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奈良県・斑鳩町といえば、世界最古の木造建築の風格のある佇まいが印象的。その昔、聖徳太子や蘇我氏が活躍した日本の歴史を語る上では欠かせない場所です。今回は、斑鳩町の観光スポットやご当地グルメをご紹介します。
注目のエリア「斑鳩町」で奈良の観光を存分に堪能
斑鳩町は、奈良盆地から矢田丘陵にかけて位置しています。周りにはいくつもの川が流れ、農業を中心に発展してきました。奈良の観光地としても知られている斑鳩町の歴史は古く、聖徳太子のゆかりの地といわれています。何気なく通る場所にも、歴史が感じられます。
斑鳩(いかるが)という名前の由来については、諸説あります。たとえば、この町に「イカル」という鳥が群れをなしていたためという説や、聖徳太子が法隆寺を立てる場所を探していると「イカル」の群れがこの場所をすすめたためという説があります。
仏教文化を伝える世界文化遺産でアカデミックに
斑鳩町の中央部に建つのが「法隆寺」。聖徳太子によって建てられた世界文化遺産です。飛鳥時代以来の仏像や建造物、工芸品などが所蔵されています。1400年以上続いている仏教文化の伝統は、神秘的に感じられることでしょう。
法隆寺と共に世界文化遺産に登録された「法起寺」。岡尼本寺や池後尼寺ともよばれ、聖徳太子が法華経を講説した岡本の宮があったといわれています。高さ24mある「三重塔」は、創建当時のもので飛鳥時代の国宝です。平安時代の重要文化財とされる「木造十一面観音菩薩立像」も安置されています。
表情に注目!アルカイックスマイル(古典的微笑)と星の仏さま
中宮寺は法隆寺と僧寺・尼寺の関係にあり、聖徳太子が母親のために建てた寺とされています。気品のある国宝・木造菩薩半跏像の表情は、アルカイックスマイル(古典的微笑)といわれ、スフィンクスやモナリザと並び、世界三大微笑像といわれる貴重なものです。
現在の法輪寺は、昭和に再建された塔。1645年の大風により倒壊しました。当時は三重塔だけ残ったものの、1944年に落雷で焼失し、1975年に再建されています。妙見堂の妙見菩薩は「北極星の仏さま」といわれ、あまねく願いを諸願成就させる仏さまです。天井一面には、妙見菩薩を中心に表情豊かな星の神々が描かれています。
ホット&クール!斑鳩名物のご当地グルメとは
斑鳩といえば、有名なのが竜田揚げ。実は、竜田揚げの「竜田」は、斑鳩町を流れる「竜田川」のことなのです。みりんや醤油、生姜などで漬け込み、片栗粉をまぶして揚げていきますが、揚げた時に片栗粉がところどころに見られる様子と醤油の赤みが、紅葉流れる竜田川にたとえられたものだとか。揚げたてホカホカの竜田揚げランチがおすすめです。
奈良の名物である柿ソフトもおすすめ。奈良県産の柿をふんだんに使った柿ペースト入りのソフトクリームです。正岡子規の名句「柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺」にちなんだ和テイストで、濃厚なのに爽やかさのある柿の甘味と、バニラのコンビが優しいクールデザートです。
非日常で神秘的な世界観を味わえる
奈良の観光地・斑鳩町は、「観る」「食べる」楽しみはもちろん、大人に必要な「癒し」もしっかり得られる場所。歴史や仏教の文化が色濃く感じられ、どんな人にも非日常的な刺激を与えてくれるスポットです。日本ならではの風情と、神秘的な世界観を堪能できることでしょう。
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