東北の夏祭り2025
注目の人気イベント9選と開催情報まとめ

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日本の夏といえば、やっぱり夏祭り。屋台や縁日の賑わい、太鼓の響き、そして夜空を彩る花火など、五感を楽しませてくれる風物詩が満載です。本記事では、そんな夏の風物詩の中でも特に見応えのある「東北の夏祭り」をご紹介。青森のねぶた、秋田の竿燈など、全国的にも人気の高い祭りが集まる東北は、夏の旅先としてもおすすめです。
心踊る夏の祭りに出かけて、日本の季節の魅力を全身で味わってみませんか。

青森県

風情あふれる扇形ねぷたが見られる「弘前ねぷた祭り」

青森の弘前ねぷた祭り
写真提供:青森県観光協会

青森県弘前市の夏を代表する伝統行事「弘前ねぷたまつり」は、毎年8月1日から7日にかけて開催され、国の重要無形民俗文化財にも指定されている由緒ある祭りです。三国志や水滸伝などを題材にした武者絵を描いた大型の扇形ねぷたが、約80台練り歩く様子は、まさに圧巻。情熱的な掛け声と共に夜の城下町を彩ります。

「残したい“日本の音風景”100選」にも選ばれた太鼓や笛の響き、そして「ヤーヤドー!」という勇ましい掛け声が響き渡るなか、光と影のコントラストが神秘的な世界を生み出します。観覧席からゆったりとその壮麗な光景を楽しめるのも、大きな魅力のひとつ。約400年の歴史を誇る弘前の美しいねぷたの行進を、ぜひ現地で体感してください。

弘前ねぷたまつり
開催日時:2025年8月1日(金)〜7日(木)
※最新の情報は公式サイトよりご確認ください。

大迫力のねぶたに花火の共演も!「青森ねぶた祭り」

青森ねぶた祭り
写真提供:青森県観光協会

東北を代表する夏の風物詩「青森ねぶた祭」は、毎年8月2日から7日にかけて青森市で開催される華やかな祭りです。国の重要無形民俗文化財に指定されており、大型の「ねぶた」と呼ばれる灯籠山車が夜空を彩ります。祭りでは武者絵を描いた巨大な「ねぶた」が夜の街を練り歩き、踊り手「ハネト」の「ラッセラー!」の掛け声が祭りを熱く盛り上げます。最終日には、ねぶたが海上を進む「海上運行」と約1万1千発の花火が共演し、壮大なフィナーレを演出。七夕の灯籠流しを起源とするとも言われる伝統の祭りは、見る人の心をつかむ圧巻の光景です。受け継がれる伝統とエネルギーが融合する青森の夏祭り。現地でしか味わえない熱気と感動をお楽しみください。

青森ねぶた祭り
開催日時:2025年8月2日(土)〜7日(木)
🎆
観覧席:あり
※最新の情報は公式サイトよりご確認ください。

岩手県

民俗芸能が大集合!「北上・みちのく芸能まつり」

岩手の北上・みちのく芸能まつり
写真提供:岩手県観光協会

“民俗芸能のまち”として知られる岩手県北上市で開催される「北上・みちのく芸能まつり」は、全国から注目を集める伝統文化の一大イベントです。日本一の民俗芸能団体数を誇る北上では、まつり期間中、街のあちこちで100を超える郷土芸能が披露されます。なかでも注目は、1300年の歴史をもつとされる「鬼剣舞(おにけんばい)」。鬼の面をつけた踊り手たちが、勇壮かつ荘厳な舞を披露します。2日目の夜には、市役所前に設けられた「おまつり広場」で、100人以上の踊り手による「鬼剣舞大群舞」が、かがり火の中で繰り広げられ、その迫力に会場は大きな感動に包まれます。そして3日目の夜には、北上川河畔で灯籠流しとともに約1万発の花火が夜空を彩り、まつりのフィナーレを飾ります。どの日程も見逃せない、魅力あふれるイベントが満載です。

北上・みちのく芸能まつり
開催場所:おまつり広場などMAP
開催日時:2025年8月1日(金)〜3日(日)
🎆
観覧席:あり
※最新の情報は公式サイトよりご確認ください。

宮城県

港と海が舞台!港町のパワーあふれる「気仙沼みなとまつり」

宮城県気仙沼市で毎年開催される「気仙沼みなとまつり」は、海と漁業に根ざした港町ならではの伝統と文化を華やかに表現する祭典です。1949年(昭和24年)に始まった「気仙沼湾振興まつり」を前身とし、地域の発展とともに受け継がれてきた歴史ある祭りでもあります。祭りのテーマは「航海安全」と「大漁祈願」。漁業のまちとしての誇りを胸に、地元の人々と観光客が一体となって祝う2日間は、まさに気仙沼の夏の風物詩といえるでしょう。まつりでは多彩なプログラムが用意され、地元の漁業文化を今に伝えています。沿道を彩るパレードや、市内に並ぶ屋台では、名物のホヤや新鮮な海の幸を楽しむことができ、家族連れや観光客にも大人気。祭りのクライマックスには、気仙沼湾を背景にした花火大会が行われ、夜空と海面を彩る光のショーが訪れた人々を魅了します。

気仙沼みなとまつり
開催日時:2025年8月2日(土)〜3日(日)
※最新の情報は公式サイトよりご確認ください。

秋田県

10,000個もの提灯が夜空を彩る「秋田竿燈まつり」

秋田の秋田竿燈まつり
写真提供:「秋田県観光連盟」

秋田県秋田市で毎年8月3日から6日まで開催される「竿燈(かんとう)まつり」は、国の重要無形民俗文化財に指定されている東北を代表する夏祭りです。五穀豊穣と無病息災を祈願するこの祭りでは、長い竹竿に提灯を吊るした巨大な「竿燈」を、熟練の「差し手」たちが巧みに操りながら街中を練り歩きます。夜空に揺れる無数の灯りとともに、情緒あふれる光景を生み出します。

