1990年にオープンした、「日本の宿ひだ高山 倭乃里」。コンセプトは「古き良き宿」で、故郷に帰って来たような気持ちになれる場所を目指しています。敷地内に足を一歩踏み入れると、そこは別世界。日本の昔話に出てくるような情景が広がっています。

ロビーには大きな囲炉裏がお出迎え

歴史や日本の文化を感じさせるような建物で、夏は涼しく、冬は暖かい飛騨の風土に適した造りとなっています。客室は、全部で8つの部屋があります。
本館にある4つの客室は一般的な和室で、年代やシーンを選ばず、幅広い方に利用されています。離れにある3タイプの客室は部屋ごとにコンセプトが異なる、個性豊かな客室となっています。
和室と洋室を併せもつ「天領」、世界遺産の白川郷の合掌造りが魅力の「苅安/位山」、そして一番人気の高い「臥龍」です。

室内には囲炉裏や茶室、談話室などがあり、客室とはいえ、まるで博物館のような雰囲気です。当時の面影が残る非日常の空間で、昔の人々の暮らしを体感しながらゆったりとした時間を過ごすことができます。
自然の豊かさが感じられる食事

宿の楽しみの一つとしてあげられる、食事。宿泊客には、朝・夕の2食を提供しています。料理には、その土地の食材や季節を感じられる食材がふんだんに使われています。
風味豊かな山菜などの山の恵み、鮎やイワナのお造りなど川魚を用いて作られた川の恵みと、食事からも自然の豊かさが感じられます。加えて、飛騨牛や朴葉味噌など、その土地ならではの料理も味わうことができます。見た目も色鮮やかなので、見ているだけでも心が踊ります。おいしい食事を心ゆくまで味わってください。
日々の疲れを癒す、上質なお風呂
各部屋には、檜の内風呂があります。窓から外の風景を眺めながらの入浴は格別です。
大浴場は敷地内の源泉が用いられたお風呂が二つあり、一つは岩風呂。巨石から放出されている微量のラジウムと、源泉のフッ素との相乗効果によって、細胞の活性化や保温・保湿に優れた湯として知られています。若返りの湯とも呼ばれる、人気の高いお風呂です。

もう一つは、檜風呂。ほのかな檜の香りが魅力です。一枚ガラスの大きな窓から見える雄大な景色を眺めながら、ゆったりとした時間を過ごすことができます。
歴史を感じる宿に滞在してみよう

飛騨高山の里山にある、知る人ぞ知る隠れ宿についてご紹介しました。昔ながらの情景が今もなお感じられる、素敵な場所です。車で訪れる方が多いですが、事前予約すれば高山駅までバスで送迎することも可能です。歴史を感じる宿に、ぜひ足を運んでみてください。



当サイトではアフィリエイトプログラムを利用しています。