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高知市の中心地、帯屋町(おびやまち)のアーケードの西端にある「ひろめ市場」。ひろめ市場は昼間から、高知県の美味しい肴とお酒を楽しめる人気スポットです。また新鮮な魚介類やお土産物も販売しており、県内外のお客様で賑わっています。本記事ではひろめ市場の由来やおすすめのお店や、ひろめ市場から歩いて行ける観光スポットについて解説していきます。
「ひろめ市場」の由来
高知城と言えば、土佐藩主の「山内家」です。その土佐藩の家老、深尾弘人蕃顕(ふかおひろめしげあき)は、幕末の4代藩主に仕えていました。幕末、4代の藩主に仕え、侍達の能力を見極め活かすことに長けていた名家老と言われています。
その後、深尾弘人蕃顕の屋敷が無くなった跡地(現在のひろめ市場の建設場所)には、親しみをこめて「弘人(ひろめ)屋敷」と呼ばれていました。そして1998年10月、ひろめ市場が建設されました。同地が深尾弘人蕃顕の屋敷があったことにちなみ、「ひろめ市場」と名付けられました。
「ひろめ市場」の楽しみ方
ひろめ市場内には、郷土料理をはじめとするさまざまな店舗が2021年12月現在、約60店舗営業しています。さらに、お土産物や雑貨などを取り扱う店も軒を並べる、屋台風商店街です。
ひろめ市場は、ショッピングモールのようなフードコートとシステムは変わりません。しかし、ひろめ市場では昼間からお酒を飲んでいる人が多くいるため、イートインスペースでの「大宴会場」とも言えます。
ぎゅっと高知の美味しいが集まっている場所
ひろめ市場ではカツオのタタキや柚子など、高知の美味しい特産品のお店が軒を並べています。その中でも、ぜひ食べていただきたい特産品をご紹介いたします。
藁焼きのカツオの塩タタキ
お客さまの目の前でカツオの藁焼きをしている「明神丸」。おすすめなのは、焼き立ての温かいカツオでしか味わえない塩タタキです。
もともと「塩タタキ」は、土佐の漁師たちが釣った規格外のカツオを、さっと炙り塩で食べたことが始まりだと言われています。
焼き立てのカツオへ天日塩をふり豪快にいただく「塩タタキ」は、シンプルに塩で食べることにより旨みがダイレクトに伝わります。
価格:4752円 |
高知県産ニラとショウガたっぷり屋台の餃子
1970年に創業した「安兵衛」の餃子は、並ぶことが苦手な高知県民も並んで食べるほどの人気店です。高知県産のニラとショウガをたっぷりつかった餃子は、薄めの皮と少し小ぶりなため、おやつのように食べられる軽さも人気の秘密です。
安兵衛では、オーダーが入ってから職人がひとつひとつ餃子を包みます。餃子が焼きあがるまで、少し時間を要するため、待っている間になにか他の肴を物色するのも良いでしょう。
待たずに食べられる珍味
他の肴を物色するには「珍味堂」がおすすめです。県外の方からすれば、「これはなんだ?」と不思議な珍味が多数取り揃っています。しかも調理をしたものを陳列しており、待ち時間はほとんどいりません。どの珍味も美味しいですが、その中でもおすすめの珍味をご紹介します。
ご紹介した珍味は、高知県民にとって馴染み深い酒の肴です。ぜひ、ご賞味ください。
【ふるさと納税】藁焼きうつぼのたたき(タレ・薬味付き)約200g 2〜3人前 価格:12000円 |
ひろめ市場から徒歩で行けるおすすめの観光地
ひろめ市場で美味しいものを堪能後、気軽に歩いていける観光地をご紹介します。
日本100名城にも選定されている「高知城」
ひろめ市場から北へ徒歩数分で高知城の追手門へ。高知城跡は、国の史跡とされ日本100名城にも選定されています。高知城の最大の魅力は、天守と御殿がどちらもきれいに残っているところです。また高知城では、定期的に花回廊のプロジェクションマッピングなどのイベントも開催しており、幻想的な高知城を見ることも可能です。
300年以上の歴史がある「日曜市」
日曜市とは、高知城下の追手筋から長さ約1,000mにも渡り、約300店が軒を並べる街路市です。新鮮な野菜や果物、植木などさまざまなものが販売されています。朝6時~15時まで毎週日曜日に開催しており、多いときには1日に17,000人が訪れます。
老若男女、人懐っこい県民性
イートインスペースでお酒を呑み、偶然座った隣の席の人に話しかけるのも、ひろめ流の楽しみ方です。土佐の風土に育まれた食文化を引き継ぐ「自由で愉快な、ひろめ市場」に、ぜひ行ってみてはいかがでしょうか。
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