美味しいお米が都会と農村を繋ぐ!
山燕庵の最高品質コシヒカリと玄米甘酒

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自然循環型の農法で安全と美味しさを追求した農産物を生産している山燕庵(さんえんあん)。食味検査最高評価のSランクの石川県能登半島産コシヒカリ『コシヒカリアモーレ』をはじめ、ノンアルコール・ノンシュガーの玄米甘酒『玄米がユメヲミタ』などの加工品も製造・販売しています。今回は、山燕庵の歴史や商品のこだわり、米と旅の関係についてご紹介します。

山燕庵の歩み

山燕庵は2008年3月の設立以来、自然循環型の農法で安全と美味しさを追求した農産物を生産しています。2005年から福島県南部の東白川郡鮫川村で農産物の生産を開始し、2012年にお米の生産拠点を石川県能登半島に移行。また、2020年6月に本社兼出荷倉庫は埼玉県川口市に移動しました。

社名の成り立ち

山燕庵の始まりは山の中にポツンと建てた小さな家。そこから「山庵」という社名案が生まれました。今回取材させていただいた代表の杉原さんは大の鳥好きで、ここに鳥を絡めようと考えたそう。鳥の中でも燕は、悪い虫を捕まえて食べてくれるため農家にとって益鳥です。また、年に2回も子育てをするので豊作を連想させ、昔から縁起の良い鳥と言われている燕の一文字を加えて「山燕庵」という社名が出来上がりました。

事業を始めたきっかけ

もともとは都内とマーケティングリサーチ会社で働いていた杉原さん。都会での多忙な日々に身も心も疲れ切ってしまっていたときに、父・正利さんがセカンドキャリアとして福島県で農業を始めたことをきっかけに、農業に興味を持ち始めます。農業を手伝っているうちに杉原さんは心と体の調子が良くなっていくのを感じ、この仕事の魅力に心を奪われていきました。

そんな時に、東日本大震災が起きます。福島県で震災を経験したことは、食の安全性やこれからの食の選び方、そして生き方を深く考えるきっかけになりました。「自分で食べ物を作ることが一番安全で安心。そしてそれを多くの方にお届けする仕事は非常に意味のあるもので、自分の心身も喜ぶ、家族も周りの人たちもみんな喜んでくれるはず」そう考えた杉原さんは、そこから前職を辞めて父の会社に加わり、今に至ります。

震災後の新たな生産拠点

2011年の東日本大震災は、農家にも大きな打撃を与えました。食の安全が強く求められる時代になり、山燕庵も震災後の売り上げは低迷。非常に厳しい期間が続きました。福島県内だけで農業を続けることに限界を感じた杉原さんは、新たな生産拠点を検討し始めます。それまでの同じ農法でお米を育てられる人と場所を探していたところ、石川県能登半島の志賀町で良い出会いがあり、そこに新たな生産地を設けることに。現在は石川県産のお米の販売を中心にしています。

独自の農法が生み出す「安全」「安心」の農産物

山燕庵の最大の特徴は自然循環型のその農法。自然循環型の農法は松本農法と呼ばれ、化学肥料を使わない、誰もが安心して食べることの出来る、おいしい農作物を作るための農法です。

様々な微生物のはたらきを応用した完熟堆肥と化学肥料不使用を用いることで、土壌の力と作物本来おいしさを最大限に引き出すことができ、病虫害にも強いという特徴を備えています。また、収穫後の作物の中から土壌、そして周辺環境に至るまで有害物質を排出しない、すべての命にとっての「安全」と「安心」を守る自然循環型農法なのです。現在は、松本農法をアレンジした独自の農法を行なっていますが、基本的に自然循環型の農法を行っています。

都会と農村を繋げる使命

山燕庵が目指すのは、都市と農村の人々が農業を通じて繋がり、互いを永続的に発展させることのできる社会。
そのため、日常的にインスタグラムやフェイスブック、ツイッターなどネットメディアを十分に活用し、日常的に農家と都会の人々のコミュニケーションを適切な形で行うことを心がけているという杉原さん。首都圏でのイベントには積極的に参加し、お客様や店舗の方と直接的な対話をして交流し信頼を構築。またその様子をSNSで発信し続けています。お客様がわざわざ農業体験に行かなくても、おしゃれで良いものを買う、これだけで自然の循環に貢献している状態を作り出す。また、SNSで発信しやすいデザインにする。そういったことを常に意識しているからこそ、多くの人々の心をつかみ続けているのです。

