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東京駅から乗り込み1泊すると、翌朝には四国・山陰に到着している夜行列車、「サンライズ瀬戸・出雲」。いつかは、寝台列車で旅をしてみたいと思っている人も多いのではないでしょうか。本記事では、「サンライズ瀬戸・出雲」の魅力や、寝台のタイプや金額、切符の購入方法をご紹介していきます。
サンライズ瀬戸・出雲の寝台列車の魅力
東京駅を出発したサンライズ瀬戸・出雲は、ネオンが煌びやかな東海道沿線を走り抜けます。そして目覚めると「サンライズ瀬戸」では、瀬戸大橋から見渡せる雄大な景色が出迎えてくれます。また「サンライズ出雲」では、中国山地の山間を抜け宍道湖畔(しんじこはん)の美しい風景を楽しめることでしょう。
サンライズ瀬戸・出雲は、夜出発し朝到着します。そのため、時間を有効に使えるところも寝台列車のメリットのひとつです。
サンライズ瀬戸・出雲の運行区間と運行時間
サンライズ瀬戸・出雲は、東京から岡山までは、14両が連結されて運行します。岡山駅に到着すると7両ずつ分離し、サンライズ瀬戸は四国エリア「高松駅」へ、サンライズ出雲は山陰エリア「出雲市駅」へと分かれて運行します。
運行区間
サンライズ瀬戸・出雲は、東京駅を出発し、横浜・熱海・沼津・富士・静岡・浜松・姫路・岡山に停車します。岡山から、サンライズ瀬戸と出雲へ分かれて運行するわけですが、サンライズ瀬戸は、児島・坂出そして最終の高松の順に停車します。一方、サンライズ出雲は、倉敷・備中高梁・孝美・米子・安来・松江・宍道そして終点の出雲市の順に停車します。
運行時間
【下り時刻】
・サンライズ瀬戸:22:00東京駅発→6:27岡山駅着(6:31発)→7:27高松駅着
・サンライズ出雲:22:00東京駅発→6:27岡山駅着(6:34発)→9:57出雲市駅着
【上り時刻】
・サンライズ瀬戸:21:26高松駅発→22:23岡山駅着(22:30発)→7:08東京駅着
・サンライズ出雲:18:51出雲市駅発→22:23岡山駅着(22:30発)→7:08東京駅着
サンライズ瀬戸・出雲の寝台の種類
サンライズ瀬戸・出雲の寝台タイプは大きく分けて、A寝台・B寝台・ノビノビ座席の3種類となります。それぞれの特徴や金額について、詳しく見ていきましょう。
A寝台個室1人用(シングルデラックス)
シングルデラックスは、サンライズ瀬戸・出雲で一番ゴージャスな寝台です。広いベッドと洗面台、独立したデスクや椅子も完備。さらに乗車客専用のシャワー室もあります。また別の寝台と異なり、シャワーカードは無料で配布されます。シングルデラックスの部屋数は全部で6室しかないため、早めに予約をすると良いでしょう。
【合計運賃】
・東京駅→出雲市駅:29,490円
・東京駅→高松駅:28,820円
【内訳】
・寝台料金:13,980円
・運賃:12,210円(出雲市)・11,540円(高松)
・特急料金:3,300円
【シングルデラックスの設備品とアメニティ】
設備品:ベッド・電源コンセント・洗面台・布団・寝巻・目覚まし時計・空調・FMラジオ(イヤホンは付属なし)
アメニティ:洗顔フォーム・シャンプー&コンディショナーセット・ボディーソープ・シェービングフォーム・フェイスタオル・カミソリ・ヘアブラシ・化粧水・ヘアリキッド・靴磨き・シャワーキャップ・綿棒・ヘアゴム・コットン・石鹸・コップ・ハンガー
B寝台個室1人用(シングル)
ベッドとデスクが、コンパクトに収まっているシングル寝台。キャビンホテルのような趣で、おこもり感があります。1階と2階は同じ設備ですが、2階の窓は車両の形に合わせて湾曲になっており、夜空を楽しめます。
【合計運賃】
・東京駅→出雲市駅:23,210円
・東京駅→高松駅:22,540円
【内訳】
・寝台料金:7,700円
・運賃:12,210円(出雲市)・11,540円(高松)
・特急料金:3,300円
