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日本海に面した港町である敦賀は、歴史を感じさせる建造物から日本海側最大級の海鮮市場、美しい景勝地まで、見どころが盛りだくさん。2024年3月16日には北陸新幹線が金沢から敦賀まで延伸され、ますますアクセスが便利になりました。
この記事では、敦賀の魅力を存分に味わえるおすすめスポットやグルメ、宿泊施設を紹介します。

敦賀ってどんなところ

日本海に面した古くからの港町

敦賀は古くから交通の要衝として栄え、日本海側で初めて鉄道が開通した町としても知られています。
また、新鮮な魚介類や昆布など海の幸に恵まれており、海産物を利用した食品加工業が盛ん。なかでも、昆布の加工は全国的にも有名です。

北陸新幹線でさらにアクセス便利に

2024年3月16日、北陸新幹線が金沢から敦賀まで延伸されたことで、東京から敦賀までの所要時間が大幅に短縮され、ますますアクセスが便利になりました。
歴史や海、グルメを満喫できる魅力的な町・敦賀を、北陸新幹線で訪れる新しい旅先として候補に入れてみてはいかがでしょうか。

敦賀の観光スポット10選

敦賀赤レンガ倉庫

1905年に建てられた敦賀赤レンガ倉庫は、明治時代の風情を残す歴史的な建造物。重厚感のある赤レンガ造りの建物はレトロな雰囲気が漂い、フォトジェニックなスポットとしても人気です。
館内には、日本海の絶景を眺めながら食事を楽しめるカフェや、福井名物の昆布を使ったグルメを提供するレストランなど、さまざまなお店が軒を連ねています。

日本海さかな街

日本海側最大級の海鮮市場である日本海さかな街は、敦賀港直送の新鮮な魚介類が並ぶ活気あふれる市場です。
旬の魚介類を使った海鮮丼や寿司、海鮮鍋などのグルメを楽しむことができ、敦賀ならではのお土産も豊富に揃っています。

氣比神宮

氣比神宮は1300年以上の歴史を持つ由緒正しい神社。毎年9月に開催されるお祭りでは、絢爛豪華な神輿が練り歩きます。
また氣比神宮には、御祭神を七柱とした702年に突然地下水が湧き出たという言い伝えがあります。七柱のひとり、武内宿禰命が大変長生きをされた神様であることから、長寿のご利益がある「長命水」と呼ばれ、近年では多くの人が参拝する人気スポットとなっています。

人道の港敦賀ムゼウム

人道の港敦賀ムゼウムは、かつてポーランド孤児やユダヤ難民を受け入れた唯一の港として、敦賀の歴史を伝える資料館です。 館内には、当時の様子を再現したジオラマや映像、資料などが展示されています。

金ヶ崎城跡

金ヶ崎城跡は、越前朝倉攻めで窮地に陥った織田信長を豊臣秀吉が救ったしんがりの地としても知られ、国の史跡に指定されています。 周囲を自然に囲まれた景勝地でもあり、頂上からは敦賀湾の美しい景色や緑豊かな山々を眺めることができます。

金ヶ崎緑地公園

敦賀港開港100周年を記念して整備された公園で、海沿いに敷設されたボードウォークからは敦賀港を一望することができます。敦賀港のシンボル緑地でもあり、広々とした芝生広場でのんびりと散策するのもおすすめです。

金崎宮

金崎宮は、難関突破にご利益があり良縁に恵まれる神社として知られています。 境内の桜が咲く頃に約10日間行われる「花換祭」は、花換祭の短冊と小さな絵馬・お守りが付いた「桜の小枝」に願いや想いを込め、友達や家族、カップル、見知らぬ人とも交換する行事。桜の小枝は交換するほど幸せが宿るといわれています。

