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横浜マリンタワーが3年半の改修工事を経て2022年9月1日にリニューアルオープンしました。60年にわたり横浜港そして横浜のシンボルとして、横浜を見守り続けてきた横浜マリンタワー。今回は「Nature & Future」のリニューアル・コンセプトで生まれ変わった、横浜マリンタワーのNatureな空間とFutureな体験をご案内いたします。
横浜を見守り続けた60年
横浜マリンタワーは、1961年に横浜開港100周年記念事業の一環として建設されました。高さ106m、10角形で構成されるタワーは、灯台としての機能(2008年9月1日の廃止)も有しており、地上高が世界一の灯台(101.2m)としてギネスブックに記録されていました。開業時のタワーの塗装は赤白のボーダーでしたが、1989年の横浜博覧会を機に赤から白へのクラデーションに変わり、2009年には横浜開港150周年に合わせ「横浜マリンタワー再生事業」として、外観のリニューアルと屋内の改装が実施されています。その際にタワーの内側をブラウンオリーブ、外側をシルバーに塗り替えられました。そして今回のリニューアルのコンセプトは、「Nature & Future」。低層部の外壁の緑化が行われ、新しいライトアップもスタートしました。また、夜の展望フロア(30階)では「メディアアートギャラリー」という新しい演出が加わっています。
Tower in the Forest Garden
低層部の外壁を緑化
低層部の外壁を緑化することで、山下公園や山下公園通りのイチョウ並木を含む周辺環境との一体感を生み出しています。市民にも愛され、利用される場としての魅力を、さらに高めるための新たな環境デザインとなっています。居心地の良い広場空間では、街と人がつながることができるさまざまなイベントが開催予定です。
230個のLEDで新たなライティング演出
塔のライティングデザインが一新されました。全体をシルバーに再塗装されたタワーには230個のLEDを採用し、新しいライティング演出が可能になりました。外壁の緑化と新しいライトアップによって横浜マリンタワーの存在感はさらに高まり、街のシンボルとしてだけでなく、横浜ならではの芸術文化や人と人の交流を育み、持続的なグローバル都市を実現するための新たなシンボルとなることを目指します。
Art & Technology
創造都市ヨコハマを表現
未来へと繋がる横浜マリンタワーの実現のため、タワーの目玉である展望台で「メディアアートギャラリー」を展開。展望フロアまで昇って「横浜を感じる体験」を促すための新しい発想のひとつとなっています。また、2階ラウンジのアートギャラリーでも、アート作品の展示が行われます。
展望フロアにメディアアートギャラリーがオープン
今回のリニューアルのハイライトとなるのは「メディアアートギャラリー」。
2層の展望フロアのうち、地上94メートルに位置する30階展望フロアは、横浜の美しい夜景と一緒に独創的なメディアアーティスト映像作品を楽しむことができる「メディアアートギャラリー」として生まれ変わり、新たな空間体験を提案します。
現在の企画展「Codistance(コディスタンス)」は、MIRAI SHIKIYAMA氏の作品で2022年12月末まで展示予定。窓ガラスに映し出されるCG映像は、季節ごとに新しい作品に切り替わるので、リピートする楽しみも増えました。
2階アートギャラリー
2階アートギャラリー(入場無料)で展示が行われているのは企画展「森洋史の海の物語」。パロディの手法を用いて制作された現代美術家・森洋史氏の作品を鑑賞&自由に撮影することができます。2022年12月末まで展示予定。
ハワイを感じる空間と本格的なレストラン&バー
横浜マリンタワー1階の山下公園通り側には、ハワイ生まれの「Eggs ‘n Things」とハワイアンショップ「Menehune」が出店し、水町通り側にはトラディショナルバー「mizumachi」がリニューアルオープン。そして、眺望の良い4階には「THE TERRACE yokohama marine tower」が入り、本格イタリアンを提供します。
Eggs ’n Things 、横浜マリンタワー店として復活
近隣のホテルの閉館に伴い2020年末にクローズしていたカジュアルレストラン「Eggs ‘n Things(エッグスンシングス)」が横浜マリンタワー店として復活。1974年にハワイで創業したEggs ‘n Thingsは、“All Day Breakfast”をコンセプトに、朝に限らずいつでもボリューム感のあるブレックファーストメニューを提供する人気店です。海風が香り、山下公園から続く緑あふれる環境で、オーシャンリゾートの雰囲気を感じさせる開放的な店内となっています。隣接するハワイアン雑貨店「menehune collection」と相まって、ハワイ気分が味わえる空間です。
