なくしたくない日本の原風景が残る「東松島町」

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日本全国には色々な絶景スポットがありますが、「なくしたくない日本の原風景」が数多く残っているのは、宮城県東松島市です。日本三大渓である「嵯峨渓」をはじめに「松島四大観」や「新宮戸八景」など見どころ満載のスポットがあり、観光する場所に困りません。ここでは、そんな自然豊かな東松島市の魅力についてご紹介します。

自然の美しさを存分に味わえる東松島市とは

東松島の日の出
写真提供:宮城県観光プロモーション推進室

宮城県石巻市と松島町の間にある東松島市は、豊かな自然と便利な都市機能が融合した町です。東松島市内にある「奥松島」には太平洋の荒波によって削られた岩肌が並んでいて、その光景はまさに秘境そのもの。海水浴やウィンドサーフィン、釣りなども楽しめる場所で、自然・グルメ・アクティビティが揃った観光地として知られています。昔から外から人が訪れる土地柄が影響しているのか、穏やかで友好的な人の温かさが根づく地域なので、旅行すると新たな発見があるかもしれません。

日本三大渓の一つ「嵯峨渓」は、自然が作ったアートが満載

奥松島宮戸島の外海に位置する「嵯峨渓」は、岩手県の猊鼻渓、大分県の耶馬渓と並ぶ日本三大渓の一つです。澄み切ったエメラルドグリーンの太平洋が広がる中、荒波や雨風によって自然に削られた岩肌が力強くそびえ立ち、それぞれが特徴的な形をしています。岩は形によって、名付けられていて「アシカ岩」や「てんぐ岩」などが見られます。遊覧船もあるので、より近くで自然の力強さを感じることができます。穏やかで女性的だと言われる松島とは対照的な荒々しくエネルギッシュで男性的な魅力がここで味わえます。

仙台藩の儒教学者・舟山萬年が選んだ「四大観」

四大観

「四大観」は、仙台藩の儒教学者・舟山萬年が松島内にある4カ所の優れた景色を選んだ場所です。松島四大観の1つである「富山」は標高116.6メートルの山で、山頂には展望台があり、松島一帯を見渡せます。江戸時代の俳人・松尾芭蕉の弟子で『奥の細道』の旅の行程の大半をともにした曾良(そら)は、『曾良旅日記』で富山の眺望について書いています。山頂には、征夷大将軍・坂上田村麻呂が観音菩薩像を安置したと伝えられていて、古くから信仰されています。

地元の方たちの自慢の8つの景色「新宮戸八景」

新宮戸八景

東松島市宮戸地区には、地元の方たちが8つの絶景を選んで「新宮戸八景」と名付けました。そのうちの1つ「薬師堂」は、標高68.3メートルの山の中腹に建てられていて、歴史的にいわれのある場所です。薬師堂に行くまでには岩屋があり、ここは伊達政宗が猟りでしとめた鹿を調理した場所だったと伝わっています。他には、黒島・花魁島などの奥松島が見渡せる「嵯峨見台」や、仙台藩が外国船の見張りをしていた「唐船番所跡」があります。

絶景を見るなら東松島へ

東松島の牡蠣
写真提供:宮城県観光プロモーション推進室

昔から日本人の心をつかむ東松島の絶景。牡蠣や海苔の養殖も盛んな地なので、ご当地グルメにも期待できます。見どころがたくさんあって迷うかもしれませんが、ゆったりと東松島の自然を堪能してみてはいかがでしょうか。

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