秋田竿燈まつり
開催日時:2025年8月3日(日)〜6日(水)
🎆
観覧席:あり
※最新の情報は公式サイトよりご確認ください。

活気あふれるお囃子と山車が練り歩く「花輪ばやし」

秋田の花輪ばやし
写真提供:「秋田県観光連盟」

秋田県鹿角市で毎年8月に行われる「花輪ばやし」は、幸稲荷神社の祭礼として奉納される伝統行事で、日本三大ばやしのひとつに数えられます。その起源は平安時代末期とも伝えられ、ユネスコ無形文化遺産および国の重要無形民俗文化財にも登録されています。祭りの最大の見どころは、夕焼けが空を染める頃から始まる幻想的な屋台行列。漆塗りや彫刻で彩られた豪華絢爛な10台の屋台が、若者たちの熱気あふれるお囃子に乗って、夜を徹して町を練り歩きます。やがて、すべての屋台が駅前広場に集結すると、会場は一気に熱気と興奮に包まれ、町踊りも披露されて祭りは最高潮に。力強い太鼓や笛の音、屋台を操る人々の気迫、夜を彩る響きが一体となり、心を揺さぶります。耳で聴き、目で見て、心で感じる伝統芸能の醍醐味を、ぜひ現地で体験してみてください。

花輪ばやし
開催場所:JR鹿角花輪駅前、鹿角市花輪町など MAP
開催日時:2025年8月19日(火)〜20日(水)
🎆
観覧席:あり
※最新の情報は公式サイトよりご確認ください。

伝統的な衣装と優雅な盆踊りを鑑賞できる「毛馬内盆踊り」

秋田の毛馬内盆踊り
写真提供:「秋田県観光連盟」

毛馬内盆踊りは、秋田県鹿角市十和田毛馬内で毎年8月21日から23日まで開催される秋田県の三大盆踊りの一つ。1998年に国の重要無形民俗文化財に指定され、2022年にはユネスコ無形文化遺産にも登録されている格式高い伝統行事です。毛馬内盆踊りの起源はおよそ450年前に遡ります。武士の時代から続くこの踊りは、先祖供養の「大の坂踊り」と豊作を祈る「甚句踊り」の2つで構成されています。浴衣に編笠、手甲脚絆をまとった踊り手たちが、かがり火を囲んで静かに輪を描く姿は最大の見どころです。静寂に包まれる盆踊りの夜に、身を委ねてみてはいかがでしょうか。

毛馬内盆踊り
開催場所:毛馬内盆踊り会場 MAP
開催日時:2025年8月21日(木)〜23日(土)
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山形県

あでやかな衣装と花笠を身に付けた踊り手が勢ぞろい!「山形花笠まつり」

山形の山形花笠まつり
写真提供:公益社団法人 山形県観光物産協会

毎年8月5日から7日にかけて開催される「山形花笠まつり」は、東北四大祭りのひとつに数えられる、山形県を代表する夏の祭典です。「ヤッショ、マカショ」の掛け声と花笠太鼓のリズムに乗せ、紅花を飾った笠を持つ踊り手たちが、市内中心部を練り歩きます。踊りにはいくつかの流派があり、しなやかで気品ある「女踊り(薫風最上川)」や、勇ましく力強い「男踊り(蔵王暁光)」、さらには笠をダイナミックに回す「尾花沢系」など、多彩なスタイルを一度に楽しめるのもこの祭りの魅力です。

山形花笠まつり
開催日時:2025年8月5日(火)〜7日(木)
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観覧席:あり
※最新の情報は公式サイトよりご確認ください。

福島県

長さ12メートルの巨大わらじが登場!「福島わらじまつり」

福島の福島わらじまつり
写真提供:(公財)福島県観光物産交流協会

「福島わらじまつり」は、福島の夏を盛り上げる一大イベント。毎年8月第1金曜から日曜にかけて開催され、巨大なわらじと威勢のいい掛け声が街に活気をもたらします。市内の目抜き通り・国道13号線(信夫通り)を舞台に、長さ12メートル・幅1.4メートルという日本一の大わらじが威風堂々と練り歩きます。実はこの祭りは、信夫山の羽黒神社に奉納する「信夫三山暁まいり」をルーツに持ち、健脚祈願や無病息災を願う心が込められた地域の誇りともいえる行事なんです。行進の先頭をゆく大わらじは、まるで巨大な神輿のような迫力。「ワッショイ!ワッショイ!」の掛け声とともに、踊り手たちが太鼓や笛の生演奏に合わせて盛大に盛り上げ、沿道は観客の熱気に包まれます。見どころは、大わらじとともに舞い踊る「わらじ音頭」。躍動感あるリズムに合わせて踊る姿は、祭りの醍醐味そのものと言えるでしょう。最終的に大わらじは羽黒神社の仁王門に奉納され、三日間の熱気は感動のクライマックスへと向かいます。現地で熱気あふれる雰囲気をぜひ肌で感じてみてください。

福島わらじまつり
開催場所:国道13号・信夫通りMAP
開催日時:2025年8月1日(金)〜3日(日)
🎆
観覧席:あり
※最新の情報は公式サイトよりご確認ください。

今年の夏は、ぜひ東北の夏祭りで夏の思い出を

東北地方の夏祭り9選をご紹介しました。祭り会場では花火や盆踊り、屋台グルメなど、五感で楽しめる魅力が盛りだくさん。情緒あふれる伝統行事の数々が、夏の思い出をいっそう彩ってくれるはずです。今年の夏は、心おどるお祭りの熱気をぜひ現地で体感してみてはいかがでしょうか。

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