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前回ご紹介した、50代・60代の両親との“のんびりシンガポール旅”。今回は、その続きとなる5泊6日の旅の後半をお届けします。
※掲載内容は公開時点(2025年12月)の情報です。最新情報は公式サイトなどでご確認ください。
4日目:迫力ある海の世界へ
10:00 世界最大級の水族館、Singapore Oceanarium

この日は、セントーサ島にある水族館「Singapore Oceanarium」へ。2025年7月にリニューアルオープンしたばかりで、期待が高まります。

セントーサ島へはモノレール、バス、ケーブルカー、タクシー、徒歩など、さまざまなアクセス方法があります。今回はモノレール「Sentosa Express」を利用することにしました。
Sentosa Expressに乗るには、まずハーバーフロント駅へ。駅直結のショッピングモール「VivoCity」3階に乗り場があります。改札はタッチ決済に対応しているため、クレジットカードでそのまま乗車できます。Singapore Oceanariumの最寄りは「Resorts World Station」。VivoCity駅から1駅です。

この水族館は、以前からセントーサ島にあった「S.E.A. Aquarium」が大規模改装され、2025年7月に生まれ変わったもの。広さは東京ドーム約6個分。6つのエリア、22のゾーンに分かれ、南アジアからアラビア湾まで、世界の海で暮らす約1,000種類、10万匹以上の海洋生物が展示されています。
展示は“見るだけ”ではなく、生命の誕生や進化の歴史をたどる構成。海の始まりから未来までをめぐる、まるで海中旅行のような体験ができます。入口すぐの「In the Beginning」では、5億年以上変わらぬ姿を持つクラゲや古代生物を紹介。他にも、サメを間近で見られる「Shark Seas」や、巨大水槽が広がる「Open Ocean」など見どころが満載です。広い館内なので、所要時間は3~4時間ほどが目安です。



13:30 セントーサ島でランチ

たっぷり水族館を楽しんだあとは、近くのレストランでランチ。周辺にはユニバーサル・スタジオや「Harry Potter: Visions of Magic Singapore」などの施設があり、店内はほぼ満席でした。
15:00 セントーサ島を散策

セントーサ島にはビーチもあり、モノレールで移動して散策へ。海の透明度は高くありませんが、多くの人でにぎわっており、ビーチ沿いにはレストランも点在しています。
17:00 ビレッジ ホテル ブギス バイ ファー イースト ホスピタリティ

Sentosa Expressでシンガポール本島に戻り、次のホテルへ移動。このホテルは、前日に訪れたスルタンモスクのすぐ近くにあります。予約したファミリールームは32平米と広々しており、スーツケースを広げるスペースも十分でした。早朝にはモスクからアザーンの音が聞こえ、異国情緒を感じながら目覚めることができました。
18:00 アラビアンストリートでモスクを眺めながらディナー
スルタンモスクの目の前にあるレストラン「Ayasofya Turkish Restaurant」でトルコ料理のディナー。このエリアにはトルコ料理店が多く、今回はモスクに一番近いという理由でお店を選びました。料理はボリューム満点でとても美味しく大正解。
ディナーのBGMは、夕刻に響くアザーン。神聖な音色に包まれ、格別な夕食となりました。
20:00 The Shoppes at Marina Bay Sands
夕食後は、Grabで約15分移動してマリーナベイ・ショッピングモールへ。館内には高級ブランドを中心に約170店舗がそろっています。高級店のイメージが強いマリーナベイ サンズですが、実はZARAなどのファストファッションや、SEPHORA・Watsonsといったコスメや日用品の店も多く、気軽な買い物にも便利な場所です。また、館内には「Rasapura」というフードコートもあり、ランチやディナーを手軽に楽しめます。



5日目:シンガポールの豊かな緑を味わう、癒しの1日
9:00 マレーシア国境近く、スンガイ・ブロー湿地保護区へ

朝食後、マレーシアとの国境付近にある「スンガイ・ブロー湿地保護区」へ。ホテルからはGrabで約40分です。
高層ビルのイメージが強いシンガポールですが、ここではマングローブ林が広がり、野鳥や野生のワニがのびのびと暮らしています。シンガポールで確認されている鳥類の半数以上がここに生息しており、渡り鳥の重要な拠点として国際的にも評価されています。
目的はバードウォッチングと自然散策。園内には4つのウォーキングトレイルが整備され、安全に歩くことができます。

カフェテリアでは飲み物や軽食の自動販売機があり、スコールの際は屋根の下で休むこともできます。コースにより所要時間は異なりますが、休憩を含めて2時間〜4時間ほどが目安。野生のワニ(2mほど)、鳥、ハゼなどにも出会えました。




15:00 シンガポール植物園

Grabで市内方面へ30分ほど戻り、シンガポール唯一の世界遺産である「シンガポール植物園」へ。実は世界遺産登録の背景には「ゴム研究」があります。ここでの研究がゴム産業の発展につながり、自動車産業・タイヤ産業へ大きな影響を与えたことが評価されました。
園内ではゴムやランをはじめ、熱帯植物が数多く見られます。まず訪れたいのは「ジンジャーガーデン」。生姜の花はとても繊細で、ほとんどが1日しか咲かない貴重な植物。日本では見る機会が少ないので、必見です。
また、世界最大級の国立蘭園「ナショナル・オーキッド・ガーデン」も外せません。シンガポール植物園自体は無料で入れますが、この蘭園だけは大人SGD 15の入場料が必要。それでも、咲き誇る色鮮やかな蘭は圧巻で、訪れる価値があります。
植物園は東京ドーム約13個分の広さがあり、全体を回るには3時間以上かかると言われています。そのため、事前に見たいエリアを決めておくとスムーズです。




夕食は再びラオパサへ。シンガポールらしいホーカーの熱気に包まれ、旅の締めくくりにぴったりの夜になりました。
6日目:帰国前に制限エリア内でショッピング

朝のフライトで帰国するため、7時には空港へ。制限エリア内のお店は朝7時台でもほぼ営業していました。
特に立ち寄りたいのが、第3ターミナルにある「Bacha Coffee」。TWGの姉妹ブランドとして誕生した高級コーヒー専門店で、制限エリア内なら市内より購入しやすい価格帯です。ゴージャスなパッケージのコーヒーは、お土産にも喜ばれること間違いなし。
多様な文化が共存し、治安もよく、清潔で快適なシンガポール。ぜひこの記事を参考に、次の旅に出かけてみてください。
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