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今年(2023年)で世界遺産登録30周年を迎える、兵庫県姫路市にそびえ立つ「姫路城」。完成から400年以上の時を経た今もなお、人々の心を魅了しています。姫山に築城された威厳高いこの城は、どのような歴史を辿ってきたのでしょうか。今回は多くの人に愛され続ける姫路城の成り立ちと、周辺のおすすめランチ、また周辺のおすすめ宿を3つご紹介します。
姫路城概要
日本で最初の世界文化遺産に認定
姫路城は1333年(元弘3年)、赤松氏四代目当主の赤松則村が反鎌倉幕府として挙兵し、姫山に砦を築いたのが起源といわれています。1346年(正平元年)にようやく本格的な築城が開始され、1467(応仁元年)年に本丸が完成。
その後1580年(天正8年)には羽柴秀吉に城が献上され、改築などを繰り返し1617年(元和3年)、本多忠勝が城主になり現在の姫路城の形が完成しました。
沢山の城主の手にわたり、戦乱の世を奇跡的に潜り抜けたことで、現代にその姿を残しています。
後の1951年(昭和26年)6月、大天守閣など8か所が国宝に認定。そして1993年(平成5年)12月、日本で初めて「法隆寺地域の仏教建造物」等とともに世界遺産に登録されました。
世界遺産に認定されている城のほとんどが石やレンガ造りであることから、世界的にみても希少かつ優れた技術の木造建築という点が高く評価されています。
愛称は「白鷺城」
城全体が白い漆喰で塗られ、白漆喰の代表とも呼ばれる姫路城ですが、白く塗られたのは壁だけではありません。屋根瓦を除く外側に面した全ての箇所に白い漆喰を塗る「白漆喰総塗籠(しろしっくいそうぬりごめ)」という技術が採用されています。これは外観を美しく見せるだけでなく、外壁の木材を漆喰で埋め尽くし覆うことで、防水や防火の役割も果たすため。防衛能力の面でも優れているそうです。
また、城全体が漆喰によって白く輝いて見える姿がまるで白い鷺のようであることから、「白鷺城」の愛称で親しまれるようになったといわれています。
12月11日は入城料無料
姫路城の世界遺産登録記念日である12月11日は、入城料が無料になります。また姫路城だけでなく、好古園や姫路市立動物園、姫路市立美術館、姫路文学館などの近隣の施設の入園料、入館料も無料になるお得な1日。特に好古園は約1万坪の敷地に9つの趣が楽しめる庭園があり、秋の紅葉シーズンが一番の見頃です。ぜひこの機会に人気の観光スポットを巡ってみてはいかがでしょうか。
姫路城へのアクセス
鉄道
東京方面~姫路駅【約3時間4分】
JR東京駅から東海道新幹線のぞみ号広島行きで姫路駅まで約3時間4分
大阪方面~姫路駅【約1時間6分】
大阪梅田駅から阪急神戸本線神戸三宮駅まで28分→三ノ宮駅まで徒歩1分→三ノ宮駅から山陽本線姫路駅まで約37分
夜行バス
東京方面~姫路駅 【乗車時間:約9時間55分】
京王電鉄夜行バス バスタ新宿(南口)【22:30発】
→渋谷駅→フラワータウンC→三宮BT→学園都市駅前→姫路駅【翌8:25着】
車
大阪方面~姫路駅【約1時間45分】
梅田から山陽自動車道「山陽姫路東IC」経由→姫路駅
最寄り駅(姫路駅)
JR姫路駅北口から神姫バス乗車「大手門前」下車徒歩5分
JR姫路駅、山陽姫路駅から徒歩20分
大人 18歳以上:800円
小人(小学生/中学生/高校生):300円
【姫路城/好古園(共通券)入城料/入園料】
大人(18歳以上):1,050円
小人(小学生/中学生/高校生):360円
※お出かけの際には、必ず最新情報を公式ウェブサイトでご確認いただくか、施設にお問い合わせください。
