街が花々で溢れる美しいシーズン
心も躍るチェンマイ花祭り

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チェンマイ花祭りの様子
Photo by @flowery_bkk

首都バンコクの北方約720kmに位置するチェンマイ。タイ第二の都市であり、「北方のバラ」と称される美しい古都です。そんなチェンマイでは毎年2月に花祭りが開催されるのを知っていますか。お祭り期間中、街は色とりどりの花で溢れ、フードフェアやミュージックショー、パレードなど、見ているこちらの心まで華やぐイベントが盛りだくさんです。今回は、そんなチェンマイ花祭りについてご紹介します。

ピン川のほとりに広がる、タイ北部最大の都市、チェンマイ

チェンマイの風景

かつてチェンマイはラーンナー王国の首都として栄えていました。その歴史はバンコクよりも古く、タイ北部の民族間の文化交流によって形成された独自の文化はラーンナー文化と呼ばれています。チェンマイでは今でも建築や仏像、言葉、料理、工芸などさまざまな分野でラーンナー文化を感じることができます。おしゃれで都会的な街と歴史的な街という2つの面を持ち合わせているのがチェンマイです。
またチェンマイでは花祭りの他にも、タイの旧正月を祝うソンクラーン、コムローイという小さな熱気球を空に飛ばすロイクラトン祭りなども人気です。

日本から唯一チェンマイへの直行便を運航しているのはタイベトジェット。発着空港は関西国際空港で、フライト時間は約6時間です。タイべトジェットはタイのLCCで、航空運賃が手ごろなところが魅力的。これまではチェンマイに行くには乗り継ぎが必要でしたが、タイべトジェットのおかげでアクセスがとても便利になりました。

また、時差も2時間なので時差ボケもほとんどなく、到着してすぐに観光へ繰り出すことができます。

タイベトジェットバナー
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美しい街に美しい花、心躍るチェンマイ花祭り

チェンマイ花祭りとは?

チェンマイ花祭りで使用される山車
Photo by @koto783

タイ北部にあるチェンマイは、花の名産地として知られます。穏やかな気候が花を育てるのに適しており、世界花万博の開催地にもなったことがあるほど花の栽培が盛んです。プミポン前国王の祝賀行事の一環として開催された花博の跡地に作られた公園「ラーチャプルック花博記念公園」には、約2,000種の美しい植物や花が集まる植物園が入ります。他にも「シリキット王妃植物園」というタイ最大級の植物園や、花々が咲き乱れる庭園をもつ「プーピン離宮」など花スポットが多く点在します。

そんなチェンマイで行われる花祭り。開催期間中は地元の人々、観光客で大賑わいです。花祭りは毎年、多くの花が見頃を迎える2月に開催されており、2024年で47回目を迎えます。

今年(2024年)の開催日

チェンマイ花祭りが開催されるのは毎年2月の第1金曜日から日曜日までの3日間。今年の開催日は2024年2月2日(金)から2月4日(日)となります。開催地は旧市街のノーンブアクハート公園で、開催時間は09:00~24:00です。

チェンマイ花祭りの見どころは?

パレード

チェンマイ花祭りで開催されるパレード
Photo by @kakan.1999

毎年数十ものグループが参加するパレードは必見です。パレードは朝8時頃ナワラット橋を出発し、終点のノーンブアクハート公園を目指して約5キロのコースを練り歩きます。鳴り響く音楽、お姫様のように着飾った美しい女性たち、そしてたくさんの生花で装飾されたフラワーフロート(山車)… 美しいパレードを見ているだけで華やかな気持ちになること間違いなしです。それだけではなく、衣装や装飾品などのそこかしこに伝統文化を見ることもできるので、チェンマイの文化に触れてみたい方にもおすすめの催し物です。

フラワーフロート(山車)

チェンマイ花祭りの山車
Photo by @koto783

生花で飾られたゴージャスなフロート(山車)は、「創造性」「美しさ」「伝統文化」の三つの部門でいかに優れているかジャッジされます。だから、フロートどれも綺麗で煌びやかなんですね。どのグループもデザインや色遣い、演出にこだわって製作しているのがひしひしと伝わってきます。もちろん、最後には表彰式が行われます。
ちなみに、パレードの後ノーンブアクハート公園の前にはフロートたちが停められているので、一緒に記念撮影することができますよ。いつでも撮れる写真ではないので、とてもいい記念になりますね。

花祭りの中心はノーンブアクハート公園

チェンマイ花祭りでライトアップされたノーンブアクハート公園
Photo by @koto783

花祭りの中心は旧市街地の南西にあるノーンブアクハート公園です。色とりどりの花で飾られた園内は、とっても華やか。近辺には屋台も出ていて賑わいます。
ステージでは例年、伝統舞踊・ミュージックショーなどが催され、夜遅くまで様々な出し物を楽しむことができます。公園にはもともとたくさんの花が植えられているのですが、それに加えて花飾りもされるので、写真を撮る人が後を絶ちません。
タイの中では涼しいとは言っても、2月のチェンマイの日中温度は25℃前後。明るい日差しの中で、これほどの花に囲まれれば、気分も上がりますよね。公園内にはカフェや飲食店も入っているので、のんびり花を見て回り、カフェで一休みするのもおすすめです。夜は花がライトアップされ、昼間とは違った、幻想的な雰囲気を楽しめます。

ローカルフードが楽しめる屋台

ノーンブアクハート公園周辺には朝9時ごろから屋台が並びます。タイのローカルフードやスイーツ、フルーツなど様々なものが販売されます。タイ北部はコーヒーの名産地でもあり、美味しいコーヒーのお店が複数出店することも多いのでぜひチェックしてみて。屋台はご飯時になると特に混雑しますが、それもまた賑やかなお祭りの雰囲気を味わう楽しいひとときですね。

特産品ブースもたくさん!

チェンマイ花祭りで出る特産品ブース
Photo by @trippinochiangmai(IG) | @https://trippino-chiangmai.com/ (Web)

タイでは、政府が「OTOP(オートップ)」という「一村一品運動」を推進しています。タイの76県7,000以上の村が登録し、1村(One Tambon)につき1種類の主要製品(One Product)を作っているそうです。もちろんこの花祭りでもOTOPの展示があるので、お見逃しなく。
チェンマイは織物業が盛んで、日本ではあまり見かけないような色使いやデザインの洋服なども多く新鮮です。美しい伝統衣装を購入することもできますよ。チェンマイで700年以上続く高級青磁器のセラドン焼きはタイ土産としてとても人気です。その他にもタイシルクや刺繍雑貨、シルバーアクセサリー、竹かご製品、ガネーシャの置物、木製の工芸品、プラかごバッグや竹あみバッグなどがあり、見ているだけであっと言う間に時間が過ぎてしまいます。しかも日本と比較するととってもリーズナブル。ついつい大人買いしてしまいます。友人や家族へのお土産を買うにも絶好の機会です。

チェンマイで花に囲まれ幸せチャージ

日本からのアクセスが便利になったチェンマイ。時差も少なくジェットラグはほぼなし。過ごしやすい気候の中、美しい花やショーを心行くまで堪能。おいしいものやお土産もお得な価格。こんなに条件が揃っているとなると、もう行くしかないですよね?
次の海外旅行は、2月のチェンマイに行ってみませんか?きっと綺麗な花に癒されて、心を幸せな気分でたっぷりチャージできる旅にはずです。

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