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青森県の伝統工芸品に指定されているガラス工芸、津軽びいどろ。たったひと握りの偶然が生んだ美しい色彩は、日本の四季や青森の自然を映し出し、国内のみならず海外でも人々を魅了し続けています。今回は、そんな津軽びいどろの魅力をたっぷりご紹介します。
津軽びいどろとは?
「びいどろ」という名称は、ポルトガル語で「ガラス」を意味する「vidro」という単語に由来します。津軽びいどろは、青森県青森市のガラス工房『北洋硝子』で生産されるガラス工芸で、1996年に青森県の伝統工芸品に指定されました。
紀元前1世紀から受け継がれる「宙吹き」という伝統技法を用いてつくられる津軽びいどろは、手づくりならではの自由で個性的なデザインや、やわらかであたたかみのある形が魅力です。
北洋硝子が独自に調合し開発した100種類以上の色ガラスは、美しい日本の四季や青森の豊かな自然を表現し、日本を代表するハンドメイドガラスとして日常生活に彩りと季節感を演出します。その美しさは、日本のみならず海外でも高く評価され、中には熱心なコレクターがいるほど。
偶然が生んだ美しい色ガラス
津軽びいどろを生産する北洋硝子は、青森市富田にある昭和24年創業のガラス工房。その始まりは、漁業用の浮玉を製造する工場でした。そのため元々は無色透明のガラスが作られていましたが、ある偶然の出来事がきっかけで色ガラスが誕生します。
海岸の多い青森県の中でも、一際美しい砂浜と緑豊かな自然が続く七里長浜。ふと職人が思いつきで七里長浜のひと握りの砂を原料として加えてみたところ、無色透明なガラスが深みのある美しい緑へと色づいたのだそう。この出来事をきっかけに本格的な色づくりが始まり、今に続く数多くの色彩の土台が培われていったのです。
日常に彩りを添える器たち
職人たちの高い技術により、美しい食器や花器が現在も多く生産されている津軽びいどろ。日本ならではの四季の色にこだわり、さまざまな色を組み合わせてできる器たちは、日本の暮らしによく合い日常に華を添えます。
さくら さくら
日本の春の景色に欠かせない桜。春の訪れを祝うように咲く桜を表現したのが「さくら さくら」シリーズです。桜並木のようなやさしい色合いが特徴のこのシリーズは、グラスや盃のほか、皿や一輪挿し、箸置きなどバリエーションも豊富で毎日の食卓を華やかに彩ります。
価格:1,650円 |
NEBUTA
夜に映える色鮮やかさやが印象的な東北三大祭りのひとつ、「ねぶた祭」。その色彩を8色のガラスで表現した人気シリーズです。
光に当たって輝く、カラフルでフォトジェニックな影もその魅力。朝・昼・夜の光をかざして、それぞれの表情をお楽しみください。
価格:5,500円 |
金彩ぐいのみ
移ろいゆく日本の四季を表現した「金彩ぐいのみ」シリーズ。絶妙な色合いと、日本酒のまろやかな甘みを感じやすい厚みと形が特徴です。
【 津軽びいどろ HANABI はなび 金彩 ぐいのみ 】石塚硝子 価格:1,980円 |
桝酒杯 風の香
やさしい風に、ふわりと香りが漂う青森の春を表現した「桝酒杯 風の香」シリーズ。色は、桜、若草、春霞の3色で、どれもガラスに溶け込むような淡い色合いが特徴です。小ぶりで女性にも持ちやすく、日本酒の香りをたっぷりお楽しみいただけるグラスです。
価格:3,850円 |
「津軽びいどろ」のある暮らしで華やかな毎日を
今回は、青森の伝統工芸品「津軽びいどろ」についてご紹介しました。職人たちがひとつひとつ作り出すぬくもりある形と、美しい風景を表現する鮮やかな色彩は、現在も多くの人々を魅了し続けています。お祝いなどギフトにはもちろん、日常に取り入れて、毎日を明るく鮮やかに彩ってみてはいかがでしょうか?
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