旧敦賀港駅舎（敦賀鉄道資料館）

旧敦賀港駅舎は「欧亜国際連絡列車」の発着駅であった敦賀港駅舎を再現したもので、とんがり屋根と木造りのレトロな雰囲気が印象的。敦賀鉄道の歴史を知るのに重要なジオラマや鉄道模型が展示されていて、自由に見学ができるようになっています。

気比の松原

敦賀湾最奥部に広がる気比の松原は、約1万本の松が並ぶ景勝地で、虹の松原、三保の松原に並ぶ日本三大松原のひとつ。国の名勝にも指定されています。 約40万平方メートルにもわたってアカマツとクロマツが入り混じり、日本海の荒波と松林との美しいコラボレーションが見られます。

水島

敦賀半島の先端に浮かぶ小さな無人島「水島」は、透明度の高い水質と白砂が特徴で「北陸のハワイ」とも呼ばれています。渡し船を運行している夏にしか行くことができませんが、まるで南国のような美しい海を見ようと、多くの人が訪れる人気のスポットです。

敦賀のグルメ3選

敦賀ふぐ

敦賀ふぐは、高級食材として知られるフグの中でも特に希少価値の高いブランドフグ。冬の風物詩として10月から3月までの期間、限られた料亭やレストランで味わうことができます。 他のフグと比べて脂肪分が多い敦賀ふぐは、濃厚な旨味と上品な甘みが特徴。身はふっくらと柔らかく、とろけるような食感を楽しめます。

敦賀真鯛

敦賀真鯛は、日本海の荒波で育った鮮度抜群の高級食材。「日本海の宝石」と呼ばれるほど美しい見た目と上品な甘みが特徴です。 冬の日本海という過酷な環境下で養殖しながら、カニ殻など栄養価の高い飼料を与えているため、身質や脂の乗りが非常に良く、身はぷりぷりと弾力があり、口に入れると甘みが広がります。秋から冬にかけてが旬で、刺身や塩焼きなどのシンプルな調理法で真鯛本来の味を楽しむことができます。

芋粥（いもがゆ）

敦賀名物の「芋粥」は、米とたっぷりの里芋などをじっくりと煮込んだ郷土料理で、優しい甘みとほっこりとした食感が特徴です。 質素な材料で作れることから、戦時中の食卓で人々の心を支えてきましたが、今ではすっかり敦賀の名物として人気となっています。

敦賀周辺の宿3選

敦賀ふぐの宿なかい

半世紀前に創業した「敦賀ふぐの宿なかい」は、心のこもったおもてなしと和の風情あふれる落ち着いた雰囲気の客室で、日頃の疲れを癒し、ゆったりと寛ぎのひとときを過ごせる宿です。 熟練の料理人が丁寧に調理した敦賀ふぐは、ふぐ刺しやふぐ鍋、ふぐ雑炊など、さまざまな味わい方で堪能することができます。

敦賀さざなみリゾートちょうべい

敦賀湾を一望できる絶好のロケーションに佇む「敦賀さざなみリゾートちょうべい」は、全8室の客室すべてが海に面しています。 越前若狭の新鮮魚介を使った自慢の海鮮料理は、旬の味覚を存分に味わうことができ、季節ごとに変わるメニューも魅力のひとつです。

若狭佳日

若狭佳日は2023年8月にオープンした、若狭湾を一望できるリゾートホテルです。海に面した客室からは、朝日や夕陽の美しい景色を堪能できます。 魅力的なアクティビティも豊富に揃っており、若狭ふぐの漁場や魚市場の朝競りを見学できるツアーや、若狭湾のシーカヤックツアー、魚さばき体験ができるツアーなども用意されています。

歴史、海、グルメを満喫！北陸新幹線でさらに便利になる敦賀へ

日本海に面した古くからの港町「敦賀」のおすすめスポットやグルメ、宿泊施設をご紹介しました。北陸新幹線でアクセスしやすくなった今こそ、敦賀を訪れる絶好の機会！ 歴史、海、グルメを満喫できる旅を、ぜひあなたも体験してみてはいかがでしょうか。

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