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岐阜県の奥飛騨は世界遺産である白川郷をはじめ、海外の方にも人気の観光エリアです。また温泉郷やそこでしかいただけない郷土料理など、まだまだ知らない岐阜県の魅力があるのではないでしょうか。今回は白川郷を中心に1泊2日で楽しむ奥飛騨旅行おすすめのモデルプランをご紹介していきます。
1日目
飛騨千光寺
標高1000mに位置する千光寺は、平安時代のころ開基した真言宗の寺院です。寺院では、約300年ほど前に再建されたお寺内部の通常見学のほか、瞑想や写経などの修行体験も可能です。
また千光寺には、岐阜県生まれの修行僧・仏師 円空の作品が一部展示されています。円空は日本各地を行脚しながら生涯に12万体の仏像を彫ったといわれています。隣接する円空仏寺宝館では、シンプルな木彫りながら慈愛に満ちた優しい顔立ちの仏像63体と寺に伝わる宝物を公開。そのなかには、千光寺の山を開山したとされる両面宿儺(りょうめんすくな)像があるのですが、人気アニメ『呪術廻戦』にも同名のキャラクターが登場することから、聖地巡礼に訪れる方も多いそうです。
昼食|じねんのむら茶々
旅の最初の腹ごしらえは、そばととろろが楽しめるじねんのむら茶々で。約200年前の古民家を移築した合掌造りの建物は、ノスタルジックで落ち着く空間になっています。大きなお椀にたっぷりと入ったとろろはさらっとした喉越しで、お櫃の麦飯があっという間になくなってしまいそうです。もっちりとした食感の自然薯の天ぷらや、岐阜県名産のかぶや大根の漬物で岐阜グルメをスタートさせましょう。
飛騨大鍾乳洞
全国の鍾乳洞の中でも日本一の標高に位置する大鍾乳洞。3つのエリアに分かれる内部は、全長約800mに及びます。内部はテーマに合わせて幻想的なライトアップがされ、大自然の神秘的な絶景を間近に見ることができます。
さらに歩を進めると、洞窟の温度を利用した飛騨高山の地酒貯蔵庫も。ここに貯蔵されている地酒は、鍾乳洞を出たところにあるお土産屋さんで購入することができます。飲み比べセットなどもあるので、ぜひチェックしていてください!
新穂高ロープウェイ
日本で唯一の2階建ロープウェイを有する新穂高ロープウェイ(2022年12月現在)。標高2156mの山頂まで上がると冬は銀世界の大パノラマ。2022年10月にオープンした「頂の森」では、展望デッキから望む北アルプスの美しさを楽しむことができます。運がよければロープウェイ乗車中に熊など野生動物に出会えるチャンスも。
宿泊|岡田旅館本館
奥飛騨温泉郷にただずむ平湯温泉岡田旅館。客室はすべて趣のある純和風。12畳のスーペリアルームは、3〜4名の女子旅にもおすすめ。
大浴場には、内風呂と露天風呂合わせて4種類のお風呂が設えられています。また、この大浴場には2階の脱衣所と1階のお風呂のフロアをつなぐエレベーターが!とても珍しいので、ぜひ一度体験してみてください。平湯温泉は奥飛騨のなかでも、最も古い歴史をほこる天下の名湯。体の芯までポカポカに温まること間違いなしです。
温泉以外の宿の楽しみといえば、食事ではないでしょうか。夕食は、飛騨の旬の食材を使用した会席をいただけます。飛騨牛のすき焼や地鶏の朴葉味噌焼きなど、贅沢な飛騨の恵みを味わって、1日目の旅を締めくくりましょう。
また朝食は、飛騨地方の郷土料理、漬物ステーキを中心とした純和朝食を楽しみます。その他のおかずもご飯にあうものばかりで朝からご飯がすすむこと間違いなしです。
2日目
白川郷
今回の旅のメインである、白川郷。1995年に「白川郷・五箇山の合掌造り集落」として世界遺産に登録され、国内外問わず多くの観光客が訪れます。合掌造りの集落には現在も人々が生活しており、周辺を散策しているとその生活の様子を垣間見ることもできます。国指定重要文化財の和田家や、五穀豊穣を祈願するどぶろく祭りが開催される白川八幡神社など、町並みを楽しみながら、ゆっくり散策してみて。
昼食|白川郷 お食事処いろり
昼食は、白川村内にあるお食事処いろりにて白川郷の郷土料理を。白川郷で生まれ育ったブランド豚、結旨豚(ゆいうまぶた)を朴葉味噌焼きで飛騨産コシヒカリと共にいただきます。2020年に誕生したばかりの、白川郷の新しい特産品「結旨豚」を味わってみてください。
深山豆富見学
白川村で古くから食べられている伝統食材、石豆富。国産大豆がたっぷりと使用されていて、縄で絞っても崩れないほど固いのが特徴です。こちらでは石豆富と石豆富よりも少しだけ柔らかな食感の花豆富、そして巻き簾で巻いて茹で、特製ダレで味付けしたこも豆富の3種類を味比べできます。
さらに水に浸けた大豆をペースト状になるまで滑らかにすりつぶした、すったても白川郷の郷土食の1つとしてこちらで販売されています。すったてをアレンジしたすったて鍋は、クリーミーで癖がなく冬の鍋料理にもおすすめです。
深山豆富は、後継者不足の危機に陥っていましたが、この伝統をこれからも繋げたいと飛騨のあふれるタカラモノを提供する、株式会社ヒダカラによって事業を再スタートさせました。
店内では、深山豆富のおからで作ったおからクッキーが白川郷の四季の景観をデザインしたパッケージで販売されており、特に春のデザインはお土産にも人気です。
御母衣ダム
水力発電のため、庄川を堰き止めて作られた発電専用の巨大なダムで日本初のロックフィル式ダム。ロックフィルダムとはコンクリートダムとは異なり、岩石など自然の材料を積み上げて造られたものです。御母衣ダムのロックフィルダムは御母衣台から石を運んで、高さ131mのロックフィルを完成させました。ダムの見学へ行くなら、ダム建設までの歴史を紹介するMIBOROダムサイドパークの見学もおすすめ。こちらではダムを見学した方に、来訪の証明として特製のダムカードを配布しています。
またダムを一望する荘川桜公園では、ダム建設の際に移植した樹齢約400年以上の巨大な桜の木を見学できます。ダム建設の歴史には欠かせない2本の老木は、県の天然記念物にも指定されています。
まだ知らない奥飛騨の魅力を発見しよう
1泊2日の奥飛騨旅行プランをご紹介しました。ご紹介したスポットは、季節によって違った顔を見せ、季節ごとに訪れたくなる場所ばかりです。奥飛騨の旅行にすでに行かれた方も、これから行こうと考えている方もぜひこちらのモデルプランを参考に、次回の奥飛騨旅行を効率良く楽しんでみてはいかがでしょうか。
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