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3月3日ひな祭り。女の子が健康に育ち、幸せに生きていけるようにと願いを込めてひな人形を自宅に飾る方もいるのではないでしょうか?
そんな春のイベント「ひな祭り」の季節に、近江の歴史やひな人形をめぐる「びわ湖のひな人形めぐり」を滋賀県の12市町で実施しています。
今回は、地域のグルメや体験を楽しみながら、ひな人形の歴史や文化に触れることのできるスポットをご紹介します。
どんなイベント?
滋賀県内の12つの市町で、近江に江戸時代から伝わるひな人形の歴史や文化を知ることのできるイベントを実施しています。
古くから伝わっている歴史あるお雛様や、ガラスや瓦で作られたオリジナルのひな人形など、江戸時代から現代に至るまでのさまざまなひな人形の展示を楽しむことができます。
楽しむことができるのはひな人形だけではありません。近江商人が過ごしていた当時の街並みが残る資料館や、江戸時代の茶室や庭園で当時の世界観を感じたり、近江グルメはもちろん、古民家カフェや道の駅でのんびり地元の特産品や新鮮な野菜を食べてゆっくりするひとときを過ごすことができます。
あなただけのオリジナル作品を作る体験イベントも充実しています。
盆梅や練り香水、草木染め、チョークアートなど旅の思い出を残すことのできる体験も多数用意されています。
各市町のイベント概要
・長浜市
ガラスの街「黒壁スクエア」では、ガラスのお雛様の展示・販売や、実際にガラスのお雛様を作る体験教室も用意されています。小さいサイズで可愛らしいお雛様から、ガラス作家が手かげたものまで種類は豊富。また、明治時代の建築「慶雲館」では、紅白の盆梅をお雛様に見立てた「盆梅びな」が見れるほか、自分だけのオリジナル盆梅も作ることができるので、旅の思い出作りにぜひ参加してみてください。
・豊郷町
近江商人の心が生きる、滋賀県で一番小さな町です。
今年は、アニメの聖地である豊郷小学校旧校舎群ならではの創作人形を見ることができます。琵琶湖の綺麗な風景をイメージして作られた、雛匠・東之湖氏が手かげるとても繊細で美しいお雛様も見どころの一つです。
・愛荘町
江戸時代から残っている近江銀行愛知川支店で、幕末期のお雛様が展示されています。
「湖東三山館あいしょう」では湖東平野から琵琶湖まで一望できる景色を楽しみながら、地元のグルメを満喫できます。滋賀県の伝統工芸・愛知川びん細工手まりは、るーぶる愛知川で販売されているので立ち寄ってみてください。
・東近江市
江戸時代後期から昭和戦前まで活躍した近江商人が、故郷の娘のために贈った雛人形をはじめ、近江の商人屋敷に長年受贈されてきた各時代のひな人形を見ることができます。
いつの時代も変わらない親から子供への心温まる愛情が、きっと伝わってくるはずです。
・日野町
大窪〜村井・西大路にかけて続くレトロな街並みに、商店街や商人屋敷が立ち並び、江戸時代から現代に至るまでのお雛様がずらりと並んでいます。
1848年創業の「かぎや菓子舗」で、郷土菓子のいがまんじゅうを食べてのんびりする時間もおすすめです。
・近江八幡市
近江商人の当時の生活や風景をそのまま活かした近江八幡市立資料館をはじめ、当時の街並みも変わらずに再現されています。
かわらミュージアムでは瓦で作られたひな人形がずらりと並んでいます。購入もできるほか、手作り体験イベントにも参加できます。
・竜王町
竜王町公民館にて、明治時代〜平成にかけてのおよそ15つのひな人形が展示されています。果樹や農園のある道の駅「アグリパーク竜王」の中にある農村田園資料館では、ひな人形の展示のほか、昭和初期の農村暮らしも体験できます。
源義経が祀られている八幡神社の近くにある道の駅「竜王かがみの里」で竜王町のフレッシュな野菜や地元のグルメを楽しむ時間もリラックスできるひと時になるはずです。
・湖南市
旧東海道沿線で、地元の方が準備したひな人形が展示されています。多くの人が行き来した東海道の道をのんびり散歩しながら、さまざまな表情をしたひな人形を楽しむことができます。珍しい米粉の鯛焼きは、甲賀米粉たい焼き 湖南店でご賞味あれ。春限定の「さくらあんたい焼き」は外せません。
・甲賀市
忍者衣装のレンタルができる甲賀流リアル忍者館、江戸時代に扇を販売していた商屋の建物を改修して作られた扇屋伝承文化館、江戸時代後期に作られた民家を改装した東海道電馬館にて、ひな人形の展示が実施されています。鹿深いちご園では、45分食べ放題のいちご狩り体験ができます。直売所で販売されている鹿深ジェラートも絶品です。
・守山市
大庄屋諏訪家のお屋敷では、江戸時代に造られた主屋や茶室、庭園を楽しむことができます。生花とともに、江戸、大正、昭和3時代のひな人形が展示されているので、時代によって違う雛人形の表情や衣装に注目してみてはいかがでしょうか?
・栗東市
400年前に造られた国指定史跡の旧和中散本舗に、江戸・明治時代のお雛様が展示されています。
木の温もりを感じることのできる「茶ノ木カフェ」は女性に大人気のお店で、約30種類の焼き立てパンやチャイを楽しむことができます。旅先で歩き疲れた時に、立ち寄ってほしいグルメスポットです。
・大津市
日本天台三総本山のひとつ、日本遺産の西教寺で「ひな人形展」が開かれています。
期間限定で食べられる「ひな御膳」も外せないグルメのひとつ。叶匠寿庵 寿長生の郷では、お雛様だけでなく苑内にある約1,000本の梅の木の花の香りも楽しめます。
春の訪れを感じる旅を、お雛様と共に過ごしてみてはいかがでしょうか?
12の市町の観光スポットで、江戸時代から続くお雛様の展示内容をご紹介してきました。
昔から変わらない親が子供を思う気持ちに思いを馳せながら、さまざまな表情や衣装を身につけたひな人形を見に行くことで、春の爽やかな気持ちになって、のんびりリフレッシュする旅になること間違いなし。
海外旅行になかなか行けない今だからこそ、 日本の文化「ひな祭り」に触れる旅を計画してみてはいかがでしょうか?
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