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中国全土では西洋暦の正月よりも旧正月を華々しくお祝いすることが一般的ですが、かつてイギリスの植民地であった香港では、西洋の都市同様に、大晦日から1月1日にかけて盛大なカウントダウンのイベントが行われます。今回の記事では、アジア最大規模と言っても過言ではない、華やかな香港での年越しをご紹介します。
香港で体験できるカウントダウンイベント
香港と言えば、有名なのが「100万ドルの夜景」と称されるその美しい夜景。定番の夜景スポットであるビクトリアハーバーでは、ギネスにも認定された光と音楽のレーザーショー「シンフォニー・オブ・ライツ」が毎晩行われています。
そんな香港でのカウントダウンはとっても壮大。2019年の「香港ニューイヤー・カウントダウン・セレブレーション」では、大晦日の深夜、年が変わると同時に、美しい夜景を背景に10分間の花火と音楽のショーが繰り広げられました。毎年、何千人もの観光客がこの地を訪れ、華やかな花火のショーや壮大なライトアップとともに新年を祝います。
※今年(2021年)の花火の開催有無はまだ公表されていません。
香港一の高さから楽しむ花火
多くの高層ビルが立ち並ぶ香港の街の中でも、存在感を放っている高層ビル「世界貿易センター/International Commercial Centre(ICC)」。香港で1番、そして世界で7番目に高い超高層ビルです。カウントダウンを楽しむのにおすすめなのが、このビルの100階にある展望フロア「sky100」です。
香港一の高さを誇る地上393mの展望台からは、ビクトリアハーバーはもちろん、香港の雄大な街を360度見渡すことができます。「sky100」には展望台のほか、香港の歴史や文化を紹介する展示やカフェなど、観光客が楽しめる施設が充実しているため、香港に来たら一度は訪れたいおすすめスポットです。
ここから眺める花火は格別。視界を遮るものが何もなく、地上からは見ることのできない角度から花火を楽しむことができます。
夜景を堪能するディナークルーズ
贅沢な夜を過ごしたいなら、ビクトリアハーバーでのディナークルーズがおすすめ。豪華なビュッフェはもちろん、「シンフォニー・オブ・ライツ」を鑑賞できるプランや、生演奏のナイトショーが行われるプランなど様々なプランが用意されています。
大晦日には花火の時間に合わせて多くのクルーズ船が用意されており、間近で迫力ある花火を楽しみたい方にはとてもおすすめ。盛大な花火を船上から見上げながら、ロマンチックな香港の夜を楽しむことができます。
おすすめホテル4選
花火を楽しみたいけど人混みが苦手という方には、ビクトリアハーバーの見えるホテルに泊まることがおすすめ。花火が見える、九龍半島側のハーバービューホテルをいくつかご紹介します。
①ザ・ペニンシュラ 香港/香港半島酒店
香港のホテルといえば、王道はやはり「ザ・ペニンシュラ 香港」です。香港で最も古い歴史を持つこのホテルは、別名「東洋の貴婦人」とも呼ばれ、重厚で存在感のあるコロニアル調の外観や内装が魅力。
お部屋は九龍のシティービュー、正面玄関の前庭に臨むコートヤード、そしてビクトリアハーバーと香港島が見えるハーバービューがあります。香港島側のシンフォニー・オブ・ライツやカウントダウンの花火を眺めるなら、もちろんハーバービューのお部屋がおすすめ。誰にも邪魔されず、落ち着いて花火を楽しむことができます。
②シェラトン香港 ホテル&タワーズ/香港喜来登酒店
ペニンシュラホテルの向かい側にあるのが「シェラトン香港 ホテル&タワーズ」です。紙側には高い建物がなく視界が開けているため、ハーバービューのお部屋は目の前にビクトリアハーバーと香港島の景色が広がります。
ペニンシュラホテルに比べて手が届きやすい価格なので、できるだけ低予算で大晦日を過ごしたい方に是非おすすめです。
③ハイアットリージェンシー香港/香港尖沙咀凱悦酒店
ペニンシュラやシェラトンは、お部屋から花火が楽しめるホテルとしてすでに有名ですが、意外と知られていない穴場ホテルがこの「ハイアットリージェンシー香港」です。ショッピングモールK11の3~24階がホテルとなっており、高層階のハーバービューのお部屋からは、香港の街並みとビクトリアハーバーの極上の眺めを堪能できます。
④マルコポーロ香港ホテル/馬哥孛羅香港酒店
マルコポーロホテルは、スターフェリーターミナルに隣接するショッピングモール直結のホテル。ハーバービューのお部屋でも、低層階だとショッピングモールやターミナルの建物に視界を遮られる場合があるため、最大限花火を楽しむなら高層階のハーバービューのお部屋がおすすめです!
