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本州の桜が散り春の終わりを感じる季節、例年ゴールデンウィーク頃になると、北海道は各地が桜の華やかな彩りに包まれます。火の使用が許可された公園では、ジンギスカンを囲みあちこちで賑やかな宴が繰り広げられ、春の到来を楽しんでいる様子が見られます。この光景は北海道の春の風物詩。北海道では花見といえば、ジンギスカンを楽しむのが定番なのです。この記事では、そんな北海道民のソウルフード・ジンギスカンの魅力をご紹介します。驚きの健康・美容効果や、編集部厳選のおすすめ店を参考に、ジンギスカンの新たな一面を発見してみませんか?
北海道の郷土料理「ジンギスカン」

ジンギスカンは、農林水産省主催の「農山漁村の郷土料理百選」にも選ばれている、北海道の代表的な郷土料理です。羊肉を特製のタレに漬け込み、中央部分が盛り上がった専用の鍋で調理します。奥深い肉の味もさることながら、鍋の中央で焼いた肉からはジューシーな肉汁がたっぷり。その汁が野菜に染み渡り、絶妙なハーモニーを奏でます。
明治維新後、北海道では羊毛を採取するために多くの農家が羊を飼育していました。その羊肉をおいしく食べるために考案されたのがジンギスカンの始まりです。戦後の食糧難の時代を経て、よりおいしく食べるための鍋やタレが進化し、ジンギスカンは家庭料理として広く普及しました。現在では、家庭での食事はもちろん、学校行事やキャンプなど、人が集まるさまざまな場面でジンギスカンが楽しまれており、北海道の食文化として深く根付いています。
ジンギスカンはどんな肉?

ジンギスカンで使用される羊肉は、ラムと呼ばれる仔羊の肉と、マトンと呼ばれる成羊の肉の2種類に分かれています。かつてはその特有の香りを消すためにタレにつけ込んでから焼くスタイルが主流でした。チルド技術や輸送が発達した近年では、タレに漬け込まず、新鮮な肉をそのまま焼いてから好みで味付けをするスタイルが増えています。現在、ジンギスカンに使われる羊肉のほとんどは外国産(ニュージーランドやオーストラリア)です。国産、特に北海道産のサフォーク種などは、その希少性と美味しさから、特別な品種として知られています。
ラム:生後1年未満の仔羊の肉。柔らかく、クセが少ないのが特徴で、羊肉が苦手な方でも食べやすいお肉です。
マトン:生後2年以上の成羊の肉。ラムに比べて味が濃厚で、羊肉本来の風味を楽しめます。
春はスプリングラムの季節

春にジンギスカンが愛される理由の一つに、ラム肉の旬である「スプリングラム」の存在があります。ジンギスカン用肉の主な産地ニュージーランドやオーストラリアでは9月から12月が春から初夏にあたり、温暖な気候の中で栄養価の高い牧草が豊富に育ちます。この牧草を食べて育った仔羊は、柔らかくクセのない極上のラム肉「スプリングラム」と呼ばれます。スプリングラムは冷凍後日本へ輸出され、ちょうど日本の春頃に入荷されるのです。春の訪れを告げるスプリングラム。この時期ならではの贅沢を心ゆくまで味わいたいですね。
ジンギスカンの驚くべき効能

ジンギスカンの魅力は、独特の風味と奥深い味わいだけではありません。、私たちの健康と美容を多角的にサポートする栄養素が多く含まれています。美味しいものを楽しみながら、心身ともに健やかになれるとしたら、それはまさに理想的な食体験です。
脂肪燃焼効果でスリムボディに!?
ダイエット中でもお肉を諦めたくないあなたへ。ジンギスカンは、脂肪燃焼をサポートするL-カルニチンが豊富。特にマトンはラムよりもL-カルニチン含有量が多く、より高い脂肪燃焼効果が期待できます。また、血中コレステロール値を下げる働きもあります。
美肌効果で内側から輝く
肌の健康維持に欠かせないビタミンB群と、抗酸化作用を持つビタミンEを豊富に含んでいます。ビタミンB群は、肌のターンオーバーを促進し、古い角質を取り除くことで、肌の透明感やハリを高める効果が期待できます。一方、ビタミンEは、紫外線やストレスなどによる肌の酸化を防ぎ、シミやシワの予防に役立ちます。美肌のための栄養素が詰まった、まさに食べる美容液ですね。
疲労回復効果で元気チャージ
疲労回復に効果的なビタミンB1と鉄分が豊富に含まれています。ビタミンB1は、糖質の代謝を助け、疲労感の軽減に役立ちます。また鉄分は、不足すると疲労感や倦怠感を引き起こす可能性があります。ジンギスカンに欠かせない玉ねぎなどの「硫化アリル」が含まれる食材を一緒に食べると、疲労回復効果がさらに高まる可能性があります。
免疫力向上効果でウイルスに負けない
免疫機能の維持に重要な役割を果たす亜鉛とセレンを豊富に含んでいます。これらの栄養素をバランス良く摂取することで、免疫システムが正常に機能し、ウイルスや細菌に対する抵抗力を高めることが期待できます。季節の変わり目や体調を崩しやすい時期には特に効果的なので、春にジンギスカンを食べる習慣は理にかなっているのかもしれませんね。
現地で訪れるべきジンギスカン店5選
ツキサップじんぎすかんクラブ

