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キンモクセイの甘い香りが漂っていたり、木々が色づき始めていたり。秋の訪れを感じる機会も増えてきました。
秋といえば「食欲の秋」。美味しい食べ物がたくさんあって、楽しい季節ですね。今回は秋の味覚の代表格「栗」についてお伝えします。栗は、おかずからスイーツまでさまざまな料理に使うことができる魅力的な食材です。栗の生産量日本一は茨城県ですが、意外と知らない方も多いのではないでしょうか。本記事では、栗の栄養や品種などの知識から、茨城の絶品栗グルメを楽しめるお店までをご紹介します。
茨城県は栗の栽培面積・生産量ともに日本一
栗は古くから日本の人々に親しまれている食材です。青森県の三内丸山遺跡など各地の遺跡で炭化した栗が発見されていることから、縄文時代にはすでに栽培が行われていたと考えられています。茨城県では、明治30年ごろから栽培が始められ、今では日本一の栽培面積と生産量を誇っています。主な産地には「栗の里」笠間市をはじめ、かすみがうら市、石岡市などがあげられます。
栗は品種が多く、調理方法のバリエーションも豊富。そのまま茹でるのはもちろん、渋皮煮や甘露煮、栗ごはんやモンブランなどのスイーツまで幅広く使うことができます。
また栄養価の面でも非常に優れており、ビタミンB1やビタミンC、カリウム、食物繊維を多く含んでいます。そのため栗を食べると、普段の食事で不足しがちな成分を補うことができます。健康な身体を維持するのに役立つタンニンは、渋皮煮などにすると、しっかりと摂取することができます。
茨城県には栗のみならず、栗を使った料理を提供するお店がたくさんあり、地元の栗を贅沢に使ったスイーツは、日本一の生産地ならではの濃厚さです。
栗にはどんな品種がある?
栗には品種がたくさんあり、品種によって甘みの度合いや風味もさまざまで、収穫時期も異なります。
9月上旬〜中旬にとれる早生の栗は「丹沢」「ぽろたん」「大峰」。「丹沢」は果肉が鮮やかな黄色をした大粒の品種で、甘露煮やペーストに向いています。「ぽろたん」は切れ目を入れて加熱すると渋皮まで簡単に剥くことができ、食べやすいという特徴があります。また「大峰」は小ぶりで丸みがあり、ペーストや加工品に適しています。
9月中旬〜10月上旬にとれる中生の栗は「利平」「筑波」「銀寄(ぎんよせ)」。「利平」は程よく粉質で、和栗の中でも甘みや香りが強く「栗の王様」とも呼ばれる品種です。くずれやすいため、茹でたり蒸したりするのに適しています。中生の代表品種といえる「筑波」は日本でよく食べられているポピュラーな品種で、甘みや香りもあり、ゆで栗や渋皮煮に向いています。また和栗の王道「銀寄」はしっとりとしていて甘みも強く、渋皮煮などにするのがおすすめです。
10月上旬〜10月下旬の晩生の栗は「石鎚(いしづち)」「岸根(がんね)」。「石鎚」は甘みと香りがあり、日持ちするうえに、煮崩れしにくいのが特徴です。「岸根」は1個30g〜40gもある大粒の品種で、甘みもあり、蒸すとホクホク感を味わうことのできる貯蔵に適した品種です。粉質が強く、加熱するとくずれやすいため、甘露煮などにする際には注意が必要です。
また甘くて香り高い3品種「丹沢」「筑波」「岸根」の中から、大粒栗を厳選し、0度で保存して甘みを最大限に引き出した「極み」は一度は食べておきたい高品質の貯蔵栗です。
栗を選ぶ際には、表面の鬼皮に固さとツヤがあるか、ずっしりとした重みがあるかを確認するのがおすすめです。収穫してから時間が経つと、水分が抜けて軽くなっていくため、重みのあるものは鮮度が高いといえるでしょう。
価格:2,750円 |
茨城の栗を堪能できるお店
茨城には栗を使った料理やスイーツを楽しめるお店がたくさんあります。
その中でも地元の和栗を存分に味わえる、おすすめのお店をご紹介します。
フランス料理 Tortue(トルテュ)
茨城の食材を活かした料理やスイーツが魅力のフレンチレストラン。
本格フレンチが気軽に楽しめる人気のお店で、全ての料理、デザート、飲み物にまで笠間の栗を使用した「栗尽くしフルコース」が味わえます。さらに看板商品の「笑っちゃうほど美味しいモンブラン」には、笠間産の栗で仕立てた栗クリームが贅沢に使われており、洋栗では味わえない、和栗ならではの香りと味わいを楽しめます。
SOLD OUT【ふるさと納税】T-11 “笑っちゃうほど美味しい”モンブラン(4個入) 価格:11,000円 |
モンラパン
木と漆喰でできた、家庭的で落ち着いた雰囲気のフレンチレストラン。
地産地消をコンセプトにしており、低カロリーのコース料理など身体にもやさしい料理が楽しめます。モンラパンでは、地元笠間の和栗を1人前15個以上も使用した、贅沢な「栗フルコース」が味わえます。1日の数量が限られているので、事前に予約が必要です。
ふる川製菓
昭和32年創業の和菓子・洋菓子専門店。機械に頼らずすべて手作りという製法を貫き、創業時の味を守り続けています。テレビでも紹介された「栗ムース大福」は、スポンジの上に生クリームとフルーツムースを乗せ求肥でつつんだ新感覚のスイーツとして、人気を博しています。その他「栗蒸し羊羹」や、注文が入ってから絞る「笠間栗モンブラン」などもあり、和モダンな喫茶スペースで食べることができます。
※お出掛けの際には、必ず最新情報をお店の公式ウェブサイトでご確認いただくか、お店にお問い合わせください。
岩間の栗や・小田喜商店
栗と砂糖だけで作られた、栗本来の素材の味を存分に感じられる栗菓子「ぎゅ(焼)」は売り切れ続出の人気商品。その名の通り、栗の美味しさがぎゅっとつまっていて、これまでにない新感覚の栗菓子は、一度食べてみる価値あり。その他「いわまの栗アイス」や、いわまのぽろたん栗をつかった「ぽろちゃん栗甘露煮」「ぽろちゃんくりじゃむ」などがあり、オンラインショップからお取り寄せすることもできます。
※土曜・日曜・祝日は店舗の対応優先になるため、電話に出られないことがあります。
詳しくは営業日カレンダー(https://www.kurihiko.com/)をご確認下さい
日本一の生産地で、秋の味覚「栗」を楽しもう
茨城の豊富な栗グルメは、今までには気づかなかった新たな栗の魅力を教えてくれます。
美味しいだけでなく、栄養満点で身体にもやさしい栗。お店で楽しむのも良し、買って帰ってお家で料理するのも良し。新鮮な美味しさを味わえる旬の今、栗を求めに、茨城へ足を運んでみるのはいかがでしょうか。
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