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福島県会津地方の南部にある福島県下郷町(しもごうまち)は、江戸時代に宿場町として栄えていた「大内宿(おおうちじゅく)」や、日本有数の透明度である湯が流れる「湯野上温泉」がある観光地です。他にも高山植物の群落である「中山風穴地特殊植物群落」などがあり、見どころがいっぱい。そんな下郷町の魅力についてご紹介します。
下郷町へのアクセス
下郷町へは、都心から・仙台方面から車で約3時間でアクセスできます。東京方面からは、東北自動車道の白河インターで降り、西郷村(にしごうむら)を通過して下郷町へと進みます。仙台方面からは、東北自動車道の須賀川インターで降り、羽鳥湖を通過して下郷町へと進みます。
東京方面から電車で行く場合は、浅草駅で東武線に乗り新藤原駅へ。新藤原駅で野岩線に乗り換え、会津高原尾瀬口へ。そして、会津高原尾瀬口で会津鉄道に乗り換え、会津下郷駅で下車します。浅草駅から会津下郷駅まで約3時間半でアクセスできます。仙台方面からは、JR仙台駅で東北新幹線に乗りJR郡山駅へ。JR郡山駅でJR磐越西線に乗り換え、JR会津若松駅へ。そして、会津若松駅で会津鉄道に乗り換え、会津下郷駅で下車します。仙台駅から会津下郷駅まで約3時間でアクセスできます。
下郷町の面積の約90パーセントは森林
下郷町のある南会津地方は、下郷町の他、南会津町、只見町、檜枝岐村の計4町村で構成されています。地域としての面積は本州で最も広く、神奈川県とほぼ同じ面積です。下郷町は、那須山系の山脈に囲まれ、町の中央部には阿賀川が流れていて、国指定天然記念物「塔のへつり」という渓谷があります。面積の約90パーセントは森林というデータからもわかる通り、自然が豊富な地域です。日本海側からの影響で、夏場は高温多湿ですが朝晩は涼しく、冬は積雪量が多い寒冷地です。
江戸時代の宿場の雰囲気が残る「大内宿」
下郷町には、江戸時代に会津西街道の宿駅として栄え、旅の大事な場所として役割を担っていた大内宿があります。今でも屋敷割りや脇本陣が当時のまま残っており、国重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。街道沿いに茅葺き屋根の家が立ち並んでいて、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような趣。周辺には、ご当地グルメが楽しめるお店も。下郷町特産の会津地鶏を使った「地鶏うどん」や「地鶏ソバ」や、会津地方に昔から伝わる、丸ごと1本ネギが入った「ねぎそば」などが楽しめます。
日本有数の透明度を誇る「湯野上温泉」
日本有数の透明度である「湯野上温泉」は、江戸時代から会津の湯治場として賑わっていた、歴史ある温泉。8つの泉質をもち、各宿に源泉かけ流しで供給されています。アルカリ性単純泉でマイナスイオンの濃度も高いため肌に優しく、神経痛や筋肉痛、関節痛、冷え性、腰痛などにも効くと評判です。日本でも珍しい茅葺き屋根の駅舎を持つ「湯野上温泉駅」には足湯が併設されていて、春には花見をしながら温泉を楽しむ人の姿も見られます。
国の天然記念物に指定されている絶景ポイント「塔のへつり」も
国の天然記念物に指定されている「塔のへつり」は、全長200メートルにわたって搭の形をした岩が並ぶ絶景スポット。岩塔は、長い年月をかけて風化されたことで独特な造形になっています。周辺には木々が生い茂っていて、秋の美しい紅葉など、季節ごとに変わる表情も魅力。つり橋を渡ると、807年に坂上田村麻呂が創建したと伝わるお堂があり、そこには「虚空像菩薩」が祀られています。成績向上や記憶力増進などのご利益があると人気。「塔のへつり」から北上すると、高山植物の群落があり、この場所は「中山風穴地特殊植物群落」と呼ばれています。あちこちに角柱状の岩石が積み重なり、風穴ができていて、冷風が吹いているのを感じられます。
下郷町でゆったりと贅沢なひと時を
江戸時代の宿場の雰囲気が残る「大内宿」や泉質豊富な「湯野上温泉」がある下郷町。自然に身をゆだねてリラックスできるスポットが満載です。ご当地グルメも楽しめるので、下郷町でゆっくり過ごしてみてはいかがでしょうか。
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