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ジャパニーズペッパーとして知られる山椒は、ピリッとした辛みの中に豊かな豊かな香りが広がる、日本を代表する香辛料です。和歌山県の有田郡有田川町の清水地域は、日本一の山椒産地。高野山のふもとで育つ山椒は、大粒な実とぶどうのような姿から「ぶどう山椒」と呼ばれています。今回の記事では、そんなぶどう山椒を取り扱う平野清椒庵のストーリー、取り扱い商品などをご紹介します。
世界遺産の高野山から最高の山椒を世界に届けたい
開創1200年余り、真言密教の聖地 高野山。そのふもとにあたる清水地域では、古来より山椒が栽培されてきました。香辛料としてだけでなく、漢方薬としても需要のあった山椒。古くから高野山へ貢納されていたという歴史もあります。江戸時代には「ぶどう山椒」が発見され、栽培が加速。現在では日本一の生産量を誇る産地となっています。しかし、生産者の高齢化と人口の減少に伴い、後継者問題が深刻化。「世界遺産の高野山の地からJapanese Pepper “SANSHO”を世界中の人々に」という思いと次世代の後継者育成活動の一助として山椒専門店、平野清椒庵は本物を伝え続けています。
平野清椒庵では、自社農場や顔の見える契約農家の方々からの国産品のみを厳選して使用し、最高品質の和歌山有田川産、手摘み「ぶどう山椒」の栽培に力を尽くしてきました。その結果、「聖地 高野山と有田川上流域を結ぶ持続的農林業システム」が、令和3年に農林水産大臣により日本農業遺産に認定。今後は、「農業遺産 保全計画」に基づくシステムの保全・継承活動により、認定を活かした地域振興に取り組み、各地域での地域活性化に取り組んでいくそうです。
山椒づくりのこだわり
①選りすぐりの原材料だけを使用
平野清椒庵は、長年、多くの生産者の方々と共に山椒の取組みを続けています。この取組みを通じ築いた信頼関係から、毎年、選りすぐりの良い山椒だけを、数十トンも出荷してもらえます。
平野清椒庵の製品に使用するのは、その中からさらに厳選した、その年の最高のものだけ。これができるのは、確かな経験をもつ平野清椒庵だからです。
②風味を守る
山椒はなんといっても風味がいのち。収穫後、時間の経過とともに風味は失われていきます。また、高温で機械乾燥されてしまうと、乾燥の工程でも本来の風味は失われてしまいます。
そこで平野清椒庵では、産地に加工場を設け、収穫してすぐに、熱を加えることなく、時間をかけ、乾燥させます。
また、熱が掛かってしまう粉砕機なども使用せず、石臼でゆっくりと時間をかけ、少しずつ粉にしていきます。
手間暇を惜しまないことで、山椒の本物の風味を守っているんですね。
③産地を守る
生産者の高齢化と後継者不足が深刻化する有田川町。平野清椒庵はこれまでも、産地の方々と共に様々な課題解決を目指し、取組んできました。今後も、日本一の山椒の産地を守り続けてくれることを期待します。
ぶどう山椒とは
和歌山県の中央部に位置する有田町は、高野山を源として有田川が流れ、山、川、海に囲まれる自然豊かな地域です。有田町で栽培されるぶどう山椒は、ぶどうの房のように実り、大粒でピリッとした刺激にさわやかな風味が広がるのが特徴です。和歌山県は日本一の山椒産地と呼ばれますが、中でもぶどう山椒は、強い辛みと上品な香りから山椒の最高級品とされています。収穫時期は、5月中旬から下旬の実山椒と7月~8月の乾燥山椒の年2回。平野清椒庵は、このぶどう山椒を一房ごとに丁寧に手摘みし、粉山椒や、ねり七味など各種製品にたっぷりと取り入れています。
商品
山椒
最高級のぶどう山椒を100%使用した山椒。平野清椒庵を代表する商品です。山椒との相性が抜群のうなぎはもちろん、サラダなどのアクセントにもおすすめです。
一味
鹿児島県の喜界島で育った国産唐辛子を使用しています。サンゴ礁が降起してできた珍しい島、喜界島の唐辛子は、ミネラルが豊富で辛さの中に甘味を感じる風味豊かな味わいを楽しめます。
七味
唐辛子の辛みと胡麻の風味が広がる癖になる一品です。から揚げなど揚げ物にかけると、ほどよいピリ辛で白いご飯もすすみます。
ゆず一味
唐辛子と柚子の贅沢な風味が奏でる一品。おすすめは、鍋物やお味噌汁にかけること。普段の料理が上品な味わいになります。
最高級の山椒で普段の食事にアクセントを加えて
日本一の山椒を取り扱う、平野清椒庵をご紹介しました。商品は、粉山椒だけでなくペースト状にしたねり七味や、喜界島唐辛子と一緒に付け込んだ山椒胡麻ラー油などさまざま。またかわいいパッケージで、大切な方へ贈るギフトにもおすすめです。これから収穫時期を迎えるぶどう山椒。旬の香辛料で普段の食事にアクセントを加えてみてはいかがでしょうか。
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