17

カラフルな英国陶器ブランド
「エマ・ブリッジウォーター」

カラフルでかわいいデザイン、使いやすさ、温かみのある英国カントリーテイストのテーブルウェアで人気の「エマ・ブリッジウォーター」は、本国イギリスはもちろん、日本でもファンが多い人気の陶器・雑貨ブランドです。今回はそのエマ・ブリッジウォーターに焦点を当てていきます。

エマ・ブリッジウォーターの陶器を使った食卓

エマ・ブリッジウォーター誕生の秘密とは?

エマ・ブリッジウォーターの創業は1985年。ウェッジウッドやロイヤルドルトンなど伝統的な英陶器ブランドと比べると歴史は浅いですが、今や英国最大手メーカーに成長し、世界中の女性たちから圧倒的な支持を集めています。
1984年、創始者のエマが、母親の誕生日プレゼントに特別なティーカップ&ソーサーを探したところ、どこにも見当たらなかったことから、「それなら自分で食器を作ってしまおう!」と思い立ったのが始まり。
陶器工場が集中していることで“陶器の町”と呼ばれる英中部のストーク・オン・トレントに「エマ・ブリッジウォーター」のファクトリーが誕生しました。
以来、30年以上にわたり、「自分が欲しいもの、自分が使いたいものを作りたい」というエマの気持ちを体現したテーブルウェアが作り続けられています。

エマ・ブリッジウォーターの魅力を探る

エマ・ブリッジウォーターの陶器と二人の女性

製造拠点を海外に移す陶器ブランドが多いなか、エマ・ブリッジウォーターのテーブルウェアは現在もストーク・オン・トレントのファクトリーで手作業により作られるという、純粋な「メイド・イン・イングランド」。
マグカップ、大皿、小皿、パスタ皿、ボウル、ティーカップ&ソーサー、ティーポット、エッグカップなど幅広く展開しています。
素朴なクリーム色のベースにスポンジスタンプを押して絵柄を作っていく手法で、ほぼすべてがハンドメイド。
手作りならではの温かみが感じられるうえに実用的で長く使えるのも人気の秘密です。
スポンジウェアのデザインはエマ、動物や自然などをモチーフにしたデザインは作家・画家で共同経営者でもある元夫のマシュー・ライスが手がけています。
また、エリザベス女王即位60周年記念をはじめ、ウィリアム王子とキャサリン妃の子供たちの誕生日など、英ロイヤルファミリーのお祝い事に限定商品が販売されたり、高級デパート「フォートナム&メイソン」やファッションブランド「Barbour(バブアー)」とコラボを行ったりするなど、毎年さまざまな新作が出ているのもファンには嬉しい限り。

エマ・ブリッジウォーターの人気商品は?

ポルカドット(Polka Dot)

エマ・ブリッジウォーターの人気商品「ポルカドット Polka Dot」

エマ・ブリッジウォーターといえば、この水玉模様というほど大人気の柄。2002年に誕生して以来、シンプルかつポップ、どこか60年代風な雰囲気を持つ水玉模様はブランドの定番になっています。

ブラックトースト(Black Toast)

エマ・ブリッジウォーターの人気商品「ブラックトースト Black Toast」

クリーム地に大胆な黒文字のデザインは、ひと目でエマ・ブリッジウォーターとわかるほどのインパクトで、ブランドのトレードマークといえます。

ネイチャー(From Nature)

エマ・ブリッジウォーターの人気商品「ネイチャー From Nature」

鳥、猫、犬などの動物、ハチ、昆虫、そして花や野菜など自然界をテーマにしたシリーズも人気。ディテールにこだわるマシューのデザインには独特の味わいがあります。

自分だけのオリジナルを作る

エマ・ブリッジウォーターの人気商品「パーソナライズド」

誕生日や結婚、出産など特別な日のために、お祝いやお礼のメッセージ、または贈りたい人の名前を入れたギフトをオーダーすることができます。好みの柄と文字を選ぶだけで、楽しいオリジナル食器のできあがり。

エマ・ブリッジウォーターをコレクションする楽しみ

エマ・ブリッジウォーターの陶器と花

英国カントリーサイドの温もりが感じられる、エマ・ブリッジウォーター。
最近では食器のみならず、文房具、ラジオ、携帯電話アクセサリーなどさまざまに商品展開され、その世界観はますます私たちの心をとらえ続けています。
ストーク・オン・トレントの自社ファクトリーショップ(アウトレットショップもあり)のほかには、英大手デパート「ジョン・ルイス」や「フォートナム&メイソン」、アウトレット「ビスタビレッジ」、そしてオンラインショップで販売されています。
ファクトリーでは、場内を見学できるファクトリー・ツアーも開催しており、スタジオでは絵付け体験も行っています。将来イギリスを訪れる予定のある方はぜひ寄ってみたいものです。
エマ・ブリッジウォーターのテーブルウェアは、日本でも入手できるものもあるので、これを機会にお気に入りの柄の食器を少しずつ揃えてみてはいかがでしょうか。

17
名取 由恵
EXSENSES公式ライター

イギリス在住ライター・翻訳者・英国ドラマ愛好家。 ライフワークは英国文化・イギリス人の研究。