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箱根・芦ノ湖は都内から日帰りで行ける観光地として、週末は多くの観光客でにぎわいます。そんな箱根周辺には多くのホテルや旅館が軒を連ねています。なかでも芦ノ湖畔にあるリゾートホテル「山のホテル」は他のホテルと一線を画したホテルです。今回は「山のホテル」について、そして自慢のツツジ庭園について紹介します。
山のホテルについて
どんなホテル?
箱根・芦ノ湖畔に面した西洋リゾートホテル。三菱の創業者・岩崎彌太郎の甥である岩崎小彌太男爵の別宅跡に建てられたホテルとして知られています。
客室はブラウンを基調とし、落ち着いた温かみのあるお部屋が特徴。8つの部屋タイプがあるので、利用用途に合わせて客室を選ぶことができます。
プレミアムタイプの客室には温泉バスが備わっており、プライベート空間で芦ノ湖の景色を眺めながら温泉につかれます。自家源泉の温泉は美肌の湯として知られ、入ればお肌がすべすべに。サウナやスパも完備しており、日頃の疲れを癒してくれることでしょう。
レストランはフレンチと日本料理の2種類あり、両レストランともに芦ノ湖の景色を眺めながら食事を楽しめます。ティータイムには芦ノ湖畔に浮かぶように建つ絶景カフェでアフタヌーンティーを楽しむのもおすすめです。
庭園について
「山のホテル」の最大の魅力はなんといっても広大な庭園。約15万㎢ある庭園に咲く四季折々の花がゲストを出迎えてくれます。春は桜、初夏にはツツジとシャクナゲの花々が庭園を彩り、6月には梅雨の風物詩・あじさいが庭園の散歩路に沿って咲きます。夏と秋の2回にかけてバラが見頃を迎え、11月には寒さを告げるように紅葉の美しい木々が園内を彩ります。
アクセス
電車で行く場合、箱根湯本駅からバスで約40分、タクシーで約25分。都内から行く場合は、新宿駅からホテルまで直行で行ける小田急ハイウェイバスがおすすめです。車で行く場合、箱根新道芦ノ湖大観インターチェンジを降りて約10分で到着します。
「山のホテル」自慢のツツジ
山のホテルの庭園ではさまざまな種類の花を栽培しています。特に、岩崎小彌太男爵も愛したツツジの栽培には力を入れています。丹精を込めて栽培されたツツジの庭園は、2022年3月に「日本植物園協会ナショナルコレクション」に認定されました。後世に残す価値のある植物として認められたのです。
見頃はいつ?
ツツジの見頃は例年5月の上旬から中旬にかけて。4月下旬からゴールデンウィーク前半にかけて徐々にツツジの花が咲き始めます。見頃はゴールデンウィーク後半からゴールデンウィーク明けにかけてです。その年の気候によって開花時期が異なりますので、庭園を訪れる際はあらかじめ開花情報を調べていきましょう。
どんな品種がある?
庭園のツツジは84品種あり、約3,000株が花を咲かせます。中には、関東の他の庭園では見られない希少なツツジもあります。
紫麾(むらさきざい)
調査した研究者も咲いているのを初めてみたというほど珍しい貴重種。雄しべのない八重咲きのツツジです。
白万葉(しろまんよう)
花の中に花が咲く万葉咲きのツツジで、貴重種です。
若鷺(わかさぎ)
常緑性ツツジで薄肌色の大輪一重の品種。秋にも咲くことがあるツツジです。キシツツジの白色の品種であることが近年、DNA鑑定で明らかとなりました。
紫琉球(むらさきりゅうきゅう)
常緑性ツツジで、薄紫色の大輪一重咲きの品種。雄しべも雌しべも赤紫色で、雌しべは雄しべの約2倍の長さがあることが特徴です。
峰の松風(みねのまつかぜ)
常緑性ツツジで白色に紅紫色の絞りが入った大輪一重の品種。現在は生産されていないとされる品種で、関東の庭園ではほとんど見られない貴重な品種です。
飛鳥川(あすかがわ)
淡い紅色の花弁に濃い紅色の絞りが入った中輪一重の品種。江戸時代からある古い品種ですが、希少な品種で現在はほとんど栽培されていません。
見頃のツツジ鑑賞を盛り上げる「つつじ・しゃくなげフェア」
庭園では毎年、ツツジが咲き始める4月下旬から5月中旬に合わせて「つつじ・しゃくなげフェア」を開催しています。フェア期間中は見頃のツツジやしゃくなげの鑑賞だけでなく、苗木の販売も行っています。年によってはツツジの専門家を招いての講演会や俳句募集、フォトコンテストも実施しています。
古き良きツツジを後世に残す「男爵の100年ツツジ 100年先への挑戦」計画
庭園のツツジの中には岩崎小彌太男爵の別宅時代に植えられたツツジもあり、中には樹齢100年を超える株もあります。この貴重なツツジを100年先まで残す取り組みが2015年から始まりました。ツツジは本来、枯れたり弱ったりしたら木を植えかえます。このプロジェクトでは樹齢100年のツツジを挿し木として他の農場で育ててもらうことで、樹齢100年のつつじのDNAを残しています。
周辺のおすすめスポット
箱根神社
関東総鎮守・箱根権現として古くから信仰を集める神社。開運厄除や交通安全、縁結びなどの御利益があるとされています。お土産には箱根の伝統工芸品である寄木細工で作られた御守りを買ってみるのもおすすめです。
九頭竜神社
箱根神社の境内にある九頭竜神社は、一昔「九頭竜さま」と崇められた、芦ノ湖の守護神・「九頭竜大神」がまつられています。商売繁盛や金運などの御利益がありますが、有名なのは縁結びです。良いご縁を求めて若い女性を中心に多くの人が足を運びます。
大涌谷
箱根周辺で有名な観光地のひとつ。標高1,044mで、今も火山活動の影響で噴煙が上がる様子が見られます。観光した後は大涌谷名物「黒たまご」を買って食べるのが定番です。大涌谷にある「延命地蔵尊」にあやかって、黒たまごを1個食べると7年寿命が延びると言い伝えられるようになりました。今では、縁起のいい食べ物として多くの人に愛されています。
ゴールデンウィークは山のホテルのツツジを見に行こう!
「山のホテル」は全国でも珍しい、庭園を管理しているホテルのひとつです。ホテルに泊まりながら、富士の峰と芦ノ湖を望む絶好のローケーションで、ツツジの花にいやされること間違いなしです。開花時期は毎年変わるので、公式サイトをチェックしてツツジの見頃を見逃すことがないようにしましょう。
庭園見学時間:9:00〜17:00
※ご予約の際には、必ず最新情報を施設の公式ウェブサイトでご確認いただくか、施設にお問い合わせください。
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