ワイン愛好家も注目!
北アフリカワインの魅力

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北アフリカワイン(赤ワインと白ワイン)

ワインの定番と言えば、フランスやイタリアなどのヨーロッパワインやカリフォルニアワイン、チリワインが有名どころですが、近頃ヨーロッパを中心に北アフリカワインが注目されています。南アフリカワインの知名度は高いものの、北アフリカワインはまだ日本での知名度は低いかと思います。しかし、北アフリカでのワイン造りの歴史は長く、近年品質も向上しているため、ワイン愛好家の中でも少しずつ人気が出てきています。今回はそんな北アフリカワインの魅力やお料理との合わせ方など、詳しくご紹介します。

世界中で愛されるワインの歴史

紀元前4000年以上前から製造されていたとも言われているワイン。ワインの歴史についてはいくつかの諸説がありますが、最も古いワイナリーが発見されたのはアルメニアと言われています。アルメニアでは紀元前4100年の遺跡から、ワインプレス、発酵槽、瓶、カップの遺物が見つかっていて、すでにワイン造りが紀元前4000年以上前に発展しているということがわかります。そして15世紀頃にヨーロッパが発展したことにより、ワインが急速に生産、消費されるようになりました。その後アメリカや日本など、世界中に伝わっていきました。

アフリカワインの広がりは17世紀頃

今回ご紹介するアフリカワインの広がりは17世紀頃。その頃、フランスから亡命してきたブドウ栽培者たちがケープ地方に定住するようになり、フランスのブドウ栽培技術やワイン製造の技術を伝えたと言われています。そこから北アフリカへも技術が伝わり、18世紀末頃にはヨーロッパへの輸出も盛んになりました。こうしてアフリカワインが世界で飲まれるようになっていったのです。

アフリカワインはどんなワインがあるの?

エジプトワイン

これまでのエジプトワインは、「白はおいしいけど、赤はちょっと」と言われていましたが、最近はそのようなイメージを覆す、美味しい赤ワインが増えてきています。

ジャルダン・ド・ナイル (Jardin du Nil Red) 赤

エジプトワインのジャルダン・ド・ナイル レッド

フランスの権威ある国際ワインコンクール「レ シタデル デュ ヴァン(Les Citadelles du vin)」で受賞歴のある赤ワイン。スムーズなフルボディで、特徴的なブルーベリーや甘草のような味わいと、熟したブラックベリーとアイリスの花の複雑な香りを楽しめます。

ジャルダン・ド・ナイル (Jardin du Nil White) 白

エジプトワインのジャルダン・ド・ナイル ホワイト

イギリスの月刊ワイン雑誌「デキャンター」によって主催される、世界最大の国際ワインコンクール「Decanter World Wine Awards(デキャンタ・ワールド・ワイン・アワード)」で銅賞を受賞した白ワイン。エジプトを流れるナイル川をイメージして造られたそうで、ライムとパイナップルのニュアンスが広がり、フレッシュな味わいと長めに残る余韻が特徴的です。

生産者:Kouroum

エジプト東部の紅海に面する町、エルグーナにあるワイナリーの「Kouroum」は、現在エジプトでワインが生産されている数少ない場所の1つです。このワイナリーのマネージャーはレバノン出身で、フランスでワインについて勉強し、現在はエジプトワインを広めようとより質の高いエジプトワイン造りに取り組んでいます。

モロッコワイン

日照量が多く昼夜の気温差が激しい気候から、ワイン造りに適していると言われているモロッコ。その気候を活かした深い味わいのぶどうが栽培できるため、良質なワインが多いと評判です。

ドメーヌ・ウレド・タレブ・ルージュ (Domaine Ouled Thaleb ROUGE) 赤

モロッコワインのドメーヌ・ウレド・タレブ・ルージュ赤

ラクダの可愛らしいラベルが目を惹くこちらの赤ワインは、普段ワインを飲まない方や赤ワインは重いと感じる方でも、比較的飲みやすいフルーティーな味わいが特徴的。ドライな中にほのかなスパイシーさも感じられ、スパイシーなモロッコ料理や韓国料理などによく合うワインです。

ドメーヌ・ウレド・タレブ・ブラン (Domaine Ouled Thaleb Blanc) 白

モロッコワインのドメーヌ・ウレド・タレブ・ブラ

赤ワイン同様、ラベルにラクダが描かれた白ワイン。こちらのワインも赤同様飲みやすいワインになっていて、フルーティーな甘みと柑橘系の爽やかさが感じられます。濃厚なゴーダチーズやカルボナーラなど、クリーミーなお料理との相性抜群のワインです。

生産者:Thalvin, Domaine des Ouled Thaledb

1923年に創設された、現在モロッコで最も古く歴史のあるワイナリーです。最初のブドウの収穫は1927年で、それ以来当時ヨーロッパのブドウ品種が植えられていた「ドメーヌ・デ・オールド・タレブ」のブドウ園を栽培しています。

