「ドナウの真珠」に恋して
ブダペスト+郊外観光で味わうハンガリー大人旅

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中欧で最も美しい街とも称される、ハンガリーの首都・ブダペスト。 ドナウ川を挟んで、歴史の重みを感じる「ブダ」地区と、都会的な華やかさが広がる「ペスト」地区。この2つの顔を持つ街は、一度訪れると忘れられない魅力に溢れています。

パリほど気取らず、ウィーンほど堅苦しくない。そしてどこか懐かしく洗練された街。今回は、ブダペストの優雅な「今」と、そこから少し足を伸ばして出会う「知られざるハンガリー」の世界へご案内します。

【美食と滞在】ブダペストの優雅を味わい尽くす

Fisherman’s Bastion(漁夫の砦)からドナウ川とブダペストの絶景を見下ろす

旅の拠点は、やはりブダペスト。 この街では、有名な観光名所をスタンプラリーのように回るのではなく、「優雅な時間を過ごす」こと自体を目的にしてみませんか。

ハンガリーの建築美に泊まる「Párisi Udvar Hotel Budapest」

Párisi Udvar Hotel Budapest(パーリシ・ウドヴァル・ホテル・ブダペスト)

旅の質を左右するホテル選び。今回おすすめしたいのは、ペスト側にあるPárisi Udvar Hotel Budapest(パーリシ・ウドヴァル・ホテル・ブダペスト)。 かつてのショッピングアーケードを改装したこのホテルは、ハイアットの「アンバウンド コレクション」の一つであり、一歩足を踏み入れると、ため息が出るほどの建築美が広がっています。

アール・ヌーヴォー様式とネオ・ゴシック様式が融合した空間。ガラス天井から降り注ぐ光、精緻な装飾、そしてハンガリー建築の宝石・ジョルナイ製のタイル。 朝食をいただいたり、ロビーラウンジでコーヒーを飲むだけでも、映画の主人公になったような高揚感に包まれます。立地もドナウ川からすぐの場所にあり、朝の散歩にも最適です。

Párisi Udvar Hotel Budapest – The Unbound Collection by Hyatt
+36 1 576 1600
チェックイン15:00 チェックアウト12:00
※お出掛けの際には、必ず最新情報を公式ウェブサイトでご確認いただくか、直接施設にお問い合わせください。

老舗「グンデル」で味わう優雅な伝統の味

Gundel Cafe Patisserie Restaurant(グンデル)

美食も見逃せません。市民公園のそばにある老舗レストランGundel(グンデル)は、ハンガリー料理の殿堂とも言える場所。エリザベス女王やローマ法王も訪れた歴史を持ちます。

ここで必ず味わいたいのが、ハンガリーを代表する食材「フォアグラ」や、国宝とも呼ばれる豚肉「マンガリッツァ豚」を使った料理。 濃厚なグヤーシュスープと共に、名物のクレープデザート「グンデル・パラチンタ」をエレガントな空間でいただく。生演奏にもうっとりな満足空間です。

Gundel Cafe Patisserie Restaurant
+36 30 603 2480
11:30〜22:00
なし
※お出掛けの際には、必ず最新情報を公式ウェブサイトでご確認いただくか、直接施設にお問い合わせください。

ドナウ川が魅せる「黄金の夜」

黄金色の光が揺れる、夜のドナウ川

そして、夜はもちろんドナウ川へ。 「ドナウの真珠」という言葉が真実であることを実感するのは、陽が落ちてからです。 ライトアップされた国会議事堂、くさり橋、そして王宮。漆黒の川面に黄金色の光が揺れる様は、世界中のどこよりもロマンティックで、パリやプラハの夜景とはまた違う迫力があります。

おすすめは、夜の貸切ボートやディナークルーズ。 シャンパン片手にこの絶景を独り占めする時間は、旅をより一層ドラマチックに演出してくれますよ。

【体験】名窯「ヘレンド」の工房へ。ハンガリーが誇る手仕事の美に触れる

Porcelanium – Herendi Porcelánmanufaktúra Látogatóközpont(ヘレンドビジターセンター)

ブダペストで都会の魅力を味わったら、次はこの国が誇る手仕事の世界へ。往復の移動を含めても日帰りで十分に楽しめる、大人の知的好奇心を満たすスポットをご紹介します。

「観る」だけでなく「創る」。大人のためのワークショップ

美しく飾られたヘレンドのテーブルセット(左)とバラ作り体験(右)

ヴィクトリア女王やダイアナ妃にも愛された磁器ブランド、Herend(ヘレンド)。 ブダペストから車で約1時間半の本拠地・ヘレンド村では、その繊細な世界観を存分に味わうことができます。

ここの魅力は、博物館で歴史的なコレクションを見るだけにとどまらない点です。 「ミニマニュファクトゥラ(ミニ工房)」で職人の緻密な絵付けを見学した後は、ぜひワークショップへ。人気のコースでは、陶土を使ってヘレンドの象徴的なモチーフであるバラを作る体験などが楽しめます。自分で創り上げた作品は、何よりの旅の記念になるはずです。

Apicius(アピシウス)で使われているヘレンドの美しい器

体験の後は、併設のカフェ「Apicius(アピシウス)」へ。ヘレンドの器でいただくコーヒーやケーキは格別で、美しいものに囲まれて過ごす、優雅な1日となります。

Porcelanium – Herendi Porcelánmanufaktúra Látogatóközpont
+36 88 523 231 
10:00〜17:00
日・月(2026年3月30日まで冬季休業中。3月31日より営業再開予定。)
アクセス:ブダペストから車で約1時間半
※お出掛けの際には、必ず最新情報を公式ウェブサイトでご確認いただくか、直接施設にお問い合わせください。

