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毎日の仕事や家事、絶え間なく届くスマホの通知。「少しだけ、何も考えない時間がほしい」と思うことはありませんか。
そんな人におすすめしたいのが、どこまでも続く大草原が広がるモンゴルです。
「テレビで見るようなサバイバルな場所?」「旅慣れていないと難しそう」──そんなイメージを持つ方も多いかもしれません。実はモンゴルは、日本から直行便で約5時間半と意外にもアクセスしやすく、近年は女子旅やファミリー旅行の行き先としても注目を集めています。
今回は、実際に現地を訪れて感じた魅力をもとに、初めてのモンゴル旅行でも楽しめるおすすめの過ごし方をご紹介。さらに大草原でのゲル泊体験だけでなく、首都ウランバートルでの街歩きやショッピングまで、モンゴル旅の一部始終をお届けします。
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モンゴルを訪れるなら、ぜひ体験してほしいのが乗馬です。
「馬に乗ったこともない初心者だけど大丈夫?」という声が聞こえてきそうですが、全く問題ありません。まずは現地の遊牧民ガイドが手綱を引き、丁寧にサポートしてくれます。慣れてくれば1人で手綱を握り、ガイドに見守られながら乗馬を楽しむことができます。
ガイドさんの「チョー!(進め)」という声に合わせて大草原へ出発。時折駆け足になる馬のリズムに身を任せていると、心地よい風とともに、いつの間にか日々の緊張がすーっとほぐれていきます。
今回向かったのは、大草原にそびえ立つ「チンギスハーン騎馬像」です。途中で休憩を挟みつつ、片道約3時間の乗馬トレッキング。像の内部は博物館になっており、モンゴルの歴史や伝統を学べるほか、鷲を腕にのせたり、ラクダに乗ったりする体験も楽しめます。
モンゴル旅で絶対に外せないハイライトが、遊牧民の伝統的な移動式住居「ゲル」での宿泊です。スタイルに合わせて、大きく2つの滞在方法から選ぶことができます。
ゲルときくと「テントのような場所で寝るの?」と不安に思うかもしれませんが、旅行者向けの「ツーリストキャンプ」にあるゲルは、まるでグランピング施設のように快適です。
ゲルの扉を開けると、ふかふかのベッドに、可愛らしいモンゴル伝統の文様が描かれた家具が配置され、とてもフォトジェニックな空間が広がっています。夏でも夜は冷え込みますが、薪ストーブのパチパチとはぜる音を聞きながら、芯からじんわり温まれます。
またツーリストキャンプでは清潔な水洗トイレや温水シャワーが完備されており、快適に過ごせます。
「よりディープなモンゴルを体験したい!」という方には、遊牧民の日常にお邪魔するホームステイもおすすめです。ホストファミリーの敷地内にはゲスト用のゲルが用意されていることが多く、プライベートな空間はしっかり確保されています。
ただ、大自然のど真ん中ゆえにシャワーはなく、トイレは地面に穴を掘っただけの「青空トイレ」というサバイバルな一面も。それでも、お母さんが手作りしてくれた熱々のモンゴル家庭料理の湯気と香ばしい匂い、そして翌朝、ひんやりとした空気の中で体験させてもらった温かい乳しぼりの感触は、多少の不便さを補って余りある、心温まる思い出になるはずです。

夜中にそっとゲルの外に出ると、そこには言葉を失うほどの「満天の星空」が広がっています。
街の明かりが一切ない草原で、星が降ってきそうな天の川を見上げていると、日常の悩みがすっと夜風に溶けていくような、不思議な感覚に包まれます。
大自然を満喫した後は、首都ウランバートルでのシティ観光も楽しみましょう。実はウランバートルは、近代的な高層ビルと、旧ソ連時代を思わせるレトロな建築、そして伝統的な寺院が混ざり合う、エネルギッシュな都市です。実際に訪れたオススメのスポットをご紹介します。
ドラマ『VIVANT』のロケ地としても知られる、ウランバートルを象徴する広場。正面には国会議事堂が建ち、その前には堂々としたチンギスハーン像が鎮座しています。周辺には美術館や博物館、ショッピングセンターなどが集まり、ウランバートル観光の拠点としても便利なスポットです。
絵本『スーホの白い馬』で知られる伝統楽器・馬頭琴のどこか切なくも力強い音色や、独特の低音が響くホーミーを肌で体感できる大人気のスポットです。約1時間の公演には、色鮮やかな衣装での民族舞踊も詰め込まれており、息を呑むような圧倒的なパフォーマンスが繰り広げられます。これだけ充実していて、チケットは約3,000円とお手頃なのも嬉しいポイント。スフバートル広場からは歩いて25分ほどなので、ウランバートルの街を散策しながら目指すのがオススメです。
SBD – 1 khoroo, Ulaanbaatar 14241 モンゴル
+976 8802 1643
チケット販売開始 17:00 / 開演 18:00
https://www.facebook.com/profile.php?id=100090139782969

モンゴル旅行の記念にぜひ立ち寄りたいのが、カシミヤブランド「GOBI」。モンゴルを代表するブランドとして知られ、店内にはシンプルでエレガントなアイテムがずらりと並びます。手袋やニット帽などの小物は2,000円台からと、驚くほどリーズナブルな価格で購入できます。スフバートル広場のすぐ横にあるショッピングモール「Galleria Ulaanbaatar(ガレリア・ウランバートル)」内にも店舗があり、観光の合間にも立ち寄りやすい立地です。
SBD – 8 khoroo, Ulaanbaatar 14200 モンゴル
+976 7004 8888
10:00 ~ 20:00
モンゴル旅行を最高の思い出にするために、知っておきたい基本情報をまとめました。
観光に最も適しているのは、気候が穏やかな6月〜8月の短い夏です。この時期は草原が一番青々として美しく、夜の冷え込みも比較的緩やかです。
夏でも朝晩は冷え込むため、重ね着が基本です。日中は半袖で過ごせても、夕方からはフリースや薄手のダウンジャケットが必要になることも。乗馬をする際は、長ズボンと動きやすいスニーカーが必須です。
通貨は「トゥグルグ(MNT)」。クレジットカード(Visa/Master)が使える場所も増えましたが、チップやローカルなお店のために少額の現金(空港や市内で両替可能)を持っておくと安心です。Wi-Fiはホテルやカフェにありますが、移動中も使いたい方はeSIMやレンタルWi-Fiの準備をおすすめします。
モンゴルは日差しが強く、非常に乾燥しています。日焼け止め、サングラス、帽子、そして保湿クリームやリップクリームは多めに持参しましょう!
モンゴルの食文化に欠かせないのがラム肉です。ゲルでいただいた家庭料理は驚くほど食べやすかった一方、街中のレストランではラム肉特有の風味を感じることもありました。好みは分かれるので、苦手な方は日本から食べ慣れた軽食を少し持参しておくと、より安心して旅を楽しめるでしょう。


「モンゴル=ハードルが高い」というイメージが、少しでも「私にも行けそう!」「今すぐあの草原に立ってみたい!」というワクワク感に変わっていたら嬉しいです。
見渡す限りの青空と緑、馬と駆け抜ける爽快感、そして夜空に輝く無数の星たち。モンゴルでの体験は、単なる「観光」を超えて、五感を研ぎ澄まし、本来の自分を取り戻すような、一生の宝物になるはずです。トレンドを追いかける旅も素敵ですが、時には時間を忘れて、地球の鼓動を感じるような旅に出かけてみませんか?