【美食の国】スペイン・マドリードで
地元料理を味わうバル巡り

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美食の国とも言われるスペインへの旅行では、食事が楽しみのひとつになることでしょう。中でも、短い滞在で沢山のお店や食材、味に触れられる「バル巡り」は特にお勧めです。こちらの記事では、スペイン初心者でも楽しめるバル巡りのコツとおすすめのバル通りやバル料理をご紹介します。バル巡りでマドリードならではの雰囲気と食事を楽しみましょう。

マドリードのおすすめバル通り「カバ・バハ通り」

カバ・バハ通り

マドリードには地元の人も訪れるバル通りがいくつもあります。その中でもバル巡り初心者におすすめなのが、活気あふれる中央広場「マヨール広場」から5分ほど坂を下ったところにある老舗のバル通り「カバ・バハ通り」です。300mほどの小道に50軒以上ものお店が並んでいて、観光客でも気取らずに入ることができるのが魅力です。新旧さまざまなお店があるので、気になるお店をはしごするのも楽しいでしょう。地元の人に人気の生ハム専門店やキノコ専門店の他、スペイン各地の名物を提供するバルが多いのもマドリードバル巡りの魅力の一つです。

マドリードのバルの楽しみ方

バー

現地ではタペオ(Tapeo)と呼ばれる「バルのはしご」。1杯のお酒とおすすめのおつまみを食べたら、次のお店へ行くバル巡りは観光客でも気軽に楽しめるのが魅力です。お店の中を覗き、カウンター席の下が紙ナプキンや爪楊枝で散らかっていたら喜んでください。床に落ちたゴミが多ければ多いほど美味しくて人気がある証拠。スペインのバル文化では、カウンター席ではごみを床に落とす人が殆どです。床が散らかっているお店に入ったら、思い切って真似してみるのも面白いでしょう。定番料理を食べ比べたり、オリジナル料理に舌鼓を打ったり、バル巡りは楽しみがいっぱいです。

バルでのルール&注文方法

バル
Photo by Ash Chuan

事前にバルでのルールをチェックしておきましょう。まず、お店に入る時と出る時には必ず挨拶をすることです。入る時は「オラ!」、出る時は「グラシアス!」と声をかければお互い気持ちよく過ごせるでしょう。注文方法は、カウンターまたは店員を呼んで指差しでOKなので、会話ができなくても心配いりません。メニューがない場合は、カウンターの料理や他の客の料理を指差しても良いでしょう。会計はテーブルで現金かクレジットカードを使って支払います。基本的にチップは不要ですが、何か特別なサービスを受けたら飲食代の10%を渡しましょう。

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バル巡りで味わいたいおすすめ料理

ベルムー

マドリードでは「とりあえずベルムー(日本で言うベルモット)で乾杯」が主流です。タパスと呼ばれる一皿料理では、日本でも馴染みのあるアヒージョやパエリヤの本場の味を食べてみましょう。スペインの伝統卵料理トルティージャも欠かせません。また、パンにおかずを乗せて串で刺したピンチョスは、イベリコ豚の生ハムやサーモン、マグロのたたき、野菜類やチーズなど、一口サイズのスペインおつまみをお楽しみください。スペイン各地の名物ピンチョスを食べ比べするのもまた乙です。お店ごとに異なる味わいを楽しみながら、バル巡りを楽しみましょう。

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ピンチョス
Photo by PromoMadrid

マドリードのバル巡りで地元の雰囲気を楽しもう!

初めてのスペイン旅行では一見難しそうなバル巡り。実際にはそんなに敷居が高くなく、多くの観光客がバル巡りを楽しんでいます。基本的なルールだけチェックしておけば、初めてでも安心です。スペイン各地の名物や個性、食文化が共存するマドリードならではの、贅沢なバル巡りをお楽しみください。

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エクセンス編集部
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