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約100年前にドイツ式ソーセージの製造法が伝わったと言われている千葉県習志野市。その歴史とレシピから生まれた「習志野ソーセージ」をご存じでしょうか。習志野市は「日本のソーセージ製法 伝承の地」と言われており、こだわって製造される習志野ソーセージは、今や千葉のご当地グルメの一つとして有名です。今回はそんな習志野市が誇る「習志野ソーセージ」の魅力をご紹介します。
習志野市は「日本のソーセージ製法 伝承の地」
1915年から1920年までの間、第一次世界大戦中に日本の捕虜となったドイツ兵が多く収容されていた「習志野捕虜収容所」が現在の千葉県習志野市にあたる千葉県千葉郡幕張町実籾にありました。その間、当時の農商務省は、ドイツ国内でソーセージ職人だったドイツ兵たちが収容所内でソーセージを製造している事を知ったそうです。そして当時千葉市に新設された農商務省畜産試験場の技師を収容所に派遣し、ドイツ兵たちからソーセージ製造を教わったといいます。このソーセージ製造技術が、後に日本全国の食肉加工業者たちに伝わっていきました。この事から、習志野市は「日本のソーセージ製法 伝承の地」と言われるようになったのです。
ソーセージ、ウインナー、フランクフルトの違いって?
習志野ソーセージの魅力をご紹介する前に、ソーセージ、ウインナー、フランクフルトの違いをご説明します。この3つの違いを説明できる方は意外に少ないのではないでしょうか。簡単に言うと、ソーセージという大きな部類の中にウインナーとフランクフルトがあります。具体的に言うと、ソーセージは、ひき肉に塩や香辛料で調味して、腸などのケーシングに詰めたものの総称です。そのソーセージの種類の1つであるウインナー(正式名称:ウインナーソーセージ)は使用する腸は羊腸で太さ20mm未満のもの、フランクフルト(正式名称:フランクフルトソーセージ)は使用する腸は豚腸、太さ20mm以上~36mm未満のものとJAS(日本農林規格)で定められています。つまりウインナーとフランクフルトはソーセージの種類の1つということになります。
習志野ソーセージはフランクフルト!
一般的によく食べられているソーセージはウインナー(羊腸使用)が多いですが、習志野ソーセージはフランクフルト(豚腸使用)です。また、習志野で約100年前にドイツ兵たちから伝わった当時のレシピに基づき、塩分濃度は通常よりも濃いのが特徴です。その理由としては、ヨーロッパではソーセージなどの食肉加工品は保存食品として発達したからだそう。噛むと口の中でしっかりと塩分を感じることができ、本場ドイツのソーセージの味わいが楽しめます。習志野ソーセージは表面を良く焼くことでより美味しく仕上がるので、焼いてそのまま食べるのも美味しいですが、ポトフやジャーマンポテト、ホットドッグなどに使用しても本場の味になるのでおすすめです。
本場ドイツの味が味わえる習志野ソーセージ
今回は「日本のソーセージ製法 伝承の地」と言われている習志野の名物「習志野ソーセージ」をご紹介しました。ご家庭でお酒のお供にしたり、バーベキューで焼いて食べたり、お中元や贈り物にもぴったりです。ソーセージの本場ドイツの味が楽しめる本格的なソーセージをぜひ味わってみてはいかがでしょうか。
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