また、花火が行われる際屋上を無料開放してくれる嬉しいサービスも。穴場スポットなので、より開けた環境で花火を楽しみたい場合は屋上から花火を眺めるのもおすすめです。
去年はオンライン開催
2020-2021年のカウントダウンイベントは初のオンライン開催でした。特設サイトで香港時間の23時からカウントダウンクロックのライブ配信がおこなわれ、香港が0時を迎えると2分間のビデオで新年を祝うメッセージとともに、ビクトリア・ハーバーなどの香港の象徴的なランドマークが映し出されました。
今年(2021年)のカウントダウンイベントは?
香港政府観光局は、2021年の大晦日に、香港の象徴であるビクトリアハーバーにて3部構成の年末カウントダウンイベントを開催することを発表しました。史上初となる豪華な「アートショー」として、香港で盛り上がるアートシーンを世界に向けて発信します。
今年オープンしたM+
カウントダウンを迎える12月31日の夜は、西九龍(ウエストカオルーン)文化地区に2021年11月にオープンしたばかりの、アジア最大級の視聴覚美術館「M+」に注目です。
高さ65.8メートル、幅110mの巨大LEDスクリーンでもある「M+」の壁面では、大晦日の夜から、地元の才能あふれるデジタルアーティストが製作した、香港の街やカルチャーを表現したビジュアルストーリーが一挙に上映されます。
また、この「M+」の壁面は、2021年最後の1分となる現地時間の23時59分にカウントダウンの時計に変わります。時計がちょうど0時になると同時に、“2022”の数字と日本語を含む各国語による新年の挨拶が巨大スクリーンに映し出され、世界中に新年のお祝いが届けられます。
カウントダウンコンサートを開催
今年の香港カウントダウンイベントの目玉は、「香港ニューイヤー・カウントダウン・コンサート」です。西九龍文化地区のアートパークにて、日本時間の12月31日23時から1月1日1時30分にかけて開催されます。出演者は、女性シンガーソングライターのAGA、歌手のジン・リー、アルフレッド・ホイや、香港で今最も勢いのある12人組男性アイドルグループMIRRORなどといった、香港ポップスのスターが勢揃い。
また、香港を代表するオーケストラである香港フィルハーモニー管弦楽団による演奏も。2019年に権威あるイギリスのクラシック音楽雑誌「グラモフォン」のグラモフォン・アワードにおいてオーケストラ・オブ・ザ・イヤーを受賞した香港フィルハーモニー管弦楽団が、世界の人々のためにエネルギッシュで喜びに満ちた音楽を演奏し、新年を祝う輝かしい瞬間を迎える喜びを分かち合います。
世界に向けて香港のカウントダウンを配信
香港での盛大なカウントダウンイベントは、香港時間で23時より世界各国でライブ配信されます。年越しライブやカウントダウンの映像は、世界中にテレビ放送やインターネットでライブストリーミングされ、香港は世界と共に2022年の幕開けを迎えるのです。香港政府観光局のYouTubeチャンネルでも生中継されますので、日本からも是非視聴してみてください。
香港のカウントダウンを体験しよう!
みなさん、年末年始はどのように過ごしますか?年越しそばを食べたり、初詣をしたりするのもいいですが、時には海外で過ごしてみるのも憧れですよね。香港は日本からも近く、お正月休みなどを利用して行きやすいのが魅力です!オンラインでの配信もありますので、ご自宅からもぜひ香港の年越しを体験してみてはいかがでしょうか。
*日本と香港の時差は1時間で、日本の方が1時間進んでいます。カウントダウンの視聴時間にご注意ください。
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