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サメの飼育種類数日本一のアクアワールド茨城県大洗水族館(アクアワールド・大洗)では、2020年に新コンセプト「新世海」をスタートさせました。くらげ365、IWASHI LIFE、オーシャンナイトライブ「雪月花」など、アクアリュームとしての可能性を追求するプロジェクトです。そして2023年3月、「驚きの新世海」が登場しました。今回の「新世海」は、”もっと近くで、もっと驚きを”をテーマに生まれ変わった「オーシャンテラス」を中心に、生き物と私たちの新たな関係を提案するものです。内覧会の様子を中心にアクアワールド・大洗の新しい魅力とエクセンス編集部おすすめの楽しみ方をご紹介します。
もっと近くで、もっと驚きを、オーシャンテラスが提案する「驚きの新世海」
リニューアルされた屋外施設「オーシャンテラス」には、フンボルトペンギンの水槽、カリフォルニアアシカとミナミアメリカオットセイの水槽があり、「もっと近くで、もっと驚きを」のコンセプトのもと、生き物たちとの新しいつながりが生まれるようにさまざまな工夫が凝らされています。太平洋の青い海が望めるバルコニーが新設されたほか、環境展示水槽も設置され、地元茨城県の海を中心に、沿岸地域の環境変化や身近な海の世界を再現しています。
フンボルトペンギン水槽
ペンギンたちと同じ目線で観察することができるエリアや目の前を歩く姿が見られる通路が設けられました。そして展示エリア内に岩穴を模した巣箱も設置され、タイミングが合えば、抱卵や子育てが観察できるそうです。空を飛ぶように泳ぐペンギンたちを観ることができる水中観覧スペースも人気です。
カリフォルニアアシカとミナミアメリカオットセイの水槽
この水槽の最大の特長はプールに向かって大きくせり出したステージ。飼育員とのパフォーマンスが行われる際には、アシカやオットセイは手の届くような近さに迫ります。高いステージからプールにダイブする姿は迫力満点です。そして、この水槽もペンギンの水槽同様に全方位から眺められ、機敏に動き回るカリフォルニアアシカとどっしり構えているミナミアメリカオットセイ、それぞれの個性を実感できます。
太平洋に面した海風を感じるバルコニー
今回の屋外エリアのリニューアルで忘れてはならないのが、新設されたバルコニーです。太平洋に面して設置されているので、青い海をバックに写真を撮ったり、ベンチに座って食事をしたり、飲み物を飲んだりしながら、のんびり過ごすことができます。また、水槽を真上から観察することもできます。
「もっと近くで、もっと驚きを」を実現するエキサイティングステージ
「もっと近くで、もっと驚きを」のコンセプトは、イルカやアシカのパフォーマンスが人気の屋内のオーシャンシアターにも反映されました。それがカリフォルニアアシカ専用の「エキサイティングステージ」です。4メートル四方のメインステージとその両サイドにサブステージが設けられ、今までにない至近距離でアシカたちの迫力満点のパフォーマンスを見ることができます。
エクセンス編集部のおすすめスポット
1. オーシャンホール
ここはオーシャンシアターでパフォーマンスを披露しているイルカたちの水中での様子を見ることができる場所です。ジャンプするときに水中で勢いをつける様子やプール全体を使って泳ぐ姿などが観られるまさにライブの舞台裏。ブルー一色の世界の中でイルカたちが泳ぐさまはとても幻想的です。
2. きらめく珊瑚礁の魚たち
「小さな輝きの新世海」として2022年7月から展示が始まった新水槽「きらめく珊瑚礁の魚たち」は、温暖な地域の珊瑚礁で小さな魚たちが群遊する姿を再現したものです。スズメダイ科のカラフルな小型魚種を中心に 3,000匹がきらめく水槽は、人気の撮影スポットのひとつです。
3. 幸せを呼ぶ!?ホワイトスポッテッドガーデンイール
チンアナゴの展示コーナーは子どもたちにも人気ですが、小さな女の子が「ママ観て! ハート」と興奮していたのは、ホワイトスポッテッドガーデンイールという長い名前のシンジュアナゴ属の魚で、ちょうど頭のあたりハートのような白い模様がありました。同じ水槽にいる黒い斑点のチンアナゴ、黄色と白のニシキアナゴとも別の種類の魚で、白い斑点があるのが特徴なのです。彼女が見つけたハートの模様は、個体特有のものだったようです。見つけられたらラッキーですね。
4. シロワニの成長を見守る
サメの飼育種類数日本一のアクアワールド・大洗で、外せないのが多種多様なサメの展示。なかでも2021年6月17日に生まれたシロワニに注目。環境省の海洋生物レッドリストで絶滅危惧種に指定されているサメですが、アクアワールド・大洗は日本で初めて(世界で5園館目)、水槽内での繁殖に成功しました。誕生時の体長92.2cm、体重4.3kgだったのが、今はすっかり凛々しい顔つきになり、体長も185.0㎝(2023年3月)まで成長しています。来館のたびに少しずつ大きくなるシロワニとの再会は、子供の成長を見守る親戚のような気分で楽しいですよ。
5. マンボウに癒される
観ているだけてほっこりしてしまうマンボウですが、その分類はフグ目マンボウ科マンボウ属でフグの仲間です。体の上下にある大きなヒレが背ビレと尾ビレで、左右に振りながらゆったりと泳ぎます。ここアクアワールド・大洗で複数のマンボウを飼育できるのは、日本一の大きさを誇るマンボウの専用水槽だからこそです。たくさんのマンボウを見ることができますが、驚いた際などには水槽の壁に体をぶつけて傷ついてしまうこともあるのだとか。そんなマンボウのために、透明の保護シートが設置されています。分刻みで動いている現代人にとっては、その姿を観ているだけでも癒されますね。
いつも何かが新しいアクアワールド・大洗
「新世海」を軸に、進化し続けるアクアワールド・大洗。今回ご紹介した「オーシャンテラス」では、生き物たちと素敵な出会いを体感できる新プログラムが始動します。カリフォルニアアシカが観覧スペースを練り歩く「アシカのおさんぽタイム」、生き物たちの食事の様子を飼育員の解説付きで楽しむ「もぐもぐタイム」も予定されています。皆さんも可愛い動物たちと「もっと近くで、もっと驚きに満ちた」体験をしてみませんか。
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