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ロンドン中心部メイフェアにある5つ星の老舗ホテル「コノート」。同じくメイフェアにある高級ホテル「クラリッジズ」が王宮を彷彿とさせるなら、コノートは、19世紀の英国貴族のマナーハウスのような趣き。格式高いながらも、ゆったりとくつろげるホテルです。今回はこのコノートの歴史、客室、ホスピタリティ、空間、スパ、レストランについて紹介していきます。
英国貴族のマナーハウスのようなエレガンス
コノートの歴史は、1815年にウェストミンスター公が所有していた邸宅を改造してオープンしたプリンス・オブ・ザクソン・コバーグ・ホテルから始まります。
第一次世界大戦中の1917年にヴィクトリア女王の7番目の息子、アーサー王子(初代コノート=ストラサーン公爵)にちなんで、コノートと改名されました。
約30年前までは得意客から紹介されたゲストのみが宿泊可能でしたが、現在は誰もが宿泊できるようになっています。
ホテルは全121室。インテリア・デザイナーのガイ・オリヴァーが改装を手がけ、歴史と伝統を保ちながらも、コンテンポラリーなテイストと利便性を融合した客室に生まれ変わりました。
豪華なスイートのほか、専用玄関があるザ・ミューズ、ペントハウスのザ・アパートメントなど、自宅のようにくつろげるタイプもあります。
コノートで究極のホスピタリティを体験
コノートで特筆すべきは、世界トップレベルといわれるホスピタリティでしょう。
何と各客室にバトラー(執事)がつき、顧客が快適な滞在が出来るように、24時間体制できめ細やかなサービスを提供しています。到着時の荷解きや出発時の荷造りも手伝ってくれるということで、まさに至れり尽くせり。
コンシェルジェでは、ウエストエンドの劇場のチケットからレストランの予約、観光案内まで、滞在客のさまざまな要望に対応。ロンドンの最新情報を知りたいときに頼りになる存在です。
美術品に囲まれた贅沢な空間
アートに重きを置いているのもコンノートの特徴のひとつ。バーバラ・ヘップワース、ダミアン・ハーストといったアーティストのオリジナル作品が、客室やホテルの公共スペースにさりげなく置かれています。
コノートを常宿にしていたラルフ・ローレンは、ホテル内の重厚なマホガニーの階段に魅了され、買い取りを打診したというエピソードもあります。ニューヨークのマディソン・アヴェニューにあるラルフ・ローレンの旗艦店には、この階段のレプリカが置かれています。
また、2011年にはホテルのメインエントランス前に建築家の安藤忠雄氏によるインスタレーションが登場。「サイレンス」という名前の噴水池は、緑の木を抱え込み、周囲の景観と共にひとつの芸術作品を作り上げています。
コートヤード(中庭)には、ガーデン・デザイナーのトム・スチュアート=スミスが手掛けた日本庭園風の「ガーデン・オブ・イルージョン(幻の庭)」が静寂感を醸し出しています。
アマン・スパで癒される
さらに注目は、ホテル内にあるアマン・スパ。世界的に有名なアマン・スパですが、アマン・リゾート以外でオープンしたのはここが初めて。
都会の中心にあるとは思えないほどの、静寂と透明感あふれる究極のリラクセーションが体験できます。
経験豊かなアマン・セラピストが顧客に合わせて組み立てる、ビスポークなトリートメントをぜひ堪能したいものです。
美食好きも納得のレストラン
ホテル内のレストランも高い評判を得ています。
メインダイニングは仏女性シェフ、エレン・ダローズによる「エレン・ダローズ・アット・コノート」。農場や生産者から直接入手した食材を使った美しい料理の数々はミシュラン三つ星を獲得。
また、エクゼクティブ・パティシエのニコラス・ロゾウドによる「ザ・コノート・パティスリー」が2020年にオープン。ピンクに統一された店内は甘くなりすぎずにエレガントで、カラフルなスイーツはまるでアート作品のよう。
フランス出身のセレブシェフ、ジャン=ジョルジュ・ヴォンゲリヒテンによる「ジャン=ジョルジュ・アット・コノート」では、アフタヌーン・ティーも大人気。ステンドグラスのある大きなガラス窓から外の通りを眺めながらの至福な時間を楽しむことがきます。値段はひとり60ポンド(シャンペン付きは70〜95ポンド)。
コノートで優雅なひとときを
今回は、格式ある老舗ホテルのコノートを紹介しました。超一流のホスタピリティが評判のホテルで、快適なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
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