捨てられてしまうブドウの葉から生まれた「北海道TEA」
2022年産が販売スタート!

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ワイン用ブドウの葉は、ブドウの生育を促すために行われる「芽かき」「除葉」といった作業により、健康であるのに捨てられていることをご存じですか。北海道を拠点にブランディングディレクションを行う会社PATTERN PLANNING株式会社は、そんなワイン用ブドウの葉を使って、ワインのようなお茶「北海道TEA」を開発・製造。2022年産は茶葉の産地が「余市町・仁木町・ニセコ町・岩見沢市」にある11のヴィンヤードに増え、より幅広い個性を味わえるようになりました。今回の記事では、北海道TEAの魅力、そして2022年産についてご紹介します。

北海道TEAとは

「土に返されるだけのブドウの葉を何かに活用できないか」という生産者との何気ない会話から、2019年に北海道TEAの開発がスタート。ワイン用ブドウの葉から本当においしいお茶ができるのか、ブドウの品種ごとに味が異なるのかなど模索し、2020年ついに販売が始まりました。翌年2021年は、8か所の生産者に協力のもと、生産量の向上と味の改良を進めました。そして2022年産の今年は、茶葉を生産するヴィンヤードが11に拡大。さらにパワーアップした北海道TEAを販売しています。

ワイン用ブドウの葉からできたお茶

北海道のヴィンヤード(ワイン醸造用のぶどう畑)で健やかに育った葉を使用。まるでワインのように、香りと味わいが広がります。収穫から選別、発酵まで手作業で丁寧に作りだすため、ブドウの持つ独特な香りや味わいを楽しむことができます。

サスティナブルな原料

ワイン用のブドウの葉から作られていますが、アルコールはもちろんカフェインも含まれていません。ふとした休息の時間に、大切な人へのギフトに、シーンを選ばず楽しめます。

酸化発酵により味わいを模索

ベースは紅茶などと同様の、伝統的な製法で茶を作っています。発酵させないハーブティーとは異なる、独特な香りや果実味を表現しています。

2022年産ヴィンヤード

2022年産は余市町、仁木町、ニセコ町、岩見沢市から11のヴィンヤードが参加しました。それぞれの思いを込めて栽培から製造、販売まで手掛ける個性豊かなヴィンヤードをご紹介します。

余市町

北海道の西部に位置する余市町は、海に面していながら比較的温暖で気候に恵まれた町です。そんな余市町からは、NPO法人北海道エコビレッジ推進プロジェクト(余市エコビレッジ)と合わせて6つのヴィンヤードが参加しています。

余市のぼりんファーム(モンガク谷ワイナリー)
100年続く老舗のワイナリー。葡萄の栽培からワインの醸造までを家族で一貫して行っています。7品種の白ブドウを取り扱い、数種類のブドウを掛け合わせて醸造しています。

公式HP:余市のぼりんファーム(モンガク谷ワイナリー)

Domaine Takahiko ドメーヌタカヒコ
ピノ・ノワール約9000本とワイン醸造所を構える農園。オーナーの曽我貴彦氏は、日本に限らず世界中のワイン産地を巡り、野生酵母、全房発酵が特徴としたこだわりのワインを製造しています。

公式HP:Domaine Takahiko ドメーヌタカヒコ

Domaine Mont ドメーヌモン
オーナーの山中敦生氏がドメーヌタカヒコの曽我貴彦氏のもとで栽培と醸造を2年間研修し、2016年に独立。豊かな果実味と厚みのある風味を生み出すピノ・グリのみを栽培する農園です。

公式HP:Domaine Mont ドメーヌモン

NPO法人北海道エコビレッジ推進プロジェクト(余市エコビレッジ)
エコビレッジのヴィンヤードでは「ツヴァイゲルトレーベ」などのワインぶどうが育てられています。

CAMEL FARM WINERY キャメルファームワイナリー
イタリアの伝統製法と最新技術を兼ね備えた醸造所より世界クラスのワインを目指すヴィンヤードです。現代イタリアを代表する醸造家、コタレッラ氏と余市のワイン用ぶどうの草分けとして知られる名人、藤本氏の融合から世界を目指すワインを造っています。

