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アフリカ大陸に近いインド洋に浮かぶ島、レユニオン島は海底火山によってできた絶海の孤島です。現在はフランスの海外県ならびに海外地域圏( レジオン )となり、2010年世界自然遺産に登録された火山群によって生まれた峡谷、けわしい崖に囲まれた渓谷など独特の自然美で知られています。この島に隠された秘密と、世界でも希少なバニラの最高峰・ブルボンバニラをご紹介します。
仏王朝の名を継ぐ「ブルボン島」の面影と、多文化が溶け合う街歩き

レユニオン島が歴史上に登場したのは16世紀ごろ。17世紀初頭にこの島に上陸したフランス軍は、当時のフランス・ブルボン王朝時代のルイ13世にちなみ「ブルボン島」と命名。19世紀に入りナポレオン政権の時代は「ボナパルト島」、その後「レユニオン島」に落ち着きました。
当時フランスの植民地だったレユニオン島には、労働力として連れてこられたアフリカ大陸やインドからの人々が多く、それ故に様々なルーツを持つ人々で民族が構成されています。公用語はフランス語ですが、フランス語を基調にアフリカの諸言語と混成してできたレユニオン・クレオール語が、住民のほとんどに普及しています。
島の大きさは日本の神奈川県ほどの広さ。地理的には世界自然遺産に登録された、2つの火山とその火山によって形成された圏谷などは内陸部にあり、島の海岸線に沿って町が点在しています。
空を駆けたローラン・ギャロスが愛した、サン=ドニの美しい街並み

現在の県庁は島の北部にあるサン=ドニ。ここは島特有の、のんびりした雰囲気が漂っており、昔の砲台が残るバラショワ広場から植物園まで続く街の目抜き通り( ヴィクトアール&パリ通り )には、昔ながらのクレオール様式の建物を通りの両サイドに見ることができます。また、それほど数はないものの、レユニオン産のコーヒー豆やラム酒、バニラビーンズなどはお土産店で販売されています。

さらに、海岸沿いにはレユニオンのサン=ドニ出身、飛行家ローラン・ギャロス( Roland Garros )の像が設置されています。彼は世界で初めて地中海横断飛行に成功し、第一次世界大戦ではエースパイロットでした。テニスの4大大会の1つ、毎年5月にパリで行われるテニスの全仏オープン会場は、ローラン・ギャロスの功績を讃えて命名されています。
海に囲まれたレユニオン島では西海岸のサン・ジル・レ・バンや南部のサン・ピエールなどのリゾート地があり、東海岸はサトウキビを主原料としたラム酒工場や、バニラ農園などが広がっています。
世界遺産の火山が生む絶景

お勧めの観光スポットは何といっても世界自然遺産の2つ火山とその周囲にある絶景。
レユニオン島は今から300万年ほど前、海底火山の隆起で出来た島。島が生まれるきっかけとなった死火山のピトン・デ・ネージュ山( 3,070m )と、現在も活動中のピトン・ドゥ・ラ・フルネーズ山( 2,631m )は、島を代表する火山です。
また、レユニオン最高峰のピトン・デ・ネージュ山周囲にある3つの圏谷の中には断崖絶壁の中に村が点在し、さらに圏谷内の絶壁や断崖が生み出す数えきれないほどの滝などの自然美、他では見られない独特の植生が評価され、2010年世界自然遺産に登録されました。
このような地形を生かしたレユニオン島は、ハイキングを愛する人々にとって絶好の場所となっています。
SF映画の月面世界へ

12,000年前に火山活動を休止したピトン・デ・ネージュ山とは対照的に、現在も活動を続けている活火山ピトン・ドゥ・ラ・フルネーズは年に数回マグマを噴き出し、火山灰を降らせています。
ピトン・ドゥ・ラ・フルネーズ山にある「火山道路」と名付けられた景勝ルートは必見。火山展望台( Pas de Bellecombe )や月面と見紛う砂漠「ムーンランドスケープ」は、まさにSF映画の世界。火山活動が織りなす特異な絶景をご覧いただけます。
世界中のシェフが指名する甘美な「ブルボン・バニラ」

レユニオンの特産品といえば、ブルボンバニラ。世界市場の99%が合成バニラという中にあって、この島は貴重な天然バニラの名産地です。特にレユニオン島産は甘い香りが長時間持続することで有名です。
19世紀にレユニオンでバニラの長期的栽培方法が発見されて以来、島の東海岸には多くのバニラ農園が広がっています。観光客向けにオープンされている農園ではバニラビーンズやバニラエッセンスなどが購入できます。
さらに本国フランスのシェフに大人気なのが、話題の「ブルー・バニラ」。通常のバニラビーンズより太く種も多い希少なバニラで、お土産にも最適です。
島に眠る海賊伝説

世界中に広がる伝説の海賊の話は、ここレユニオン島にもあります。La Buseことオリビエ・ルバスールはカリブ海やインド洋で名を馳せ、特にポルトガル船ノッサ・セニョラ・ド・カボ号の財宝略奪で有名です。
そんな伝説の海賊が処刑されたのがレユニオン島。処刑台で彼は自身が考案した暗号と共に「宝を探せ」と群がる群衆に向けて叫んだとか。まるでどこかで読んだ漫画の話のようです。
彼の墓は海岸線にある墓地にひっそりとあります。本物かどうかは別としてロマン溢れるこの伝説の海賊の話は、現代においても世界中のトレジャーハンターの意欲を掻き立てています。
レユニオン島へのアクセス

最後にレユニオン島へのアクセス方法をご案内します。レユニオン島の空港はローラン・ギャロス空港。フランス・パリまたはタイ・バンコク経由でエア・オーストラルが運行しています。
フランス・パリからは便数が豊富ですが、タイ・バンコク経由は便数が極端に少ないため日程の調整が必要です。またはエミレーツ航空でドバイ・モーリシャス経由でもレユニオン島へ行くことが可能です。
フランス海外県のため通貨はユーロ、日本人観光客は、査証等は不要です。日本との時差は-5時間。ベストシーズンは5月から10月が乾季で気温も25度前後ですが、内陸部に向かう場合は時期によっては防寒が必要です。
フランスの香り漂う、レユニオン島へ

フランスの海外県を訪れることは中々ない体験です。飛び交うフランス語や貨幣のユーロ、パン屋の充実ぶりをみると本土フランスと似ているようでありながら、のんびりとした島で緑豊かな自然の絶景と美しい海を楽しめるレユニオン島は、他のインド洋の島々( マダガスカルやモーリシャス )を巡りながらの旅行がお勧めです。
希少なブルボンバニラを始め、幻のコーヒー豆( ブルボン・ポワントゥ )や特産のラム酒など、この島でしか手に入らない“お宝”を探しにレユニオン島を訪れてみませんか?![]()
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