温泉総選挙2021絶景部門を三連覇した
日帰り温泉山梨県の「みはらしの丘 みたまの湯」

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温泉ファンの投票でランキングが決まる「温泉総選挙」。6回目となる2021年の「絶景部門」では、山梨県の日帰り温泉「みはらしの丘 みたまの湯」(以下、みたまの湯)が1位となりました。2019年より3年連続で絶景温泉No.1に輝いた、みたまの湯の魅力をご紹介します。

露天風呂から望む大パノラマ!絶景を堪能できる日帰り温泉

3年連続で絶景部門の頂点に立つ日帰り温泉

みはらしの丘みたまの湯5月の景色
写真提供:みたまの湯(5月の景色)

観光産業の発展と支援を推進する「旅して日本プロジェクト」が主催し、環境省・内閣府・総務省・経済産業省・観光庁の5省庁が後援する「温泉総選挙」は、官民一体で展開する地域活性企画です。6年目となる2021年は、11月1日から2022年1月31日までオンラインによる応援投票が実施され、92日間で1,001,910票の投票がありました。
その結果、絶景部門は第1位 みはらしの丘 みたまの湯(山梨県市川三郷町)、第2位 大船渡温泉(岩手県大船渡市)、第3位 指宿温泉(鹿児島県指宿市)がトップ3に選出されました。
▷「温泉総選挙2021」 https://kanko.onsen-ouen.jp

みたまの湯は、2019年に温泉施設としては全国初となる「夜景100選」(新日本三大夜景・夜景100選事務局)と「日本夜景遺産」(施設型夜景遺産/日本夜景遺産事務局)をダブル受賞。そして今回、温泉総選挙 絶景部門3連覇という栄冠が加わりました。
▷「新日本三大夜景 夜景100選」 https://yakei.jp/official/
▷「日本夜景遺産」 www.yakei-isan.jp

昼間の開放感ある絶景ときらめくナイトビュー

みはらしの丘みたまの湯の内湯
写真提供:みたまの湯(内湯)
みはらしの丘みたまの湯(牡丹の湯)
写真提供:みたまの湯(露天風呂「牡丹の湯」)
みはらしの丘みたまの湯の夜景
写真提供:みたまの湯(露天風呂「藤の湯」)

甲府南インターから車で10分ほどの市川三郷町にある日帰り温泉みたまの湯。透明感のある茶褐色の温泉で、その源泉は約300万年前の太古の植物から溶け出した天然有機物を含むモール温泉(植物性温泉)。泉質はマイルドで良質なアルカリ性単純泉で、免疫力アップ、神経痛や関節痛、五十肩、疲労回復や健康増進に効能があるといわれています。
みたまの湯には、「藤の湯」と「牡丹の湯」、2つの浴室があります。いずれも源泉かけ流しの露天風呂と内湯を設けており、藤の湯の露天風呂からは南アルプスや八ヶ岳、秩父山系などが眺められます。一方、牡丹の湯は甲府盆地を見下ろす370mの高台にあり、日中はもちろん、きらめくナイトビューも楽しめます。夜景を堪能するためには日没の15分ほど前から露天風呂に入るのがおすすめ。夕暮れ時、甲府盆地に灯りが灯り始め、徐々に暗くなっていき、やがて夜景へと移り変わるこの時間帯はとてもドラマチック。事前に日没時間をリサーチして出かけましょう。
新緑や紅葉など季節の彩りを感じながら入浴できる露天風呂を備えた2つの浴室は、日替わりで男女交代になっており、公式ホームページから予定を確認できます。

整体やフットケアで心身ともにリラックス

みはらしの丘みたまの湯のリラクゼーション
写真提供:みたまの湯(リラクゼーションメニュー)

温泉浴の前後には、カラダのメンテナンスをしてみては?みたま温泉は、ケアメニューも充実しています(11:00~20:50/利用料は施術時間により2,050円~)。整体は、人間がもつ本来の自然治癒力を引き出すもの。全身を走る十四経路や骨格・筋肉のゆがみやずれを加圧してリラクゼーション効果をアップさせるボディケアです。また、フットケアメニューもあり、足裏のつぼ「反射区ゾーン」を刺激する「足裏健康法」は、足の疲れやむくみを癒やし、だるさを解消します。ほかにも、頭・首・肩を集中ケアするスキャルプや手を集中ケアするメニューなど、豊富なプランが用意されています。

郷土料理を味わったり農産物を入手したり。+αの楽しみも!

みたまの湯がある山梨県市川三郷町大塚地区の方言で、石が少なくきめ細かい肥沃な大地のことを「のっぷい」といいます。のっぷいで作られた農産物は、高品質で美味と評判です。温泉に併設されている地産地消を推進する食事処「みはらし亭」は、みたまの湯周辺ののっぷい畑で育った野菜をメインに、甲州の郷土料理など多彩なメニューをラインアップしています。

みはらしの丘みたまの湯の食事処「みはらし亭」
写真提供:みたまの湯(みはらし亭)

春は町の特産品のひとつ、みたま菜(野沢菜)、タケノコ、山菜、生でもおいしいトウモロコシ「甘々娘」(かんかんむすめ/旬は6月)。夏から秋はフルーツ王国山梨のモモやブドウ。冬には長さ1mにも及ぶ大塚ニンジン(旬は12~2月)など根菜類、ちぢみホウレンソウやイチゴ……と、四季を通じてさまざまな野菜やフルーツを使ったメニューが味わえます。また、ほうとうや馬刺し、とりもつ煮といった甲州の名物料理も提供しています。

温泉とグルメを堪能した後は、隣接のJA山梨みらい「のっぷい農産物直売所」へ(営業時間9:30~17:00)。

みはらしの丘みたまの湯ののっぷい農産物直売所
写真:みたまの湯(のっぷい農産物直売所)

のっぷい畑で収穫した野菜や果物を地元農家が直接毎朝届けています。新鮮でおいしいと人気が高い直売所で、山梨県ならではの食材を入手して帰りましょう。

気軽に体験できる非日常。気持ちがアガる絶景温泉

みはらしの丘みたまの湯10月の景色(藤の湯)
写真提供:みたまの湯(10月の景色)

780円というリーズナブルな日帰り温泉でありながら、昼夜の絶景を堪能できるみたま温泉。露天風呂につかりながら夜景を眺めるという、非日常を体験できるのはとても贅沢。気軽に立ち寄れる日帰り温泉で、気持ちがアガる一日を過ごしてみませんか。

みはらしの丘 みたまの湯
055-272-2641
10:00~22:00(入館~21:30)

入館料:大人780円、小学生500円
アクセス:中央高速道甲府南インターより約10分/中部横断道増穂インターより約15分/JR身延線甲斐上野駅下車タクシーで約5分 ※甲斐上野駅から無料送迎バスあり(土・日・祭日は運行していません)

※ご予約の際には、必ず最新情報を施設の公式ウェブサイトでご確認いただくか、施設にお問い合わせください。

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富永 直美
EXSENSES公式ライター

『地球の歩き方 aruco台湾』、『aruco台北』の編集者&ライター。共著に『台湾旅行最強ナビ』など。旅先で猫を撮影するのが趣味。

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