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ロシア連邦沿海地方の南部・ウラジオストクにある「極東連邦大学」は、極東ロシア最大の大学で、3500人以上の留学生がロシア語を学んでいます。夏休みだけの短期留学のコースなども充実しているので、旅行のように楽しみながらロシア語を学ぶことも可能。この記事では、ウラジオストクの魅力や極東連邦大学の語学学習プログラムについてご紹介します。
ウラジオストクって?
ウラジオストクはロシア極東最大の港湾都市です。ムラヴィヨフ・アムールスキー半島の南端に位置し、深く入り込んだ港を中心に広がる町です。意外なことに新潟市と距離が近く、直線距離ではわずか800キロメートルほどに位置しています。緯度は札幌市とほぼ同じで、冬の気候はシベリア奥地ほど厳しくはないですが、1月の平均気温は氷点下 12 度まで下がります。年間を通して気温が低く、夏でも上に羽織るものが必要な地域です。モンスーン気候なので夏は雨が多く、冬は風か強く雪が少ないといった特徴もあります。
極東連邦大学には3500人の留学生が在籍
ウラジオストクにある極東連邦大学の基礎となった極東国立総合大学は、1899年、帝政ロシア時代に建てられた総合大学です。現在の学生数は約23,000人で、9つの学部と8の分校などが集まるロシア極東最大の大学です。1989年に極東大学の国際部に付属して設立されたロシア語学校では、日本、アメリカ、ドイツ、韓国、中国、ベトナム、北朝鮮など67カ国から集まった3500人以上の留学生が学んでいます。多国籍な学生が集まるので、語学の学習に適した環境です。
幅広い世代に向けてのロシア語教育
同校では、18歳から70歳までの幅広い世代を対象に1カ月から10カ月間のコースが用意されています。これまでロシア語を勉強したことがない学生向けのプログラムは、10月と3月に開校します。ロシア語を勉強したことのある学生は、ロシア語の文法・ライティング・リーディングのテストに合格してからプログラムを受講します。テストの結果によって、レベル別にグループ分けされるので、自分に合った教育を受けることが可能です。プログラムを終了すると、FEFUコース修了証明書を授与されます。
ロシアの大学進学コースや、3週間だけの短期留学も
「Pre-university Courses」では、極東連邦大学などの大学進学を目指す外国人のためにロシア語のプログラムを実施しています。大学で専攻する予定の科目についても学べて、「人間学」や「工学系」「生物学」から選べます。そのほか、サマースクールとして、3週間だけのコースもあります。ロシア語はもちろんのこと、ロシアや極東ロシアの歴史などについても学べるカリキュラムです。言語を学ぶだけでは得られない知見を獲得できるかもしれません。
留学してロシア語を学んでみよう
留学生も多く、短期プログラムも充実している「極東連邦大学」。語学だけでなく専攻科目の勉強もできるので、ロシアの大学に進学したい人にはおすすめです。短期留学のプログラムも豊富なので、気軽な気持ちで留学してみるのも良いかもしれません。旅行とは一味違う体験ができるはずです。
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