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ガレット・デ・ロワとは
ガレット・デ・ロワ(仏:galette des rois)は、フランス語で「王様の菓子」という意味です。キリスト教の祝日である公現祭の日(毎年1月6日、または1月2日から8日の間の日曜日)に食べられます。
ガレット・デ・ロワは、パイ生地の中にアーモンドクリームが入ったシンプルなお菓子で、紙の王冠を乗せて出すのが一般的。中にはフェーヴ(仏:fève)と呼ばれる陶器の小さな人形を一つ入れます。切り分けて食べた時フェーブが入っていた人は、王冠をかぶり、その日一日、王様あるいは女王様として過ごすことができるのです。そして、みんなから祝福を受けるならわしになっています。さらに、これからの1年間 幸運が継続するといわれています。
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ガレット・デ・ロワの模様
ガレット・デ・ロワの特徴といえば、表面に施された美しい飾り包丁です。描かれる模様にはいくつものバリエーションがありますが、大きく分けると次の4種類になります。渦巻き模様、葉っぱ模様、矢羽模様、格子模様。渦巻き模様は太陽をモチーフとし、生命力を表しています。葉っぱ模様は月桂樹などをモチーフとし、勝利を表しています。矢羽模様は麦の穂をモチーフとし、五穀豊穣を表しています。格子模様はひまわりをモチーフとし、栄光を表しています。それぞれ縁起の良い意味が込められているのですね。
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ガレット・デ・ロワの本格レシピ
今回は、フランス菓子界で数々の偉業を成し遂げてきたジャン・ミエ氏のレシピより、パイ生地から作る本格的なガレット・デ・ロワのレシピをご紹介いたします。
材料
フィユタージュ(折り込みパイ生地)直径24㎝ / 2台分
■ 強力粉 500g
■ 水 200ml
■ 酢 25ml
■ 塩 12g
■ 溶かしバター 50g
■ バター(包み込み用) 400g
クリーム・ダマンド(アーモンドクリーム)
■ バター 143g
■ 粉糖 143g
■ アーモンドパウダー 143g
■ 全卵(Mサイズ) 4コ
価格:1,000円 |
作り方
フィユタージュ
- 強力粉をふるいに通し、マーブル台の上に泉状に広げる。
- 水、酢、食塩を混ぜておき、これを(1)の中央に入れながら周囲の粉を加え、さらに溶かしバターを加えて混ぜ合わせる。
- 生地がまとまったら、よく練り、ビニールなどに包んで冷蔵庫に入れて休ませる。
- 十分に休ませたら、四角に伸ばす。
- 包み込み用のバターは、(4)の生地と同じぐらいのやわらかさにして四角に伸ばし、(4)にのせる。
- バターを生地で包み込み、ふちをしっかりととめる。
- 3つ折りを6回行う。
※冷蔵庫に入れて休ませる時は、ビニールなどで包むとともに、1回目の時は指でひとつ、2回目の時は指でふたつといったように、指で軽くおして印をつけるようにすると、折った回数がわかり便利である。
クリーム・ダマンド
- バターを軽く攪拌(かくはん)して柔らかくする。
- 粉糖とアーモンドパウダーを加えて混ぜ合わせる。※バターを立てすぎると、焼いたあとに沈むことが多いのであまり泡立てすぎないように注意する。
- 全卵を溶いて、少しずつ加えて混ぜ合わせる。
ガロット・デ・ロワ
- フーユタージュを約2mmの厚さにし、直径約24cmほどの大きさに切り抜き、これを2枚用意する。
- 縁に卵黄を塗り、その内側に絞り袋でクレーム・ダマンドをうず巻き状に絞る。
- もう1枚のフーユタージュをかぶせ、縁をナイフの背でおしつけて密着させ、表面にナイフで模様をつける。
- 冷蔵庫でしばらく休ませた後、ピケ(穴あけ)して220℃のオーブンで約25分間焼く。
- 焼き上がったら王冠を飾りつける。
1年の運試しはガレット・デ・ロワで
新年の祝いにフランスの伝統菓子「ガレット・デ・ロワ」を家族や友人たちといただいて、誰がフェーブを当てるか、運試しをしてみませんか。
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