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古都の風情が美しい!
山陰の小京都・津和野をゆったり巡る大人旅

島根県西部の穏やかな山間に佇む津和野町。山陰の小京都とも呼ばれる美しい町には、日本五大稲荷のひとつ「太皷谷稲成神社」をはじめ、城下町の面影を色濃く残した「殿町通り」など見どころが盛りだくさん。
日本三大芋煮に数えられる絶品の芋煮、伝統の和菓子などグルメも魅力満載。津和野町を満喫できるスポットをご紹介します。

旅のスタートはここから!大切に守られてきた景観を感じよう

まずは津和野駅から徒歩10分ほどにある「津和野町日本遺産センター」へ。江戸時代の津和野の風景を描いた100枚の水彩画「津和野百景図」を通じて、津和野町を案内する資料館です。

津和野の四季、自然、歴史文化、食というテーマで紹介される映像やパネル展示などを、常駐するコンシェルジュが解説してくれます。津和野の魅力を堪能できるおすすめのコースも紹介してくれるので、街歩きの準備にぴったりです!

津和野のシンボル、殿町通りで癒しの時間を

津和野を代表するメインストリート「殿町通り」からスタート!
武家屋敷のなまこ塀がならぶ石畳の通りで、城下町の面影を色濃く残しています。郷土料理の店やお土産店なども多い人気のエリアです。

白壁に面した通りの掘割を悠々と泳いでいる鯉は津和野のシンボル的な光景のひとつ。初夏には白や紫の花菖蒲が咲き乱れて、色とりどりの鯉とともに訪れた人を癒してくれます。

鯉は常時300匹から500匹ほど悠々と泳いでいるといいます。エサも販売されているので、間近に寄ってみるのも楽しいですね。

歴史に触れる!史跡を巡って心静かに過ごす散策も。

通りを南に進むと、西洋ゴシック建築の「津和野カトリック教会」が目に留まります。石造りの教会で、内部は珍しい畳敷き。レトロな街並みに溶け込みながらも美しく佇む姿は、キリシタン弾圧のあった歴史を思い起こさせてくれます。

「藩校・養老館」も注目すべきスポットのひとつ。森鷗外をはじめとする俊才を多く輩出した藩校で、現在は、武術教場(槍術・剣術)と史料を保管する御書物蔵の建物を含む敷地が当時のまま残されています、当時の学びや武術の授業が体験できるプログラムもあります。

車で3分のところには「森鷗外記念館」や復元された「森鷗外旧宅」もあるので、多くの史跡に出会うことができます。

食べ歩きにもおすすめ!伝統菓子「源氏巻」でひと休み

津和野を代表する銘菓といえば、元禄時代から愛されてきた「源氏巻」。ふんわりとしたカステラ生地で餡を包んで焼きあげた和菓子です。食べやすいサイズで街歩きのお供にはもちろん、お土産にもぴったり!

町内10軒ほどのお店で製造販売されているので、食べ比べをしてみてはいかがでしょう。

山の中のパワースポット!太皷谷稲成神社をお参りしよう

町から山の方向を見上げると、山の中腹にひと際鮮やかに鎮座しているのが「太皷谷稲成神社」。日本五大稲荷のひとつで、願望成就の「成」をとって「稲成」と表記される日本唯一の稲荷神社です。

商売繁盛や開運厄除けの神としても信仰され、パワースポットとしても人気です。本殿までは車で登ることもできますが、朱色の千本鳥居がトンネルのように連なる参道を歩いて登るのがおすすめ!参道の途中から眺める眼下の景色はもちろん、豪華絢爛な本殿から望む津和野の町並みは絶景です。

秋が待ち遠しくなる!日本三大芋煮が味わえる“食”のお祭りを開催

津和野の魅力を語るのに「芋煮」は欠かせません。芋煮は、津和野の秋の風物詩ともいわれる郷土料理で、山形県中山町、愛媛県大洲市の芋煮とともに「日本三大芋煮」として数えられています。炙った鯛の出汁と、具はサトイモとタイのほぐし身のみとシンプルで、津和野の銘酒とともに味わいたい逸品。

毎年10月~11月頃には、味や見た目の全く異なる3つの市町の芋煮と、各地の特産品が一堂に集うイベントを開催(2020年はオンラインにて開催されました)。地元津和野の蔵元による地酒の振る舞いや伝統舞踊なども行われます。

今回紹介したスポットはほんの一部。ぜひ実際に訪れて、津和野町の歴史と自然に癒されてみてはいかが?

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