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西ロンドンのナイツブリッジは老舗デパート「ハロッズ」や高級デザイナーズ・ブランドのショップが並ぶエリア。そのナイツブリッジと緑豊かなハイドパークから程近いところにあるのが、五つ星のラグジュアリー・ホテル「ザ・バークレー」です。今回はこのザ・バークレーを取り上げてみましょう。
ザ・バークレーの意外な歴史とは?
ザ・バークレーの歴史は実に300年前にさかのぼります。1700年代にロンドン中心部メイフェアにあったグロスター・コーヒーハウスがその前身。
グロスター・コーヒーハウスは、英南西部に向かう郵便馬車の御者たちが休憩のために立ち寄った場所で、やがてロンドンと南西部間を移動する旅行者の宿泊地に発展していきます。
1897年にザ・バークレーの名前のもとに生まれ変わると、社交界にデビューする上流階級の令嬢たちがロンドンに滞在する際のホテルとして人気を集めました。ホテルのスタッフは、娘たちの評判を落とさないためのお目付役として、親たちから信頼される存在だったといわれます。
1972年に現在の場所に移転した後も、半世紀以上にわたって、セレブやエグゼクティブ、世界中の顧客から愛されるホテルになっています。
ゆったりくつろげるゲストルーム
ザ・バークレーの客室は全210室。標準タイプの客室のほか、9つのスイートルーム、オープンプランのリビング/ダイニングルームがあるアパートメント、ロンドンの眺望も楽しめる贅沢なペントハウスが2つあります。
客室のインテリアは香港出身のアンドレ・フーをはじめ、英国のヘレン・グリーンやロバート・エンジェルなど多彩なデザイナーが手がけており、伝統を大切にしながらもモダンで落ち着ける雰囲気を醸し出します。
アメニティは、ハーブとアロマセラピーを融合し、心と体の調子を整えるイギリス生まれの新しいブランド「アナトメ」の製品です。
ザ・バークレーならではの最上階プールとスパ
ロンドンのホテルのなかで屋上にアウトドアプールがあるのはザ・バークレーのみ。高級リゾートホテルを彷彿とさせるスイミングプールとジムが人気です。
2013年には、英国カントリーサイドの静けさを大都会ロンドンに再現した「バムフォード・ウェルネス・スパ」がオープン。「バムフォード」は、コッツウォルズ生まれのライフスタイル・ブランドで、スパの各種トリートメントは同ブランドのオーガニック&ナチュラル・プロダクツを使用。顧客のマインド・ボディ・スピリットに活力を与えます。
個性的なアフタヌーンティー
ザ・バークレーといえば、ロンドンで最もファッショナブルなアフタヌーンティーとして知られる「プレタポルティー(Prêt-à-Portea)」が有名。
今年で10周年を迎えるプレタポルティーは、ホテルの1階にあるレストラン「コリンズルーム」にて提供されます。
ヘッド・ペイストリー・シェフのムラド・キアットが生み出す、繊細でカラフルなスイーツは、ロンドンコレクションで発表された人気ブランドのファッションにインスパイアされて作られるもので、流行に合わせてメニューも半年ごとに更新。
伝統的なアフタヌーンティーとは異なり、おなじみのスコーンはないものの、カラフルでかわいいスイーツやケーキに各種サンドイッチとカナッペがつきます。
今年の秋冬コレクションのメニューは、カシス・ムースとブラックカラントのゼリー(ステラ・マッカートニーのジャンプスーツ)、マンダリン・ケーキ(バレンシアガ)、シナモン・チョコレート・ブロンディ(フェンディのITバッグ)、ピンク・レディ・アップルのパブロヴァ(ジャンバティスタ・ヴァリ)、ヘイゼルナッツ・ダックワーズとソルテッド・キャラメル(デンマーク発のブランド、ガニー)など。
グッチ100周年記念コレクションのレッド・ヴェルヴェット・マスカポーネ・ムースにも注目です。
セレブにも人気のレストランとバー
デイヴィッド・コリンズが手がけたブルーを基調にしたインテリアの「ブルー・バー」は、2000年にオープン。
マドンナをはじめとして多くのセレブからも愛用され、バーが数多くあるナイツブリッジのなかでも人気のスポットです。
また、セレブシェフのマーカス・ウェアリングによるミシュラン一つ星レストラン「マーカス」では、目と舌を満足させてくれるモダン・ブリティッシュ料理が楽しめます。
ザ・バークレーで優雅なひとときを
今回は、セレブにも人気があるスタイリッシュなラグジュアリー・ホテルのザ・バークレーを紹介しました。人気のプレタポルティーもぜひ体験してみてはいかがでしょうか。
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