【絶景と癒やし】もう一歩深く、ハンガリーの原風景へ

バラトン湖

もし日程に余裕があるなら、ブダペストとは全く違う時間を過ごせる場所へ1泊足を伸ばすのもおすすめです。

究極のデトックス「ヘーヴィーズ温泉湖」

ヘーヴィーズ(Hévíz)温泉湖

「旅の疲れを癒やしたい」「美容に関心がある」という方には、Hévíz(ヘーヴィーズ)温泉湖がおすすめ。 ここは世界最大の天然温泉湖であり、湖そのものが巨大な露天風呂になっています。

深さ38メートル、源泉からは豊富な湯が湧き出ており、湖の水は約3日で完全に入れ替わります。 浮き輪を使ってプカプカと温かい湖に浮かべば、目の前には睡蓮の花、周りは深い森。重力から解放される浮遊感と、泥炭を含む湯のデトックス効果は、他では味わえない体験です。

Thermal Lake of Hévíz
+36 83 342 830
9:00〜17:00(季節により変更あり)
アクセス:ブダペストから車で約2時間
※お出掛けの際には、必ず最新情報を公式ウェブサイトでご確認いただくか、直接施設にお問い合わせください。

湖と修道院が描く絶景。バラトン湖とティハニ半島へ

ティハニ修道院(Tihany Abbey)

ヘーヴィーズの近くには、ハンガリーの海と呼ばれる中欧最大の湖、バラトン湖が広がっています。 このエリアで必ず訪れたいのが、湖に突き出した半島にあるTihany Abbey(ティハニ修道院)です。

1055年に設立された歴史ある修道院で、バロック様式の2つの塔が印象的。丘の上に位置しているため、ここから見渡すバラトン湖のパノラマは、地域随一の美しさを誇ります。ラベンダーの産地としても知られ、ショップには香り豊かな雑貨が並びます。

Tihanyi Bencés Apátság
+36 87 538 200
10:00〜16:00(季節により変更あり)
アクセス:ブダペストから列車(特急)または車で約1時間半〜2時間
※お出掛けの際には、必ず最新情報を公式ウェブサイトでご確認いただくか、直接施設にお問い合わせください。
Szászi Estate

絶景を楽しんだ後は、湖畔のBadacsony(バダチョニ)地区へ。 ミネラル豊富な白ワインの産地であり、「Szászi Estate」のような眺めの良いワイナリーでランチを楽しむ午後は、まさに至福のひとときです。

Szászi Birtok Vinotéka és Kávézó Hegymagas
+36 30 255 1373
10:00〜16:00(土日は9:00〜)
アクセス:ブダペストから車で約2時間半/ティハニから約50分
 ※お出掛けの際には、必ず最新情報を公式ウェブサイトでご確認いただくか、直接施設にお問い合わせください。

時間が止まった村。生きた世界遺産ホッロークーを訪ねて

ホッロークー(Hollókő)

「可愛い村が好き」「伝統文化に触れたい」という方には、北部のHollókő(ホッロークー)へ。ブダペストから車で約1時間半で行ける、 おとぎ話のような伝統家屋が並ぶこの村は、村全体がユネスコ世界遺産に登録されています。

ここには、観光地化されすぎていない、素朴で静かな村の空気が流れています。 特別な日には、何枚ものスカートを重ねた色鮮やかな民族衣装を村人が身にまとうことも。実際に衣装を着て写真を撮る体験も可能で、まるで数百年前にタイムスリップしたかのような一枚を残せます。

知っておきたい基本情報と移動のコツ

最後に、ハンガリー旅行をより快適にするための基本情報をご紹介します。

アクセス

日本からの直行便はないため、欧州(フランクフルト、ミュンヘン、ワルシャワなど)や中東を経由するのが一般的です。 また、ウィーンから鉄道(レイルジェット)で約2時間半という近さも魅力。ウィーン観光の後にブダペストへ移動するルートは、最もポピュラーな選択肢の一つです。

ベストシーズン

気候が穏やかな春(4〜6月)と秋(9〜10月)。特に秋はブドウの収穫時期でもあり、ワイン好きにはたまらない季節です。

通貨

フォリント(HUF)。ユーロが使える場所も増えていますが、レートが悪い場合もあるため、クレジットカード決済を基本にしつつ、少額の現地通貨を用意しておくと安心です。チップは料金の10〜15%程度が目安です。

移動のコツ

ブダペスト市内の移動は地下鉄や配車アプリ「Bolt」で快適ですが、郊外へは専用車での現地ツアーをおすすめします。

心を満たす旅を、ハンガリーで

ドナウ川が映し出す歴史と洗練、美食と芸術、そして静かな原風景まで。
ブダペストを起点に広がるハンガリーの旅は、ただ名所を巡るだけではなく、「本物に触れ、心を満たす時間」を与えてくれます。
優雅に泊まり、丁寧に味わい、手を動かして創り、自然と伝統に身を委ねる——その一つひとつが、大人の感性に静かに響く体験となるはず。
次の休暇には、華やかさの奥にある豊かさに出会う旅先として、ハンガリーを選んでみてはいかがでしょうか。

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エクセンス編集部
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