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熊本発!天草の椿は、青い海に囲まれた島の宝物

熊本県の天草といえば、椿。絶景のロケーションにいっぱい広がるヤブツバキは、神秘的な存在感を放ちます。島独特の雰囲気と相まって非日常的癒しの感覚が楽しめる、そんな天草の椿の魅力を探ってみました。

椿のパワー!熊本・天草は、大小さまざまな島々で成り立つ世界文化遺産

熊本の天草下島にある天草は、西海岸に位置する西平地区で椿がシンボルとなっています。東シナ海を横目に、約2万本の椿が群生し夏は葉を茂らせ、秋は見事な実をつけ、冬には見事で可憐な花を咲かせる絶景のロケーションが広がります。

イルカウォッチング
写真提供:天草宝島観光協会

天草は一年中イルカウォッチングが楽しめて、南蛮文化やキリシタンの歴史を伝える施設などがある、自然と文化のある島です。天草の﨑津集落は世界文化遺産に認定されており、仏教・神道・キリスト教が共存し続けてきたということが評価されました。

大木のやぶ椿に驚き!熊本・天草「西平椿公園」へ

西平椿公園から見た夕陽

天草の観光スポットといえば、西平椿公園で日本の夕日百選の一つです。園内には、真っ赤な花びらのヤブツバキが約2万本あります。園内の「椿の展示園」には、世界の椿150種を展示。毎年3月には「あったか天草椿祭り」を開催しています。

ヤブツバキ
写真提供:天草宝島観光協会

西平のヤブツバキは天草の人々の生活と深く関わっています。ヤブツバキの実には、多量の油分が含まれ、上質の椿油を収穫し整髪料などに活用されてきました。天草の人々の生活に欠かすことのできないヤブツバキは、昔から大切に守られ続けています。

熊本・天草の特産!椿油とは

天草の椿油は、天草の地元の人たちを中心に「西平カメリアクラブ」を結成し西平椿公園を管理しながら、公園周辺の椿の実を採集し、製造・販売を続けています。椿油を作る工程ですが、まず椿の実を採り、一粒ずつ目視検査をします。一粒も無駄にせずに作業をすすめ、4回ほど場所を変えて天日干し。そのあと焙煎器にかけ、搾油機で油を搾ります。

天草の椿油の特徴は、食用・髪の毛などの美容健康維持・さび止めとして多用に使用できることです。椿油に多く含まれているオレイン酸は、悪玉コレステロールを減らす優れもの。不乾性のため蒸発しにくく、保湿力の高い油です。

熊本・天草の椿油コスメでオーガニックを楽しむ

ヤブツバキのみで作られている椿油は、現在コスメなどにも使われており、天然の椿油は頭から爪の先まで全身に使用できるオイルとして販売されいます。

ヤブツバキの椿油と蜜蝋のタッグで生まれたバーム作りを、体験メニューとして行っています。市販のものでは味わえない吸いつき感。100%天草産の、こだわりの1品作りを楽しむことができます。

手にするだけで優しくなれる!熊本・天草の椿の魅力

まじりっけのない愛情いっぱいの椿油は、天草のお土産としても人気です。ヤブツバキの花は目を楽しませるだけでなく、天草の島人が手間暇かけた椿油に変身します。そんな椿油を一度使ってみたい。そう思わずにはいられないでしょう。天草の椿油の良さをぜひ手にとって確かめてみてください。

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