々が生み出されました。「マッシュルームロック」や「スフィンクスロック」など、その形が動物や物に見える奇岩が多く、まるで自然が作り上げたアートギャラリーのようです。
おすすめの見学時間は日が落ち始める16時ごろ。白砂漠に落ちていく夕日が、まるで白いキャンバスを茜色に染めていくようで、息をのむほどの絶景です。
宿泊施設
インターナショナル ホットスプリングス ホテル

日本人のミハルさんとドイツ人のピーターさんが営む宿泊施設。アットホームな雰囲気でどこか懐かしい気持ちになる、ホスピタリティーのあるお宿です。エジプトならではのボリューム満点なエジプト料理や、ピーターさんのバーで星空が満開の夜空の下でお酒も楽しめます。


アフメド サファリ キャンプ & ホテル

バハレイヤオアシス近郊の小さな村、バウィティに位置する宿泊施設です。砂漠とヤシの木立に囲まれたこのホテルは、伝統的なベドウィンの雰囲気を感じられる独特のドーム型建築が特徴です。施設の中には、かつて地元の人たちが使用していた家が展示されており、昔の生活様式などを学ぶことができます。


息をのむ絶景バハレイヤオアシスへ
今回はエジプトのオアシスの中でも、バハレイヤオアシスについてご紹介しました。バハレイヤオアシスは、黒砂漠や白砂漠といった独特の景観を持つことで知られており、近年注目を集めている観光スポットです。カイロから車で約5時間とアクセスは決して便利とは言えませんが、訪れる人々を魅了する絶景が広がっています。次回は、エジプトのもう一つの魅力的な地域をご紹介します。エジプトの奥深い世界を、引き続きお楽しみに!
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