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台湾南部に位置し、台北に次ぐ第二の都市として栄える「高雄」。国際貿易の重要な拠点である高雄港や、新鮮な海鮮、小吃が楽しめる六合夜市などがあり、経済や観光の中心地のひとつとなっています。近年では「高雄国際映画祭」などの文化的なイベントも開催され、さらに注目を集めています。今回は、様々な魅力が溢れる高雄のおすすめ観光スポットを厳選して5つご紹介します。
高雄はどんな所?
近代的な建築が集まる注目の観光地へ
台北から新幹線で最短約1時間30分でアクセスできる高雄は1年を通して温暖な気候で、日本人観光客も多く訪れる観光都市です。盆地に位置する台北に比べて、海に面する開けた街並みが印象的。自然豊かな土地が多い一方で、近年ではウォーターフロントの開発、整備が進み、ベイエリアを中心に近代的な建築やアートスポットが増加しています。昔ながらのローカルな情景と近代的な建物が相まった複合的な魅力が面白い街です。
古くから台湾屈指の港湾都市として栄え、鉄鋼、造船、製鉄などの工業も盛んなこの街は経済の根幹を担っています。高雄駅からほど近い六合夜市では多くの屋台が軒を連ね、日が沈むにつれて賑わいが増していきます。ご当地ならではのグルメやお土産を求めて観光客も集まる、活気にあふれた場所です。
ここからさらに電車で約40分南に下ると台南に行くこともできます。高雄を拠点に近郊都市を観光するのもいいですね。1日で台湾観光を一気に満喫することもできそうです。
高雄へ行くならタイガーエア台湾がおすすめ
タイガーエア台湾は2023年11月現在、日本の17の空港から台湾へ就航しています。高雄への発着便が出ているのは成田、名古屋、大阪、福岡の4つの空港です。フライトは片道約4時間。気軽に旅行の計画を立てられるのも魅力的ですね。航空券がお得に購入できるキャンペーンも不定期に開催されているので、こまめに情報をチェックしてみましょう。
高雄のおすすめスポット
美麗島駅
2012年にアメリカのトラベルサイト「Bootsn All」が世界で2番目に美しい駅に選出した、高雄MRT美麗島駅。地下へと階段を降りると、2本の巨大な柱に支えられた「光之穹頂(光のドーム)」が目に飛び込んできます。色鮮やかな4500枚のステンドグラスはイタリアのステンドグラスアーティスト、ナルシサス・クアグリアータによりすべて手作業ではめ込まれ、ついつい足を止めてしまう撮影スポットになっています。
各出口からは六合夜市まで徒歩圏内なので、周辺の観光の際はぜひ立ち寄ってみてください。
龍虎塔(蓮池譚)
台湾の名所と聞いてまず浮かぶのが、約42haの広大な池である「蓮池譚」に建てられた龍虎塔ではないでしょうか。見た目のインパクトが大きいだけでなく、風水の観点からも台湾有数のパワースポットと言われています。台湾では龍が最も善良な動物、逆に虎は最も凶暴な動物とされているため、龍虎塔には龍から入り虎から出る、というルールが定められています。そうすることで「福」を得られ「災いや厄」を祓えると言われています。階段で塔の最上部まで上がると、蓮池譚の自然豊かな景観と高雄の街を一望できます。
蓮池譚には龍虎塔の他にも歴史的な文化遺産が点在しているので、訪れた際にはぜひチェックしてみてください。
高雄ポップミュージックセンター(高雄流行音樂中心)
愛河の河口、ベイエリアに2021年にオープンし高雄の新たなランドマークとなっている音楽ホールです。いわゆる音楽ホールという枠におさまらず、まず目を引くのはスペインと台湾の建築チームが協力して作り上げたユニークな外観。夕暮れ時になると建物と高雄港の水面がカラフルにライトアップされ、幻想的な光景が広がります。
最新の音楽を最新の技術で聴かせるために作られたこの施設は、屋内のイベントホールに約6,000人、屋外のイベントスペースに約10,000人、コンサートホールに約1,000人収容が可能。小規模のライブから大規模フェスまで幅広く活用されています。
音楽にまつわる展覧会も開催されており、台湾のミュージックカルチャーが世界へと羽ばたく中心の場所となりそうですね。
駁二アートセンター(駁二芸術特区)
高雄港の旧倉庫街として使用されていた場所をリノベーションして作られた、駁二アートセンター。地下鉄MRTオレンジラインに乗って「塩埕埔」駅下車1番出口から約5分の場所にあります。約1kmにわたって広がるエリアは「大勇倉庫群」「蓬莱倉庫群」「大義倉庫群」の3つに分けられていて、25もの倉庫が点在します。倉庫はそれぞれ「音楽」「演劇」「アート」など異なったコンセプトになっています。
色鮮やかなオブジェや奇抜なアート作品が至る所に飾られていて、街全体がまさにアートそのもの。レンガ倉庫の外壁に掲げられたシンボリックなアートは、人気の撮影スポットになっています。台湾のクリエイターが手掛けたおしゃれなお店でショッピングを楽しみつつ、カフェで一息。そしてまた次のアートスポットへ、ゆっくり散策を楽しんでみて。CBike(高雄の公共レンタルサイクル)を利用するのもおすすめです。
トトロのトンネルで話題「高雄LRT」
高雄市内を走る「高雄ライトレール」が延伸し、台鉄美術館~愛河之心間が2022年10月に開通しました。その区間の線路を両側から挟むように「マダガスカルアーモンドツリー」が植えられています。
その中でも、話題になっているのはC21A内惟藝術中心駅。木々のトンネルを電車が走ってくる様子が、まるでジブリ作品のようなんです。観光客の人気撮影スポットとなっています。元々植えられていた木々に合わせて設計されているので、軌道は自然で美しく電車の騒音を抑制する効果もあるそう。迫ってくる電車にはくれぐれも気をつけながら、お気に入りの一枚を撮影してみてはいかがでしょうか。
古くて新しい港町
港町として発展した高雄ですが、開発や整備が進み、近代的な魅力と活気が日々増しています。文化の発信に積極的で、ベイエリアの都市化と共に街並みも進化し続けています。美しい海岸や豊かな自然、歴史的な建造物や現代的なアートスポットなど、さまざまな魅力が詰まった高雄を次の旅行先に加えてみませんか。
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