秋の行楽に!紅葉巡りの旅
~関西(大阪・京都・奈良・滋賀)編~

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四季のある日本には各々の季節に楽しみ方がありますが、秋といえば「紅葉」は外せませんよね。長く暑い夏が過ぎ、そよぐ風にふと涼しさを感じる頃、木々や葉が徐々に色づき始めます。今回は、歴史的な観光名所も多い関西地方(大阪府・京都府・奈良県・滋賀県)のおすすめ紅葉スポットを10ヶ所ピックアップ。見頃の時期とあわせて、それぞれの紅葉の特徴と魅力をご紹介していきます。

大阪府

紅葉越しのダイナミックな名瀑「箕面大滝」

「日本の滝百選」にも選ばれる落差33mの箕面大滝。四季折々にさまざまな魅力を見せてくれますが、そのなかでも秋は格別です。赤や橙に色づいた鮮やかな木々たちが、滝のまわりを彩るその美しさは、誰もが息を飲むほどの絶景。そんな絶景を、滝前広場ではわずか約3mという近さで眺めることができるのだから迫力も満点です。また、滝へと続く箕面川沿いの遊歩道「滝道」を歩きながら、川音をBGMに紅葉を楽しむのもおすすめです。

色づき始め:11月上旬
見頃時期:11月中旬〜12月下旬

美しい一幅の絵画のような「勝尾寺」

毎日祈祷が行われ、古くから「勝運の寺」「勝ちダルマの寺」としても知られる勝尾寺は、秋になると約8万坪の境内が鮮やかな紅葉で彩られます。山門をくぐり目の前に広がる境内の紅葉は、背後にそびえる山の緑と空の青と相まって、さながら一幅の絵画のような美しさ。日暮とともに行われる、神秘的で幻想的な夜のライトアップも必見です。

色づき始め:11月上旬〜11月中旬
見頃時期:11月中旬〜12月下旬

天守閣と紅葉のコラボレーション「大阪城公園」

13の重要文化財をはじめ、多くの史跡や伝承地が点在する大阪を代表する都市公園。11月に入ると、園内各所の紅葉樹が色づき始めます。なかでも、天守閣前にある推定樹齢300年の大銀杏の迫力は圧巻。また大阪城公園東側の外周園路に約1km続くイチョウ並木も趣があり、黄金のアーチの下の散歩を楽しみに多くの人が訪れます。天守閣の白に映える赤や黄色の紅葉のコントラストが非常に美しく、大阪城公園の秋の見どころのひとつです。

色づき始め:11月上旬
見頃時期:11月上旬〜12月上旬

京都府

圧巻のリフレクション紅葉「瑠璃光院」

平安貴族や武士たちに「やすらぎの郷」として愛されてきた八瀬に佇む瑠璃光院。建物は格式高い数寄屋造り、豊かな自然を借景とした名庭が見せる四季折々の表情は明媚です。なかでも秋は見事な紅葉が楽しめます。やはり見どころは、書院二階から望む「瑠璃の庭」の景観。窓全体に広がる紅葉が、漆塗りの机・床に映し出される景色は、最近では「リフレクション紅葉」と呼ばれ、観た人のすべての心を魅了してやみません。今年の秋の特別拝観は10月1日から12月10日までとなっています。

色づき始め:ー
見頃時期:「瑠璃光院」特別拝観期間

拝観期間:令和5年10月1日(日)~ 12月10日(日)※期間外は拝観できません
拝観時間:10時~17時(16時30分受付終了)
休館日:なし
瑠璃光院 公式HP:https://rurikoin.komyoji.com/

約400本の紅葉を有する北野天満宮「史跡御土居のもみじ苑」

北野天満宮は、日本中に12,000社あるといわれる全国天満宮・天神社の総本社。その境内の西側一帯は史跡として指定されており、約400本の紅葉を有する名所「もみじ苑」となっています。夜のライトアップでは、紅葉した木々が水面に映り真っ赤に染まった紙屋川と、そこに架かる朱塗りの橋が競演。日中とは異なる非日常的な光景を堪能できます。

色づき始め:ー
見頃時期:もみじ苑 公開期間中

もみじ苑 公開期間:令和5年10月28日~12月上旬
ライトアップ期間:令和5年11月11日~12月上旬
入苑時間:9時~16時(受付終了15時40分)
※ライトアップは日没~20時
※ライトアップ開始時間に一旦退苑する必要はありません。
休館日:なし
史跡御土居のもみじ苑 公式HP:https://kitanotenmangu.or.jp/guidance/odoi/

