当サイトではアフィリエイトプログラムを利用しています。
6月26日は「露天風呂の日」ということをご存知でしょうか?岡山県真庭市にある湯原温泉では、毎年露天風呂の日にイベントが行われています。湯原温泉は古くから湯治の場所としても知られ、あの名将である豊臣秀吉の側室も利用したとの記録が残っています。
今回は露天風呂の日の由来や、湯原温泉の特徴、湯原温泉を堪能できるおすすめのお宿をご紹介します。
露天風呂の日とは?
露天風呂の日制定は1987年!
露天風呂の日は、現在の岡山県真庭市にあたる岡山県湯原町の湯原町旅館組合と湯原観光協会によって1987年に制定されました。
湯原観光協会によって1987年の6月26日に開催された「第1回露天風呂の日イベント」が、日本で初めての露天風呂の日イベントです。
その後2016年6月26日に日本記念日協会によって「露天風呂の日」として正式に認定・登録されました。
6月26日が露天風呂の日の理由って?
なぜ6月26日が露天風呂の日になったのでしょうか。ポイントは6・26をそのまま読んでみることです。
6=ろ、・=てん、26=ふろ で「ろてんぶろ」!
なんと語呂合わせで名づけられました。・を、てんと読む部分に粋があって面白いですね。
そこで2017年以降は露天風呂や内湯を巡るチケットを購入することで、露天風呂の日を楽しめるようになっています。
気になる2022年の露天風呂の日イベントは?
露天風呂当日の6月26日(日)は湯原温泉街にて早朝から様々な神事イベントが開催されます。
温泉之祖神参拝(06:26〜)
露天風呂の日に行われる最初の神事が温泉之祖神参拝です。美甘宗玄(みかもそうげん)という人物は、慶畏17年 (1612年)に津山藩森家より許しを受けて以降、湯原温泉の管理・運営を担ってきました。
温泉之祖神は、美甘宗玄の子孫が美甘宗玄を称え大正5年に建てた石碑です。石碑は美甘宗玄の墓碑の隣に建てられています。
露天風呂大掃除(07:26〜)
神様が与えて下さった恵みへの感謝の表しとして、「砂場」露天風呂の大掃除を行います。「砂場」は湯原温泉のシンボルとも言える、天然の大露天風呂です。ほら貝が鳴ったら、掃除開始の合図。大掃除には一般の方も参加できます。たわしやブラシを手に取って、砂場の湯舟を一緒に磨いてみましょう。
お湯取りの儀(08:26〜)
お湯取りの儀は温泉薬師堂前で行われます。温泉薬師で酌み取られた薬湯を露天風呂(砂湯)へ角樽で運ぶというとても厳かな儀式です。
お得なチケット
露天風呂の日の期間中は湯めぐり観光におすすめなお得なチケットが販売されています。
① 湯めぐり手形
湯めぐり手形を購入して、旅館や入浴施設2か所の日帰り入浴が楽しめます。
料金:¥1,000
販売場所:湯原観光情報センター窓口
販売期間:2022年5月26日(木)〜26日(日)
② まちあるきチケット
お買い物や食べ歩きに利用できる1,200円分のチケットを、1,000円で購入できてしまうお得なチケットです。チケットは200円券が6枚つづりの仕様となっています。
料金:¥1,000
販売場所:湯原観光情報センター窓口
販売期間:2022年5月26日(木)〜26日(日)
湯原温泉とは
湯原温泉郷の総称
湯原温泉は、湯原地域にある5つの温泉地の総称のことです。
5つの温泉地には、湯原温泉・下湯原温泉・真賀温泉・足温泉・郷緑温泉があります。
5つある温泉地の中でも、最も豊富な湯量を誇っているのが湯原温泉です。泉源の全てが自噴泉であり、温泉の温度は45度前後であることから、加温や加水なしで源泉かけ流しが楽しめるのが最大の特徴です。
源泉自噴泉で日本に20~30ヶ所しかない希少な足元湧出!その効能は?
足元湧出とは、温泉が地下から湧き出たその場所で、入浴できてしまう温泉のことを言います。一度も空気に触れることのない、湧き出たままの源泉を楽しめるのです。日本の温泉地数は現在のところ2,934か所あります。(2022年6月時点)足元湧出の温泉はそのうち20~30か所と割合にすると1%ほどしないため非常に珍しいことが分かります。
気になる湯原温泉の効能ですが、慢性リウマチや神経炎、骨及び関節などの運動器障害に効果が期待されるほか、疲労回復や不眠症などの日々の疲れにも効果が期待されるとされています。
秀吉が愛した「おふくの方」の療養地
湯原温泉の菊の湯前には「おふくの方湯治邸跡」があります。おふくの方とは、豊臣秀吉の側室として知られた女性で美貌も兼ね備えた才色兼備の女性だったと言われています。
天正12年(1584年)、おふくの方が病を患った際に、おふくの方を生母にもつ五大老 宇喜多秀家(うきたひでいえ)が、この場所に湯屋を建てさせて療養したとの記録があるそうです。おふくの方はこの地で37日間療養した結果、手足の痛みが消え再び秀吉の待つ大阪城へ召し出されたとしてこの地が療養地として有名になりました。
全国露天風呂温泉番付で「西の横綱」にランクインも!
湯原温泉は1981年の「露店風呂番付」で、西の横綱に選出されました。
露天風呂番付とは、行司に旅行作家・温泉評論家の野口冬人、勧進元に暁教育図書編集部を迎えてまとめたものです。選考は①温泉の利用は有料か無料か②公益性③管理状況④周辺環境をもとに選ばれています。ちなみに東の横綱には、群馬県の宝川温泉が選ばれています。
心も体も癒してくれる!湯原温泉おすすめ宿3選!
湯の蔵 つるや
湯の蔵つるやは2015年には創業100年を迎えた歴史のある旅館です。大正時代に創業した当初は酒造業を営んでいたというだけあって、美味しいお酒を思う存分楽しめるところが評判です。日本海の海の幸と、地元の野菜を使った料理でのおもてなしも格別のお宿ですよ。
湯原温泉 湯快感花やしき
関西方面や中国地方方面から車で3時間圏内の位置にあるのが湯原温泉の魅力。その中でも「なんとなく行きたくなる」を合言葉にしているお宿が湯快感花やしきです。
ふとした時に「なんとなく行きたくなる」という言葉通り、肩肘張らずに滞在でき、ゆったりとした時間の流れを堪能できるのが一番の魅力。料理長が厳選した素材を使用した料理で身も心もリフレッシュすること間違いなしです。料理は月ごとに変わるので、訪れる度に違った味わいが楽しめます。
湯原温泉 我無らん
「誰にも邪魔されず、ゆっくりこもれる宿」がコンセプトのお宿。注目すべきは温泉なのに「バリスタイル」で天然掛け流しのお湯が楽しめる点です。お部屋は全部で6室あり、部屋ごとに異なるテーマの内装が施されています。しかも全室に天然掛け流しの温泉がついていて、心ゆくまで温泉を堪能できますよ。
料理は地元の食材をふんだんに使った創作和食が待っています。最高の瞬間の味を楽しんでもらえるようにと、1品ずつ出してくれるホスピタリティも完璧です。
湯原温泉で生まれたままの源泉を楽しもう!
古くから湯治の場所としても知られてきた湯原温泉。温泉は体だけではなく、日々の生活で疲れた心も温めてくれるでしょう。露天風呂の日イベント期間中は、いつもよりもお得に温泉が楽しめます。この機会にあなたも露天風呂をめぐる旅へ出掛けてみませんか?
当サイトではアフィリエイトプログラムを利用しています。