公式HP:CAMEL FARM WINERY キャメルファームワイナリー

山田堂※
2021年春に離農する農家より畑を受け継ぎワイナリーをスタート。山田堂のコンセプトは、‘‘日常に楽しんで頂けるテーブルワインを造ること’’。食事の邪魔はせず、かつ個性的で、日々の食卓が華やかになる…そんなワイン造りを目指しています。

公式HP:山田堂

じきの畑※
「時季」、「正直」、「喰」の意を込めるじきの畑は、自然との共生を大切にしたワイン造りを目指しています。取り扱う品種は、ワイン専用種のヴィニフェラ種という品種のみを使用し、ブドウの力を最大限にいかせるように、できるだけ手を加えない醸造を心がけています。

公式HP:じきの畑

仁木町

北海道の南西部、積丹半島の付け根に位置する仁木町は、上質な土ときれいな水が流れていることから、果物やお米などの農業を主産業としています。

ル・レーヴ・ワイナリー
カフェとバー、ブドウ畑、ワイナリーを所有するヴィンヤード。除草剤は使用せず、低農薬で丁寧にブドウを育てています。カフェとバーからは、ブドウ畑をのんびり眺めながら食事を楽しむことができます。

公式HP:ル・レーヴ・ワイナリー

ニセコ町

国定公園や五色温泉郷など観光地が豊富なことで有名なニセコ町。昼夜の寒暖差が激しいですが、ほどよい厳しさの中で丈夫に育つ作物が、うま味をたくさん蓄えます

©Seiji Kazui

ニセコワイナリー
畑と醸造所はすべて有機認証を取得。栽培から販売までの全工程を一貫して手掛け、希少なオーガニックスパークリングワインを製造しています。公式オンラインショップでは、厳冬期の低温を生かした、さわやかな酸味のオーガニックスパークリングワインも販売しています。

公式HP:ニセコワイナリー

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ラララファーム※
「野菜を食べたひとたちが、笑顔になるように。」そんな思いを込めて誕生したラララファーム。トマトの栽培から事業がスタートし、11年を迎えた2020年に新たにチャレンジしたのが以前から興味のあった発酵。オーナーの服部氏は、ワイン『発酵』の仕組みについて、ワイン醸造を通して、多くの人にメッセージを伝えたいそうです。

公式インスタグラムアカウント:ラララファーム

岩見沢市

札幌市や新千歳空港からのアクセスも良好な岩見沢市は、農業を基幹産業とし、北北海道を代表するブランド米「ななつぼし」を生産するなど、北海道のおいしい食を支える地域の一つです。

KONDOヴィンヤード
家族経営の農家。できるだけ手を加えない成熟したブドウの本来のよさを尊重し、シンプルに畑と人を写すワイン造りを目指しています。複数品種を取り扱うKONDOヴィンヤードのブレンドワインは味わい豊かなワインが特徴です。

公式HP:KONDOヴィンヤード

※=2022年産から追加となったヴィンヤード。

おすすめの味わい方

香りの変化を楽しむホットティー

淹れる前の茶葉、お湯を注いだ瞬間の器、お茶から立ち昇る湯気。味わいを楽しむ前に、何度も香りを楽しむことができます。温かいお茶を口に含むと、角が取れた丸みのある味わいが口いっぱいに。ゆっくり時間をかけて飲む間に温度が下がると、また香りや味が変化していきます。

ワインのように楽しむアイスティー

氷や冷蔵庫で冷やしてワイングラスに注ぐと、透き通った黄金色が映えます。フレッシュなブドウを思わせるすっきりとした味わいがのどを通った後は、タンニンのような口当たりもほんのりと。鼻から抜ける香りや後味を、ワインのようにじっくりと味わってみてください。

ワインのような北海道TEAで普段の食事に彩りを

お茶としての味わいがありながら、ワインのようにも楽しめる北海道TEAをご紹介しました。独特の酸味は、食事の余韻をすっきりさせてくれるだけでなく、ノンカフェインなので妊婦さんなどでも安心してお楽しみいただけます。また、旬の食材と組み合わせたお茶漬けとしていただくなど、食べ慣れているはずの料理が、いつもと違う一品として表情を変えてくれるはずです。思い思いのスタイルで楽しめる北海道TEAで、普段の食事に彩りを加えてみてはいかがでしょうか。

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エクセンス編集部
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