【シングルの設備品】
ベッド・電源コンセント・洗面台・布団・寝巻・目覚まし時計・空調・FMラジオ(イヤホンは付属なし)・コップ・ハンガー
B寝台個室1人用(シングルツイン)
シングルツインの部屋は、シングルとほぼ同じ設備ではありますが、跳ね上げ式の補助ベッドがあります。本来は1名用の寝台ですが、2名での利用も可能です。
【合計運賃】
・東京駅→出雲市駅:25,110円
・東京駅→高松駅:24,440円
(注意)補助ベッドを使用する場合、寝台料金5,500円と運賃・特急料金が別途必要となります。
【内訳】
・寝台料金:9,600円
・運賃:12,210円(出雲市)・11,540円(高松)
・特急料金:3,300円
【シングルツインの設備品】
ベッド・電源コンセント・洗面台・布団・寝巻・目覚まし時計・空調・FMラジオ(イヤホンは付属なし)・コップ・ハンガー
B寝台個室1人用(ソロ)
寝台の中でもっともリーズナブルな価格のソロ。個室全体がほぼベッドとなっており、天井も他の寝台に比べて低い造りとなっています。そのため、大柄な人は少し窮屈に感じるかもしれません。
【合計運賃】
・東京駅→出雲市駅:22,110円
・東京駅→高松駅:21,440円
【内訳】
・寝台料金:6,600円
・運賃:12,210円(出雲市)・11,540円(高松)
・特急料金:3,300円
【ソロの設備品】
ベッド・電源コンセント・洗面台・布団・寝巻・目覚まし時計・空調・FMラジオ(イヤホンは付属なし)・コップ・ハンガー
B寝台個室2人用(サンライズツイン)
サンライズツインの寝台には、シングルのベッドが2つ並んでおり、ホテルのツインルームのような雰囲気です。ご夫婦や恋人、友人などとの旅に最適な寝台と言えます。
【合計運賃】
・東京駅→出雲市駅:23,210円
・東京駅→高松駅:22,540円
【内訳】
・寝台料金:7,700円
・運賃:12,210円(出雲市)・11,540円(高松)
・特急料金:3,300円
【サンライズツインの設備品】
ベッド・電源コンセント・洗面台・布団・寝巻・目覚まし時計・空調・FMラジオ(イヤホンは付属なし)・コップ・ハンガー
ノビノビ座席
サンライズ瀬戸・出雲で一番リーズナブルなノビノビ座席。寝台料金はかからず、特急料金とは別に指定料金が必要です。ノビノビ座席は上下2段構造になっており、隣の区間とは素通しとなりますが、頭が隠れる部分は壁があるスペースです。
【合計運賃】
・東京駅→出雲市駅:16,040円
・東京駅→高松駅:15,370円
【内訳】
・運賃:12,210円(出雲市)・11,540円(高松)
・特急料金:3,300円(指定料金:通常期530円含む・繁忙期にはプラス200円)
サンライズ瀬戸・出雲の切符の買い方
サンライズ瀬戸・出雲の切符は、JR西日本Webサイト「JRおでかけネット」で、乗車日の1ヵ月前(午前10時)から予約が可能です。予約は会員登録が必要となります。そのため、事前に登録しておくとスムーズに予約できます。
切符の受け取りは、JR西日本の券売機や窓口がある駅に限ります。旅の当日ではなく、事前に切符を受け取っておくと安心です。また、切符を受け取るとき、決済したクレジットカードが必要です。
「シングルデラックス」や「サンライズツイン」は人気があり、売り切れてしまうことも。旅の予定が決まったら、早めに予約をするのが良いでしょう。
寝台列車「サンライズ瀬戸・出雲」で旅を楽しむ
サンライズ瀬戸・出雲の魅力やそれぞれの寝台の特徴、切符の買い方についてご紹介しました。飛行機でも新幹線でもない、寝台列車での長距離の旅。夜通し走る列車から星を眺められる寝台列車をぜひ、満喫してみませんか。
※お出掛けの際には、必ず最新情報を各施設の公式ウェブサイトでご確認いただくか、各施設にお問い合わせください。
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