札幌の中心部から車で20分程の八紘学園農場内に位置する、1953年創業の歴史あるジンギスカン専門店です。元々は会員制のジンギスカン倶楽部としてスタート。札幌エリアで多い、タレの後付けスタイルの祖と言われています。広大な農場内にあるお店からは、春の桜をはじめとして、北海道ならではの四季折々の美しい自然を眺めながらジンギスカンを楽しむことができます。
このお店の最大の魅力は、新鮮な生マトンを使用していることです。肉はあらかじめタレに漬け込んでおらず、焼いた後に自家製タレにつけて食べるスタイルで、マトン本来の旨味を堪能できます。また、ジンギスカンと言えばビールが思い浮かびますが、実はワインとの相性も抜群です。店内には大きなワインセラーがあり、シニアソムリエであるご主人が厳選したワインとのマリーアジュも楽しめます。



サッポロビール園


ビールの歴史と文化を体験できる複合施設です。明治時代に建てられたレンガ造りの建物を活用した園内には、博物館、複数のビアホール、レストランなどがあり、大人から子供まで楽しめるスポットとして人気を集めています。ここでは開拓史館2階にあるビアホール・ケッセルホールでいただくジンギスカンがおすすめです。大正時代に製造された巨大なビールの仕込み釜「ケッセル」が鎮座する開放感あふれる空間は、まるでドイツのビアホールにいるようで、気分も高まります。
新鮮なラムやマトンを使用した、こだわりのジンギスカンのお供は地元工場直送の新鮮な生ビール。定番の生ビールはもちろんのこと、ここでしか味わえない限定ビール「ファイブスター」はぜひ飲んでみて下さい。芳醇な香りとコク、そして喉越し爽やかなビールは、ジンギスカンとの相性も抜群。
広い園内には桜も植えられており、春には屋外でジンギスカンを楽しみながら、お花見も出来ます。



成吉思汗(ジンギスカン)だるま

1954年創業。すすきのを中心に数店舗を展開する老舗ジンギスカン店です。創業当時から守り続ける秘伝のタレと生マトンにこだわる味が、人々を惹きつけてやまない人気店です。
だるまでは、肉を焼いた後にタレをつけて食べるのが特徴。肉本来の旨味と、秘伝のタレの絶妙なハーモニーを堪能できます。お店に入ると注文をする前から、目の前の七輪に炭火と鍋がセットされ、羊脂、タマネギ、ネギ、そしてお肉が運ばれてくる、独特のスタイルも魅力の一つです。



ジンギスカン 羊飼いの店 『いただきます。』

すすきの駅からほど近く、希少な道内産純血サフォーク羊肉に特化した、大人気のジンギスカン専門店です。
北海道由仁町の自社牧場で育てられた純血サフォーク種の羊は、肉質が柔らかく、臭みが少ないのが特徴です。特に、その上品な甘みとしっとりとした舌触りは、他の羊肉では味わえない格別のもの。牧場直営店ならではの希少な部位も堪能できます。



ジンギスカン 羊々亭 札幌本店

札幌市中央区に位置する、羊肉料理専門店です。落ち着いた雰囲気の店内で、厳選された羊肉を贅沢に味わうことができます。
羊々亭では、特に羊肉の品質にこだわっており、希少な国産サフォーク種や、旬のスプリングラムなど、時期に合わせて最高の羊肉を仕入れています。春にニュージーランドから届くスプリングラムは、柔らかくジューシーで、クセがないため、羊肉初心者の方にもおすすめです。肉の種類や部位も豊富で、ジンギスカンはもちろんのこと、食べ比べや羊肉を使った多彩な料理を楽しむことができます。



ヘルシーなジンギスカンで北海道の春を味わい尽くそう

ジンギスカンは栄養価が高く、北海道の歴史と文化、そして人々の温かい交流を象徴するソウルフードです。コロナ禍を経て、春の風物詩・屋外での花見ジンギスカンパーティーは規制により少なくなって来ています。といっても、幼い頃からジンギスカンに親しんできた道民にとって、その存在が薄まることはないでしょう。ジンギスカンの名店が伝統を守りつつも、美味しさが進化しているのは、それが道民の生活に深く根付いていることの表れと言っても過言ではありません。ぜひ、この春は北海道を訪れ、お花見と共に本場のジンギスカンを味わってみてはいかがでしょうか。美味しくて身体にもやさしいジンギスカンを味わいながら、北海道の雄大な自然と人々の温かさに触れ、心も体も満たされる旅をお楽しみください。
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