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バラの香りに溢れる幸福感!ブルガリア「バラ祭り」完全ガイド

Writer: エクセンス編集部
バラの香りに溢れる幸福感!ブルガリア「バラ祭り」完全ガイド

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ブルガリア中部、バルカン山脈のふもとに広がる「バラの谷」。その中心地カザンラクでは毎年6月、町全体がダマスクローズの甘い香りに包まれ、世界中から訪れる人々を魅了する祭典が繰り広げられます。それが、1903年から続くブルガリア三大祭りのひとつ—「バラ祭り」。早朝のバラ畑での摘み取り体験、華やかな民族衣装をまとった人々による大パレード、そして新たな「バラの女王」の誕生。3日間にわたって繰り広げられるこの祭りは、五感すべてで楽しめる、まさに一生に一度の花の祝典です。

2026年 開催情報
2026年のカザンラクのバラ祭りは、6月5日(金)〜7日(日)の3日間を中心に開催。パレード、バラ摘み体験、バラの女王コンテストが世界中からの観光客を迎えます。

ブルガリアってどんな国?

ブルガリア共和国はヨーロッパ南東部、バルカン半島に位置する国。首都はソフィアで、南をトルコとギリシャ、北をルーマニア、西を北マケドニアとセルビアと接し、東は黒海に面しています。
複数の国に支配されてきた長い歴史を持ち、なかでもオスマン帝国の支配は14世紀後半から500年にわたりました。そのような状況においても独自の文化を守り続け、2007年にEUへ加盟。ローマ帝国時代の遺跡からブルガリア王国時代の建造物まで、ソフィアはヨーロッパ最古の都市の一つとして知られています。
いくつもの国の文化が混ざり合い、豊かな自然遺産も誇るブルガリアは、ヨーロッパでありながらエキゾチックな魅力に溢れた国です。

手作り石鹸と美容オイル、バラの花

世界屈指のバラの産地「ブルガリア」

ブルガリアはローズ製品の世界シェアの約7割を占めています。ローズオイル、ローズウォーター、ローズジャムなど、世界中で日常的に愛用されています。

バラの女王「ダマスクローズ」

ブルガリアのバラ祭りで使用されるバラ

世界に2万種以上あるバラの中でも、ローズ製品に使える品種は限られています。その中で最も香り高く「バラの女王」と称されるのがダマスクローズ。淡いピンク色の小ぶりな花で、観賞用バラのような派手さはないものの、香水の原料としては金以上の価値を持つといわれます。数千輪の花からわずか1ccほどしか採れないローズオイルの貴重さが、その価値を物語っています。

世界最高峰の「バラの谷

ブルガリアのバラ

バルカン山脈とスレドナゴラ山脈に挟まれた地域が「バラの谷」。カザンラクの町を中心に東西約100kmにわたって広大なバラ畑が広がります。温暖な気候と水はけのよい土壌、そして豊富な湧き水がローズオイルの蒸留にも最適。17世紀頃、オスマン帝国時代にトルコから伝えられたとされるバラ栽培は、その時代から途切れることなく続いています。高級ブランドの香水にも使われる、まさに世界最高峰のダマスクローズです。

2026年のバラ祭り:3日間の全スケジュール

バラ祭りはブルガリアの三大祭りの一つ。1903年から現在まで続く歴史あるイベントで、世界中から観光客が訪れます。2026年は6月5日(金)〜7日(日)が中心となります。

金~土曜日
トルコやルーマニアなどの周辺諸国とブルガリアのダンサーたちが、民族衣装を身にまとい、ステージで素晴らしい伝統舞踊を披露する、ダンスフェスティバルが開催されます。

日曜日
早朝、民族衣装を着た地元の人たちと一緒に歌ったり踊ったりした後に行われるのは「バラ摘みの儀式(ローズピッキング)」。観光客も自由にバラの花を摘み取ることができる、バラの香りと人々の笑顔が溢れるとても愉しいイベントです。(観光客の参加は有料です)
そしてその日の午後には、「バラ祭り」のクライマックス、その年に卒業する女子高校生から選ばれた「バラの女王」や、民族衣装を身に着けた人々が、バラの花を沿道に撒きながら行進するパレードが行われます。「バラの女王」は、ダマスクローズをイメージした淡いピンクのドレスをまとい、その艶やかな美しさに、みな目を奪われることでしょう。この盛大なパレードは「バラ祭り」のクライマックスに相応しく、毎年沢山の人で賑わいます。

カザンラクへのアクセス

  • 場所:ブルガリア・カザンラク(Kazanlak)および周辺バラ畑。首都ソフィアから東に約170㎞、車で約3時間
  • 電車:ソフィア中央駅から直通列車(1日3便)で約3時間45分
  • バス:セントラルバスステーションから約3時間30分
  • 近隣都市のカルロヴォ(Karlovo)でもバラ祭り開催
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4つのハイライト:バラ祭りの見どころ

ブルガリアのバラ

バラ摘みの儀式(ローズピッキング)
日曜早朝、民族衣装を着た地元の人たちと共に歌い踊った後、バラ畑で摘み取り体験。観光客も参加可能(有料)。バラの香りに包まれた忘れられない朝の体験です。

バラの女王コンテスト
卒業を迎える女子高校生の中から「バラの女王」を選出。ダマスクローズをイメージした淡いピンクのドレスをまとい、祭りの顔として輝きます。

大パレード(クライマックス)
祭りの最大の見どころ。バラの女王と民族衣装姿の人々が沿道にバラの花を撒きながら行進。世界中から集まった観光客で沿道が埋め尽くされる、盛大なイベントです。

国際伝統舞踊フェスティバル
金・土曜日はトルコやルーマニアなど周辺諸国のダンサーたちが民族衣装でステージを彩ります。色鮮やかな衣装と力強い舞が異国情緒を盛り上げます。

ヴェリコ・タルノヴォの街並みと巨大な記念碑

旅のヒント

  • ホテルは早めに予約:世界中から観光客が集まるため、直前では満室になりやすい。前年からの予約を強く推奨。
  • 前泊が必須:バラ摘み体験は早朝6時頃スタートが多いため、カザンラク前泊を計画しよう。
  • 専用ツアーの活用:日本からは阪急交通社・ユーラシア旅行社などの専用ツアーを使うと移動・宿泊の手配がスムーズ。
  • お土産はローズ製品:ローズオイル、ローズウォーター、ローズジャムなど、現地ならではの製品が豊富。
  • 近隣都市も周遊:カザンラクの他、カルロヴォでも祭りが行われるので合わせて訪問するのがおすすめ。
  • 最新情報を確認:バラの開花時期は年によって前後するため、出発前に現地情報をチェックしよう。

一度は訪れたいブルガリアの「バラ祭り」

画面いっぱいに広がる色とりどりのバラの花束
ブルガリアのバラ

町中がダマスクローズの甘い香りに包まれ、華やかな民族衣装と色鮮やかなパレードが目を楽しませてくれるブルガリアのバラ祭り。1903年から続く歴史あるこの祭典は、世界中から観光客が集まる人気のイベントです。バラ摘み体験でその朝露を感じ、バラの女王に魅了され、大パレードで感動する。日本ではまだあまり知られていないからこそ、今こそ訪れる価値があります。甘い香りに包まれ、心も体も癒される幸福感いっぱいのイベントを、ぜひ体験してみてください。

エクセンス編集部
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