池に映る紅葉美が見事な「永観堂 禅林寺」

数ある京都の紅葉名所のなかでも、古今和歌集に「もみじの永観堂」と詠まれるほど、美しい紅葉スポットのひとつ。秋になると約3,000本のもみじが庭園を鮮やかに彩ります。池に架かる「錦雲橋」は、渡るとまるで秋色の雲の上を歩いているよう。さらに、垣のようにはりめぐらされた岩に紅葉が映る様子は「岩垣もみじ」と呼ばれています。また毎年11月上旬から12月上旬まで、境内がライトアップされる「秋の特別寺宝展」が開催されます。

色づき始め:ー
見頃時期:秋の寺宝展 期間中

「秋の寺宝展」
期間:令和5年11月3日(金) ~ 12月3日(日)
時間:9時~16時(17時閉門)
ライトアップ時間:17時30分〜20時30分(21時閉門)
※寺宝展とライトアップは入替制で、継続しての拝観はできません。
閉門日:なし
秋の寺宝展 詳細:http://www.eikando.or.jp/osirase.html

奈良県

秋ムード漂うなかでキュートな鹿が映える「奈良公園」

国の天然記念物にも指定されている野生の鹿が多数生息していることで有名な奈良公園は、約511万ヘクタールという広大な敷地に、さまざまな社寺や施設が隣接する都市公園です。10月下旬に桜とイチョウ、そして11月中旬にもみじが色づき始めると、11月下旬に公園全体の紅葉が見頃を迎えます。昼間は観光客で混雑するため、ゆっくり紅葉を楽しみたいなら早朝がおすすめ。澄んだ朝の空気のなか、秋色に染められた奈良公園を散策する鹿の穏やかな姿は幻想的で素敵です。

色づき始め:10月下旬
見頃時期:10月下旬〜11月下旬

桜から紅葉まで、ハイブリッドな絶景スポット「吉野山」

奈良県の吉野町に位置し、大峰連山の北から南へ約8km続く尾根一帯が吉野山です。標高は350m。春には3万本の桜が満開となり、秋にはその葉が見事に紅葉します。桜の名所は、秋になると紅葉の名所となるのです。10月中旬にサクラモミジが、そして11月上旬にはカエデモミジが色づき始めます。標高差があるので一気に紅葉せず、山頂から麓へと徐々に色づいていく情緒ある風景を楽しむことができます。

色づき始め:10月中旬
見頃時期:10月中旬〜11月下旬

滋賀県

ひと足早い秋景色を楽しめる「比叡山延暦寺」

比叡山へは、比叡山ドライブウェイで上ることができます。このドライブウェイは比叡山の山間を縫って走るカーブの多い道でありながら、京都、大津市街、琵琶湖が望める快適な展望コース。「比叡のもみじ」は他のエリアより色づくのが早く、深山の紅葉を眺めながら比叡山へ向かうことができるのでその趣もひとしおです。また、毎年行われる「もみじ祭り」では毎日無料抽選会を開催。紅葉鑑賞だけでない楽しみも。

色づき始め:10月中旬
見頃時期:10月中旬〜11月下旬

比叡山延暦寺 公式HP:https://www.hieizan.or.jp/

真っ赤な ”もみじ参道通り抜け” が有名「西教寺」

聖徳太子によって創建された西教寺は、坂本城主であった明智光秀ゆかりのお寺でもあり、現在は紅葉の名所として知られています。西教寺の境内、本堂、客殿は重要文化財に指定されており、紅葉とともに歴史も感じることができる古刹です。一番の見どころは、総門から続く150mの参道。「もみじ参道通り抜け」と呼ばれる真っ赤に染まった紅葉並木は圧巻です。

色づき始め:11月上旬
見頃時期:11月上旬〜12月上旬

歴史とともに楽しむ関西エリアの紅葉

いかがでしたか。関西には、神社や城など歴史的な名所が多く、歴史とともに秋景色を楽しめる紅葉スポットがたくさん。このシーズンにしか拝観できない神社や、期間限定の夜のライトアップがある庭園などそれぞれ個性のある魅力的な場所ばかり。夏の疲れを癒しに、この秋ぜひ足を運んでみてください。

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エクセンス編集部
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