老舗ハワイアンショップ『Menehune』が出店、チーズティースタンドも併設
ハワイアンショップ『menehune collection(メネフネコレクション)』は、東京神田で創業33年の歴史を持つ「menehune plantation(メネフネプランテーション)」の姉妹店です。アロハシャツ、リゾートワンピース、オーダーメイドハワイアンジュエリー、ハワイアン雑貨などを扱うほか、店内にフードスタンドを併設し、定番のマサラダやハワイで人気のチーズティーやマナプア(ハワイ風肉まん・スイーツまん)を販売。期間限定(5~9月末)でハワイアンバーベキューも開催予定です。
海を感じるテラスで味わう本格イタリアン
新旧が融合する街ヨコハマで、新しい文化と古き良きものの融合(new-tro)をテーマにした本格イタリアンレストランが「THE TERRACE yokohama marine tower」です。イタリアの伝統料理をオマージュし、新感覚で仕上げたレトロスタイル料理を味わうことができます。相模湾の新鮮な海の幸や地元の旬な食材を活かし、スタイリッシュなアレンジで彩豊かな料理の数々を提供します。
寛げる空間でミクソロジーカクテルを
マリンタワーの1階で10年間親しまれてきたmizumachi bar。横浜マリンタワーのリニュアルオープンに合わせ「mizumachi」として生まれ変わりました。従来のカクテル技法にとらわれない、旬の果実を使用したミクソロジーカクテルが自慢のトラディショナルバーです。建物に沿って美しい曲線を描くカウンターが特徴的な店内。アーバンキャンプをテーマにしたテラス席やイタリアンテイストの食事を楽しめる個室もあります。
横浜の情報源・ 旅のライブラリーとコミュニティラウンジ
2階フロアには、「横浜シティガイドデスク」が設置され、案内所ではシティガイドが国内外からの観光客に直接対応します。またラウンジ内には、横浜にゆかりのある写真集や書籍、CDなどを揃えたライブラリーや横浜ブランドとして認定された「ヨコハマ・グッズ横濱001」や横浜マリンタワー・オリジナルグッズなど、人気&おすすめの商品を揃えたスーベニア・ショップも併設しています。
横浜の魅力を再発見!
横浜マリンタワーが建つ山下公園通り地区は、横浜港の開港後、街の中心として発展してきた歴史があり、最も横浜らしい景色を色濃く残しているエリアです。これからも港に面した山下公園とそれに連なる横浜マリンタワーは常に横浜のシンボルであり続けるでしょう。秋も深まればイチョウ並木の公園通りが黄金色に染まります。この機会に、横浜マリンタワーで、Natureな空間に身を置き、Futureな体験をしてみませんか。
館内施設
- 30階展望フロア:メディアアートギャラリー(夜間)、企画展「Codistance(コディスタンス)」(2022年12月末まで)
- 29階展望フロア
- 4階レストラン:THE TERRACE yokohama marine tower
- 3階ブライダル:THE HOUSE yokohama marine tower Wedding
- 2階ショップ:マリンタワーショップ
- 2階アートギャラリー:企画展「森洋史の海の物語」(2022年12月末まで)
- 2階観光案内所:横浜シティガイド・デスク& 旅のライブラリー
- 1階カジュアルレストラン:Eggs ‘n Things 横浜マリンタワー店
- 1階ハワイアンショップ:menehune collection
- 1階バー:mizumachi bar
デイチケット入場時間:10:00~18:00(17:30最終入場)
ナイトチケット入場時間:18:00~22:00(21:30最終入場)
※6月~8月の夏季のナイトチケット入場時間は日没に合わせて19:00~
デイチケット入場料
平日:一般(高校生以上)1,000円 / 小中学生500円
土日祝日:一般(高校生以上)1,200円 / 小中学生 600円
ナイトチケット入場料
平日:一般(高校生以上)1,200円 / 小中学生 700円
土日祝日:一般(高校生以上)1,400円 / 小中学生 800円
※表示はすべて税込み。
※18時以降は特別営業となるため上記料金とは異なります。(季節により変動あり)
※施設が定める特定日(GW・お盆休み等)、及び企画営業(初日の出、花火大会等)については料金が異なります。
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