姫路城周辺のおすすめランチ
せっかく姫路城を見学に来たのなら、地元で評判の食事を楽しみたいですよね。ここでは姫路城周辺のおすすめランチを3つ、厳選してご紹介します。
高田の馬場
JR姫路駅より徒歩約15分、神姫バス「姫路城大手門前」バス停より徒歩約5分という、姫路城に最も近い好立地で播州姫路の名物料理が食べられる「高田の馬場」。お食事処に加え、お土産屋や休憩所も併設している姫路観光の拠点となる店舗です。ランチには穴子やおでん、そうめんなど姫路の郷土料理を味わうことができます。旅行の出発点にも、ひと休みにも使える場所です。ぜひ立ち寄ってみて下さい。
おでんと串カツ姫路のお店
JR姫路駅北口から徒歩1分、駅直結の「姫路のれん街」内にある人気店。一押しはやはり手作り生姜醤油で食べる姫路おでん。訪れた人々を笑顔にしてくれる姫路城の形をしたこんにゃくは、ついつい写真を撮りたくなりますね。ランチはおでんとアジフライやサクサクの串カツが食べられるお得なセットがおすすめ。夜は居酒屋営業をしているので、お酒と相性抜群の姫路グルメを堪能してみて。
炭焼あなご やま義
姫路名物にとことんこだわった名店「炭焼あなご やま義」。多くの著名人を虜にする一番人気の「名物 あなごめし」は焼きと蒸しの両方の工程を経た、ふっくら食感の天然国産あなごを特製の茶飯に乗せた逸品です。姫路名産の生姜を使用したタレとあなごの香ばしい香りが店内に広がり、訪れた人々の食欲をそそります。姫路に来たらぜひ食べたいひと品。
姫路城周辺のおすすめ宿
旅行で疲れた体を癒すためには、心地よい宿選びがポイントになりますよね。ここでは姫路城周辺にあるおすすめの宿を3つご紹介します。
ホテル日航姫路
JR姫路駅中央改札口を出て徒歩1分、絶好のアクセスを誇る「ホテル日航姫路」。観光はもちろん、ビジネスにも使える姫路のランドマークホテルです。客室の大きな窓からは姫路城が一望でき、夜には煌びやかな姫路の夜景が旅の疲れを癒してくれます。
朝食のブッフェでは地産地消食材を使ったご当地のグルメや、世代を超えて愛される「ホテル日航カレー」など、バラエティー豊かな食事が楽しめます。
夢乃井庵 夕やけこやけ
JR姫路駅から車で約40分、都会の喧騒から離れた「夢乃井庵 夕やけこやけ」は、自分だけの静かなプライべート空間を提供してくれる隠れ宿。全客室に露天風呂が付いており、里山が織り成す絶景を独り占めできる優雅なひと時が待っています。お食事は地元の旬の食材をふんだんに使い、ここで食べるからこそ美味しいこだわりの料理に舌鼓を。
ホテルモントレ姫路
JR姫路駅直結、姫路城へ徒歩15分と絶好のアクセスを誇る「ホテルモントレ姫路」。各客室フロアにセキュリティを設けており、安心安全のホテルステイが可能です。また、全客室にウルトラファインミスト「ミラブル」を標準装備。宿泊者専用のサウナ付き温泉施設も常設し、旅の疲れを癒すには充分な設備が整っています。
ホテル最上階にある朝食会場では、姫路城を眺めながら贅沢な朝のひと時を。朝食ビュッフェでは和洋さまざまなメニューが楽しめます。シェフが目の前で調理をしてくれる「ライブキッチン」も嬉しいポイント。
戦乱の時代を乗り越え、輝き続ける姫路城
白い鷺に例えられるほど心を揺さぶる美しさでそびえ立つ姫路城。長きに渡る戦火を乗り越えて、現代でもその存在感は色褪せることなく街を見守っています。次の旅行にはぜひ、魅力あふれる姫路城を旅の候補に加えてみませんか。
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