山燕庵のブランド米『コシヒカリアモーレ』

自然循環型の農法で作られる単一米

石川県能登半島の清涼な水と豊かな土壌から作られる山燕庵のブランド米『コシヒカリアモーレ』。単一米とは、エリアでブレンドしたお米ではない、同じ土地で、同じ人が、同じ農法で作ったお米のことです。単一米だとお米の粒の大きさが均一で味に差異がなく、味の特徴がはっきりと伝わります。『コシヒカリアモーレ』はやや小粒で一粒一粒がぷりぷりとしているのが特徴です。

こだわりは水にも

『コシヒカリアモーレ』は、専用貯水池に貯めて栄養価を高めた水を使用して作られます。一般に使用される川の水の農業用水とは違い、この水は限られた土地しか利用できない非常に貴重なもので、有機物が多く栄養豊富です。

玄米甘酒『玄米がユメヲミタ』普通の甘酒とどう違う?

原材料の違い

『玄米がユメヲミタ』の原材料は加工用の白米ではなく、高品質な玄米。山燕庵のブランド米『コシヒカリアモーレ石川県産玄米』を使用した甘酒は、臭みや舌に残る苦みが少なく美味しい仕上がりに。その上、アミノ酸や食物繊維が豊富で、白米に比べて栄養価がぐんと高いのも嬉しいポイントです。

発酵の仕方の違い

『玄米がユメヲミタ』は酒蔵ではなく味噌蔵で発酵させます。味噌蔵の麹菌は、タンパク質をアミノ酸に分解する能力が高いため、甘みは強くなく旨味とコクが強いことが特徴です。

また、お米のつぶつぶを特殊な工程で細かい粒子にするため、さらっとしていてお子様でも飲みやすく、お料理にも使いやすくなっています。他の飲料と混ぜ合わせてお楽しみいただくこともできます。

保存しやすいビンのパッケージ

本体とキャップ部を熱処理することで、鮮度が長持ち。ビン入りの『玄米がユメヲミタ』の賞味期限は常温保存で製造から1年間です。

山燕庵の魅力はその商品デザインにも

特徴的なネーミング

『コシヒカリアモーレ』『玄米がユメヲミタ』のネーミングは、いずれも「無印良品」の名付け親であるライターの日暮真三さんによるもの。「日清オイリオ」、「リクルート」、「ぴあ」など数多くのコピーを手掛けている日暮さんのネーミングにより、特徴的な親しみのあるお米と甘酒が生まれました。

思わず手に取りたくなるパッケージ

パッケージデザインを手がけたのは、数々のNHK教育テレビのキャラクターデザインやアートディレクションを手掛けている藤枝リュウジさん。シンプルながらも洗練されたおしゃれなパッケージデザインは、お客さんの目にも止まりやすい。どんなにいい商品でも、手に取ってもらえなければ意味がありません。思わず手に取りたくなるような、こだわりが込められたパッケージは、山燕庵の商品の魅力の一つです。

産地へと足を運びたくなるお米

お米には「コシヒカリ」や「ひとめぼれ」など様々な銘柄が存在しますが、それらの多くは複数の産地の複数の農法で作られたお米がブレンドされています。
一方、『コシヒカリアモーレ』は単一米です。能登半島で、山燕庵独自の自然循環型の農法によって作られているお米だけで構成されているのが『コシヒカリアモーレ』なのです。それほど希少価値の高いお米であると知れば、どんな環境でお米が作られているのか、実際に現地へ足を運んでみたくなりますよね。

美味しいお米が、産地への興味に繋がる。産地への興味が、足を運ぶきっかけになる。山燕庵は、時代のニーズをとらえ、時代に合った美味しいお米を通じて、都会と農産地を繋ぐ役割を果たしているのです。

安心で美味しい食事を、山燕庵のお米で

都会にいながら自然を感じられるような、時代に合った商品の提案を続けている山燕庵。食の安全が求められる今の時代に、美味しく安心して食事を楽しんでもらうための努力を惜しみません。山燕庵の愛情が込められた高品質なお米と玄米甘酒で、ぜひ毎日のお食事をお楽しみください。

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山燕庵
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Riku Fujii
EXSENSES公式ライター

旅好き、映画好き、音楽好き、休日は海に行ったり、雑貨屋さんを巡ったりと、とにかく多趣味な雑食ライター。東京外大でスペイン語勉強中。