地中海に浮かぶリゾート地マヨルカ島で楽しむ贅沢な時間

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地中海に浮かぶ太陽の島「マヨルカ島」は、スペインを代表するリゾート地のひとつです。美しいビーチやプール併設のリゾートホテルが点在する一方、首都パルマでは世界遺産の歴史的建造物を目にすることもできます。今回は、大人の女子旅にもぴったりなマヨルカ島の見どころやおすすめのホテルなど、その魅力についてご紹介します。

歴史を感じる都市パルマ

西地中海に浮かぶ、スペインのバレアレス諸島。イビザ島を含むこのバレアレス諸島の主島がマヨルカ島です。ローマ時代のフェニキア人による植民地化に始まり、アラビア王朝やシチリア王国による支配など、この島はこれまでさまざまな歴史を経てきました。

バレアレス諸島の州都でありマヨルカ島の首都でもあるパルマ近郊には、ゴシック様式やアラブ文化の建築物が点在しており、そんな島の変遷を感じることができます。

マヨルカ島を訪れるなら、初夏または9月ごろがおすすめ

マヨルカ島へのアクセスはフェリーか飛行機です。日本から訪れる場合は、フランスやスペイン、イタリアなど近隣の都市を経由して向かいましょう。スペインのバルセロナからであれば、飛行機で1時間ほどです。

ヨーロッパ屈指のリゾート地として知られるこの島は、毎年多くの観光客が訪れます。バカンスシーズンの7月や8月はどこも混雑するので、ゆったり滞在を楽しみたいのであれば5月や6月、または繁忙期後の9月ごろが天候もよくおすすめです。

パルマで楽しむショッピング&街歩き

マヨルカ島の玄関口パルマには、ショッピング街や飲食街などが広がります。市内はバスや電車といった交通網が充実しており、買い物や歴史的建造物を見て回るなど、街歩きにもぴったりです。

「お土産を買いたい」「マヨルカの味を楽しみたい」という人は、パルマ市内にあるオリバー市場へ向かいましょう。オリバーとはスペイン語でオリーブを意味します。その名の通り、市場にはオリーブの木を使ったキッチン用品をはじめ、マヨルカの陶器などの美しい雑貨、みずみずしい食材がずらりと並びます。市場内のレストランでは、新鮮な魚介類をふんだんに使ったお寿司をいただくことも！

マヨルカで見る、世界遺産の歴史的建造物

世界遺産のパルマ・デ・マヨルカ大聖堂は、ぜひ訪れたいマヨルカの名所です。1601年に完成したこの聖堂は、1800年代に地震による損傷を受けたものの、アントニオ・ガウディなどの手で改修されました。建築そのものだけではなく、彫刻やステンドグラスなどの内装も圧倒的な美しさで一見の価値があります。

島を代表するゴシック様式の建築、珍しい円形状のベルベール城もこの島の見どころのひとつ。考古学博物館も併設されるお城からは、山と海を一望することができます。

パルマを離れ、マヨルカの自然を楽しむ

パルマ観光もさることながら、マヨルカ島の魅力はなんといってもその豊かな自然です。東西に鉄道が貫く島内には、レモン畑やオレンジ畑、オリーブ畑に小麦畑など、地中海らしい耕地が広がります。本格的なサイクリングを楽しむ旅行者も多く、丘陵地を気持ち良さそうに走り抜けるツーリンググループを目にします。

鉄道の旅を楽しみたい方は、パルマから北へ走るスペイン最古の木造列車「ソーリェル鉄道」に乗車してみるのもよいでしょう。車窓に広がる山脈を眺めながら港町ソーリェルへ、味わい深い旅路を行くことができます。

ビーチを巡るならレンタカーがおすすめ

ヨーロッパのバカンス客のお目当ては、やはり数々の美しいビーチです。中でもロンバードビーチ（Cala Llombards）やモンドラゴビーチ（Cala Mondrago）は入江湾とあり、波も穏やかで一日中のんびり過ごすことができます。

この他にも展望台や岬など様々な観光名所がありますが、こうした観光名所を訪れるにはレンタカーが必須です。可能であれば国際免許証を取得し、事前にレンタカーを手配しておくと島の魅力を存分に楽しむことができるでしょう。レンタカー会社は数多くあり、安いもので1日約30ユーロ（約4500円 / 2023年5月現在）程度から借りることができます。

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