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宮崎県日南市はかつおの漁獲量日本一の町。かつおを釣りざお一本で釣り上げる「かつお一本釣り」は、漁師の技術とプライドをかけた伝統的な漁法です。一年のほとんどを船の中で過ごす「かつお一本釣り」の特徴やその歴史に迫ります。さらに、かつおのおいしさを味わえる漁師めしもご紹介します。
歴史ある港町、日南市南郷町
かつおの漁獲量日本一で知られる宮崎県日南市南郷町。古くから漁業が盛んで天然の良港として海上交通や貿易の拠点となっていた地域です。全国最大近海かつお一本釣漁船の基地でもあり、漁業にまつわる伝統や食文化が深く根付いています。また、日向灘に面した温暖な海にはさまざまな魚が訪れるので、日本でも有数のダイビングスポットとして知られています。穏やかな海では、シュノーケリングやシーカヤックなどのアクティビティも楽しめます。
豪快な漁法「かつお一本釣り」
「かつお一本釣り」とは、時速30kmほどで回遊するかつおを、漁師が釣りざお一本で釣る豪快な漁法です。かつおの群れにカタクチイワシを投入し擬似餌「シャモ」で釣りあげます。水産資源への負担が少ない漁法としても注目されています。1月下旬から2月上旬頃南郷を出港し、黒潮に乗ったかつおの群れを追い、沖縄や屋久島、房総、三陸沖へ移動しながら11月下旬まで漁をします。「かつお一本釣り」は、漁師の技術とプライドが受け継がれてきた、南郷が誇る漁法なのです。
伝統漁法の歴史
1600年代始めの江戸時代、現在の「かつお一本釣り」の原型が現在の和歌山県、紀伊の国の印南(いなみ)で始まったと言われています。次第に造船技術と航海技術にたけていた南郷にも広まり、漁村の経済発展にも大きな役割を果たしました。明治時代にはかつおの乱獲により一時衰退しましたが、新しい漁場を求めて沖縄や台湾近海へも出掛けたそうです。南郷の漁師の遠方まで漁に行く勇敢さは、世間に知れ渡り、その技術は現在へと受け継がれています。
漁師めし「かつおめし」を味わう
かつおの町、南郷町でぜひ食べたい地元グルメが「かつおめし」。新鮮なかつおの刺身を甘めの醤油に漬け込み、それを乗せたご飯に熱いお茶を注いで食べる漁師めしです。炒りごまが魚の臭いを消してくれて、お茶漬けのように食べやすいのでどんな世代にも人気のグルメです。初かつおが揚がる3月には、南郷町の料理店が協力し、ワンコインでかつおめしが食べられる「かつおめしフェア」を開催しています。ぜひ地元の漁師めしを味わってみましょう。
かつおに人生をかけた漁師のプライドを新鮮なかつおで堪能しよう!
南郷の漁師が技術とプライドを注ぎ込み釣り上げるかつお。一年のほとんどを船で過ごすかつお漁は、きっと過酷なものでしょう。伝統ある「かつお一本釣り」で捕れた新鮮なかつおを、漁師の勇敢さに感謝しながら味わってみませんか。
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