チュニジアワイン

地中海の太陽をたっぷり浴びて、こくのあるしっかりしたぶどうが育つチュニジア。酸味が比較的穏やかで、まろやかな味わいのワインが多いと言われています。

ドメーヌ・シャドラパ・ルージュ (Domaine Shadrapa Rouge) 赤 

チュニジアワインのドメーヌ・シャドラパ・ルージュ 赤 

TBS「ダブルベッド SEVEN DAY LOVER #13」 でも紹介された、金賞受賞の赤ワイン!熟した赤い果実の創造的な味の中に、繊細なバニラとナッツの風味がアクセントになっています。

ドメーヌ・クリペア・シャルドネ (Domaine Clipea Chardonnay) 白

チュニジアワインのドメーヌ・クリペア・シャルドネ白

チュニジアで人気の辛口白ワイン。フレンチオークで4ヶ月熟成させた穏やかでふくよかな味わいが特徴で、不思議な包容力を感じさせるワインです。様々な料理と合いますが、お寿司などの和食が抜群相性でおすすめ。

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生産者:レ・ヴィニュロン・ド・カルタージュ社

1948年にワイン協同組合(UCCV)が設立され、後にレ・ヴィニェロン・ド・カルタ-ジュになりました。9,000ヘクタールのブドウ園があり、チュニジアにおけるブドウ栽培の中心的存在を担っています。

アフリカワインに合う郷土料理をご紹介

やはり北アフリカワインと合わせて食べるなら、地元の郷土料理は外せません。
今回は代表的なアフリカ料理3つをご紹介いたします。

クスクス

アフリカ料理のクスクス

一見お米のようにも見えるこちらは、クスクスというパスタ。日本での知名度はまだ低いので、「これがパスタなの!?」と驚く方もいらっしゃるかと思いますが、クスクスは北アフリカや中東を中心によく食べられている、“世界最小のパスタ”なんです。サラダやスープ、スイーツなど、様々な料理に使用できるので地元民にとっては万能食材として欠かせない存在。お好きなようにアレンジして、北アフリカワインと共に異国気分を味わってみてはいかがでしょうか。

タジン

モロッコ料理のタジン

香辛料で香りをつけた野菜、鶏肉や羊肉などを低温でゆっくりと蒸し煮にして作るモロッコの代表的な鍋料理タジン。野菜や肉以外にも、魚や豆、うずらの卵などを入れることもあります。特にこの寒い時期にはあたたかく香辛料がアクセントになったタジンはぴったりで、北アフリカワインとの相性も抜群です。ご家庭でお好きな具材を入れてオリジナルのタジンをつくってみてもいいですね。

フムス

地中海料理のフムス

フムスはひよこ豆をペーストしたもので、中東や地中海沿いの地域などで食べられている伝統的な家庭料理です。植物性のものだけで作られていることから、ベジタリアンフードの一つとして日本でも少しずつ認知されてきています。練りごまのようなタヒニという調味料や、塩、レモン、すりおろしにんにく、オリーブオイルなどの調味料で味付けされ、日本人でも食べやすい癖のないシンプルな味わいです。地元民は野菜にディップして食べたり、肉料理のソースとして使用したり、パンにつけて食べたり、いわゆるメインを引き立てる役割として食べることが多いようです。ワインのお供に、クラッカーと一緒に食べるのも美味しそうですね!

スパイシーな料理と相性抜群!

スパイシーな料理

地元の郷土料理以外であれば、韓国料理やタイ料理、インド料理など、スパイシーな料理との相性が抜群でおすすめです。特に近年辛い物ブームや激辛ブームがきていて、飲食店やコンビニエンスストアなど、辛さが主役のメニューや商品を豊富に取り扱うお店が増えてきていますよね。そんな中、普段からスパイシーな料理を好んで食べるという方も多いのではないでしょうか。普段食べているスパイシーな料理に北アフリカワインを合わせて飲めば、料理もより美味しく感じられますよ。

北アフリカワインをご自宅で楽しもう

今回は北アフリカワインの特徴や魅力をたっぷりご紹介しました。北アフリカワインはまだ飲んだことがないという方、普段と違うワインを飲んでみたいという方はぜひエジプトワイン、モロッコワイン、チュニジアワインなどの北アフリカワインをお試しください。他のワインとはまた違った味わいをお楽しみいただけますよ。
ご紹介したワインはEXSENSESオンラインショップでお買い求めいただけますので、ご自宅用にいかがでしょうか。
また、アフリカ以外にもスペイン、ニュージーランドなど、おすすめのワインがたくさん揃っていますので、その他のワインもぜひチェックしてみてください!

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エクセンス編集部
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